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うさ日記  作者: 西川 新
7/10

アホなのか天才なのか

更新遅れました〜(^^;;

うちのうさぎさんは、馬鹿です。


と言っても、私が勝手に馬鹿だと思い込んでるだけなんですけどね。まあ、馬鹿と天才は紙一重と言うじゃないですか。


うちのちゅうさんはですね、『頭がいいバカ』なんですよ。


矛盾満載ですが、確かにこのうさぎは『頭のいいバカ』なんですよ。

さあ、何を言ってるか分からない、そこの方!


『頭のいいバカ』の言葉の意味がわかる、ある事件をお教えしましょう。


うちのうさぎさんはですね、ブロッコリーの葉っぱを食べてるのですよ。勿論、ペレット(ペットフード)も食べているんですが、主食はチモシー(牧草)と何かの葉っぱです。


うちは、ブロッコリーを庭で育ててるんですよ〜。

だから、よくブロッコリーの葉っぱを取ってきて、ちゅうさんのケージん中に、置いとくんです。

まあ、厳密に言えば、ケージの隙間に挟むのです。


ちゅうさんは、葉っぱの部分も茎の部分もむっしゃむっしゃ食うんですよね〜。


めっちゃ大好きっぽくてめっちゃ食べてくれるんですが、もちろん食えば葉はどんどん小さくなる訳ですよ。


茎だけになった、ブロッコリーの葉は、あのケージに挟まないんですよね。小さすぎて。ある程度大きさがないと、ケージの隙間に置いといてあげれないんです。


ちっさくなった茎は、ケージの隙間から落っこちて、ケージの外側に行ってしまいます。


ケージの外側に行ってしまった茎。


気付かないうさぎ。


その茎を必死に食べようとするうさぎ。


なんかね、ケージの隙間からね、必死に茎の方に向かって鼻をふんすふんすしてるんですよ。

届くはずもないのに、茎の方に向かってケージを噛んだりして、めーっちゃ食べようとしてるんです。


めっっっちゃウケました笑笑


届くはずもない茎に向かってめっちゃ一心不乱に食べたそうにしてたもんで……っ。

あ、その事件は結局、私が落ちてた茎を拾って、ちゅうさんにあげて落着しました。


それを見て、私は「あー、この子はバカなんだなあ」と思いました。なんだかんだで、トイレの場所も名前も覚えないから、まあまあ納得はしました。バカなんだろーなって笑


でもですね、頭がいいんですよ。この子。


いや違います、親バカなんかじゃありません。本当です。

いつも、ちゅうさんを部屋に出すときはカーペットの上に出すんですよ〜。


というのも、うさぎさんは、肉球がなくてフローリングのうえを歩けないのでね。


んで、必ずカーペットの上に出すのですが、ちゅうさん用カーペットっつーものがあるんです。


え?なんで?


というのも、ちゅうさんの毛で汚れるからですね。それに、ちゅうさんはトイレを覚えとらんので、勝手にフンやおしっこをするのでね〜。あと、第一は齧るからですね〜。

うさぎさんは、本当に何でも齧るので、前はカーペットに穴開けられたんですよ〜笑笑


ですので、その日以来ちゅうさんを出す時は、普段使用しないちゅうさん用カーペットにするんですね〜。


それで、いつも出す時にちゅうさん用カーペットをいちいち出すのですが、ちゅうさん用カーペットをひいてるその時ですね、ちゅうさんは、いつもゲージの中でワクワクした様子になるんです。


まるで、今から遊ぶぞ!とでも言いたげな瞳になるんです。

私はその瞳を見て勘づいたんですよ。


こいつ…っ!今から遊べることに気づいてやがるっっ!


ってね〜笑笑

ちゅうさん用のカーペットがひかれたら、出せてもらって遊べるってことをあいつはわかっていたのです。


これを見て私は、やっぱりこいつ頭いいわ…って気付いたのです。


わかりましたか?ちゅうさんが『頭のいいバカ』と言う理由。

ちゅうさんは、バカに見せかけて頭のいい奴なんですよ。

天才と馬鹿が紙一重とは、まさにこのこと。


ペットを飼ってる人は、わかるかも知れませんが、動物ってバカなようで頭がいいのです。


動物だからって、侮っちゃいけませんよ〜。


特にうさぎさんはねぇ、侮っちゃいけませんね。

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