表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/13

~プロローグ~

目の前にぽっかりと開いた入り口、その前に漆黒のローブを羽織った男が一人。


「ここか…こんなところ普通なら素通りするところだけどな。」


男はどう見ても一人なのに誰かに話しかけている。男の腰には一振りの剣。だが、剣と呼ぶにはあまりに短い。それは【短剣】と呼ばれる武器だった。


「中に入れば自動で閉まるんだな?」


ここは朽ち果てた遺跡の中ほどに位置する特に変わったところのない通路の一角。いわゆる隠し通路だ。だが、ここは永遠に開かないはずだった。


「まぁ、誰も来ないだろうがさっさと行くか。」


そう言うと男は何の躊躇もなく一人で入り口の中へ入っていく。そして男が中へ入って一分後、その入り口は元の朽ち果てた遺跡の壁になっていた。


この男こそ後にこの世界で大きな波乱を巻き起こす者であった。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ