表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
10/11

被害者 御曹司

長く更新せず放置して申し訳ございませんでした

というわけで、次の日

もう完全に、加害者扱いの私は

実況見分のため高宮宅へ


しかし、会った御曹司は前とは全くの面影がなかった

何故かは、まだ分からないが、これだけは言える

(まるで人形ね)

目は虚ろだし、正気がない

その御曹司が、私をみた瞬間

顔がこわばった

それは、恐れの表情

「こいつだ!こいつがお母様を殺したんだ!」

表情と言葉で何かが引っ掛かった

(表情筋が緩んでいる)

彼には、恐れの表情は一瞬しかなかった、あとは嘘の狂言

一瞬目が右上に向いた、これは、右脳にアプローチして空想を描いた証拠だし瞼が痙攣している

しかも、口が渇いている

し、たまに眼球筋が痙攣している

これは、薬物中毒によく出る

薬物中毒?この前までそんなこと無かった

「失礼」

私は、彼の腕を掴みとりまくりあげた

後ろにいた妻である愛子が驚いた顔をした

焦りの表情を私はみた

やはり、この女が仕組んだ事だと確信した

まだあの日から数日仕方っていない。まだ間に合う

まくった肘の裏には注射痕があった

「吉田警部補!すぐに、救急車呼んでください。宮原赤十字総合病院に!大平医師も呼んでください」

私は、吉田警部補に彼の腕を見せる

「これは、注射痕!」

「なに、ボヤッとしてるんですか!」

「は、はい。すぐに手配しろ」

「それと、愛子さんにもお話があります。逃げないでくださいね」一瞬顔がこわばった

ほんの一瞬だが、私は見逃さなかった

彼を、病院へと送った

禁断症状は出るだろうが、廃人になるよりましだろう

しかし、彼女が彼にクスリ漬けにした証拠はない

(シッポださないだろうなぁ)


どうやって、私の冤罪と彼女を犯人としてつき出すか。私の高性能コンピュータがフル回転しはじめた

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ