あい~
愛【あい】
①(編者的には)軽んじないこと。
※編者が幼少時に家に揃えてあった旺文社の百科事典では“価値を見出だすこと”と記載していたように記憶しており、確かに、ある側面では的を射ていると考えられる。
しかし、愛が人々が信じるように崇高なものだとすれば、愛情が存在するとされる人間関係で、それでも生じてしまうすれ違いや不和や悲劇を考えると、やはり尊重などの“軽んじない気持ち”が要素として不可欠だと考える。
例えば、親が子を愛し幸福な将来を願いながら、それが子を苦しめる場合などは、親が子の判断能力を軽んじたり、子の未知の可能性に挑む権利や自由を軽んじたりした結果などと推測される。
細やかな論はまだ編者の中でも定まっていないが、“軽んじない”“尊重する”意識というものは“愛”とは切り離せないものではないかとここでは定義する。
愛している【あいしている】
①“好き”という気持ちよりも覚悟が加わった感情。
嬉しいや楽しいという喜びの感情だけでなく、何らかの課題や困難を乗りこえる意欲を伴った感情。
強さや知性を必要とする。
従って、不倫関係などにおいて配偶者がいながら恋愛を楽しみその状況が続くことを願う者が口にする言葉としては、「好き」は正しいが「愛している」は若干の違和感があるものと判断している。
アイテム【あいてむ】
①洋服の品目、分類。
相武紗季【あいぶさき】
①女優。
十代の頃、コンタクトレンズのCM に出演。
「お、おぉ……」という新しい視界に感動するリアクションが自然で、とても可愛くて、それ以来、活躍を祈っている。
明石家さんま【あかしやさんま】
①日本のタレント、俳優、歌手。
かつて“お笑いBIG3”に数えられ、長く第一線で活躍している。
極端な睡眠の短さ、平常時と収録時の人柄の変わらなさ、広いメディアでの後進の芸人たちの活躍の把握具合、収録時のスタミナと緊張感の持続から、“お笑い怪獣”と呼称される。
実は、相手の話を遮って自分の持つ笑いエピソードに話題を変えるなどの悪癖で、特に大物芸能人たちからの共演NGなどを受け、レギュラー番組が減少するなどの危機的時期を過ごしている。
この時期の冠番組『あっぱれ!さんま大先生』の、子供たちの話を引き出してそれを膨らませなければ番組として成立しなかった環境が、多数のゲストを配してのトーク番組での司会として活躍が長く続く現状の、礎となっていると考えられる。
元からサービス精神は旺盛で、ファンサービスは後輩芸人から「比較されて批難される」とクレームがくるほど。
母校の女子高生がさんまさんの実家の電話番号を探しだして電話、たまたま実家に帰っていたさんまさんが電話に出たことから、女子高生の願いを聞き入れ、吉本興業に内緒で、母校のイベントにノーギャラで出演するなどのエピソードを持つ。
また、全国区で活躍する今でも、地元ローカル局には長く続くテレビ番組とラジオ番組を持つ。
悪【あく】
①利益を求める衝動や発散衝動によって、他者の権利や感情を害すること。
②①を行う、人やそれ以外の存在。
または、行動の大半が①に該当しがちな、人やそれ以外の存在。
通常、本人には①を行っている自覚はなく、指摘や批評されることに対しては、不当な扱いを受けたという被害者意識しか持たない。
アクチュエータ【あくちゅえーた】
①入力されたエネルギーを、物理的な動きに変換する装着。
通常、不連続的な動きをするものを指す。