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MIND STRONG ADVENTURES !  作者: 瑞代 あや
第一章 アルカスの少女
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三、謎の少女・メル - 4

 時間は昼頃だろうか。太陽さんが天の真上からあたしたちを見下ろしている。

 宿屋を出てから、メルを連れて町中を聞いて回ってみたが、手がかりが出てこないこと出てこないこと。

 今はさすがに歩き疲れて、広場の噴水に腰を掛けて休憩中である。

 髪は切ってしまったし、服装も変わっているとはいえ、その前がどういう格好をしていたかはちゃんと伝えて訪ね歩いている。それでも一向に知っている人間は出てこず、はや手詰まり状態である。

 ただの一人にも出会わないとすると、この子は本当にこの辺りの子ではないということになりそうだ。

 ちら、とあたしは顔を俯けながら隣に座るメルに目をやる。

 彼女のことを聞いて回っている間、彼女はずっと顔を上げず、ただ人形か使用人かのように黙々とあたしとレオンについてきていた。

 まあ、喋れないようだから黙々と、なんてのはあたり前のことなのだが、なんというのか、自分のことを調べてもらっている割には反応がないというか、リアクションが薄いというか……。そう、まるで他人事のようなのだ。

 今もそんな感じでずーっと地面とにらめっこをして、微動だにしない。

 ――実はからくり人形でしたー……なんてオチは、ないわよね?

 あたしがそんなことを考えながら、飲み物を買いに行ったレオンの帰り――あたしから見える位置にある広場のお店だから戻ってこれるだろう――を待っていると、髭を生やした不清潔そうな男が、あたしたちに近づいてくるのが視界の端に見えた。

「よう、お嬢ちゃん。昨日ぶりだな」

 男はあたしたちの前で立ち止まると、突然訳のわからない挨拶をしてきた。

 昨日ぶりって……こんな男と昨日出会っただろうか?

 昨日はお昼前にこの町について、午後は盗賊退治をして、その後はメルを連れて宿で休んだだけだ。

 となると、あたしかレオンが伸した盗賊の下っ端の誰かだろうか。そうだとすれば、覚えていないのも納得するのだが。

 あたしが胡乱げに男を見上げてなにも言わないのをどう思ったか、男は「おいおい」と前髪をかきあげる。全く様になっていない。

「昨日あれだけ話したのにもう忘れたってのか? 自己紹介もしただろう、()()()だって」

「はっ?」

 思わずそんな声を出していた。

 ダッド? ――ダッド⁉

 いやいやいや……。

 さすがに、そこまで人に対する記憶力は悪くないと思っているが、昨日会ったダッドとは人相が全然違う。

 昨日出会ったのが中背中肉な男だとしたら、今目の前にいるのは、筋肉隆々の男だ。

 いくら特徴のないやつだったとはいえ、流石にそこの印象を間違うことはないだろう。

「ダッド……って、昨日の盗賊の? 冗談言わないでくれる? 全然人相違うけど」

「人も一日会わざれば刮目(かつもく)してみよって言うだろ」

「それ『男子、三日会わざれば刮目して見よ』とか言うのじゃなくて? ていうか、どっちにしろ三日も経ってないし、それ外見のことじゃないし!」

 あーもーレオン早く戻ってこないかな。そしたらさっさとこんな怪しいやつ、無視して移動するのに。

 こいつが本当に昨日のダッドと同一人物だとするならば、目的はたぶんメルだろう。やたらこの子に執着していた記憶がある。

「それでお前さんたちを探していた用なんだが、言わなくてもわかるよな?」

 ほら来た。

 しかし、あたしはわざととぼける。

「昨日と違う顔している人に聞かれたって、んなこと知らないわよ」

 すると、わざとらしく人差し指を振って「ちっちっちっ」なんて舌を鳴らしている。

 全く様になっていないので、そういう仕草はやめてくれないかな……。

「当然、そこの小さいお嬢ちゃんだよ。返してもらおうか」

 親指でメルを指差しながら、ダッドは身を屈めてあたしの顔を覗き込む。

 あたしは鬱陶しそうに顔も身も反らしながら、ダッドが出てきてからも無反応のメルに声をかける。

「ねえあなた。このおっさん、こんなこと言ってるけど、あなた盗賊のところに戻りたい?」

 メルの答えはシンプルで、首を一つ横に振るだけだった。それは、必要最小限の動作しかしてないようにも見える。

 あたしは顔をそらした状態のまま、勝ち誇った顔でダッドを見た。

「だそーよ。諦めて大人しく巣に帰ったら? それとも、今あたしに捕まって衛兵に突き出されたい?」

 挑発的に投げかけると、ダッドはにぃっと口角を釣り上げて、あたしからようやく離れる。あたしたちからは目を背けず、ダッドは後退しながら距離を取った。

「どっちも御免こうむるね。嬢ちゃんには昨日の借りもあるし――力づくでいかせてもらおうか!」

 ちっ。そのまま帰ってくれりゃいいものを、賊の分際で真っ昼間の町中で仕掛けてくるとかこいつ正気か⁉︎

「メル、あいつが近づいてきたら、とりあえず逃げるのよ」

 あたしの言葉が聞こえたのか、メルはダッドの方を見てこくりと頷く。

 それにしてもレオンはまだかっ! やっぱりレオンに譲らずに、あたしが行けばよかった……!

 ほんの十分ほど前のことを、いまさら悔やんでも仕方がない。昨日の感触なら、ダッド一人くらい、あたしだけでもなんとかなると思うけれど。何事も油断は禁物である。

 あたしが剣を構えつつ前に踏み出すと、ダッドは何かを唱えながら地面に手を添えた。

「出でよ! 我が僕たち!」

 ……本で読んだり村の大人の武勇伝でしか聞いたことなかったけど、あんな恥ずかしいセリフ、本当に言う奴いたんだ……。

 なんだかイタイ人を見る心境になってしまったが、昨日と同じく召喚術か。昨日はオークだったが、今日は何が出てくるか。

 地面に魔法陣が輝き、影が複数体出現する。四本の脚で地面を踏みしめるそれは、犬に似ているが、外見は醜く腐っており、いまにも襲いかからんとばかりにギラギラと獰猛な目でこちらを睨んでいる。

 種族名はなんだかよくわからないが、その数六体。四足歩行ってことは、動きは素早そう。

 その六体の生物が召喚されきった瞬間、広場にいた誰かから悲鳴が上がる。

「ぐ、人喰屍(グール)だぁっ!」

 途端、その声を聞きつけた者、実際に人喰屍(グール)を目の当たりにした者が、各々に悲鳴をあげながら一斉に広場から逃げ始めたものだから、広場から通じる通りや広場にある店の前でプチパニックが起きている。

 それに対してあたしは「あ、あれが人喰屍(グール)なんだ」と、呑気に初めて見る生の人喰屍(グール)を観察していた。

 簡単に言うと獰猛な人喰い種である。村の大人たちは、雑魚も雑魚と言っていたけど。

 大きさはどれも中型犬ほど。ダッドが従えているのか、出現してすぐ周囲に襲いかかるとかはなく、あたしの前方を遮るように扇状に展開してこちらを威嚇している。

 まあ、あたしたちの周囲にはもう人っ子一人いないから、襲う人間もいないんだろうけど。こちらとしても立ち回りやすくてありがたい。

 あたしは少しだけ考えて構えたばかりの剣を鞘に収めた。

「なんだ? 武器をしまって降参の合図かい?」

 勘違いするダッドを、あたしは鼻で笑う。

「まさか。さっさとかかってきたら?」

 ついでに片手でちょいちょい、とよくある「かかってこい」ジェスチャーで挑発する。

「ちっ、態度だけは褒めれるくらいでけぇガキだ。行け、お前ら!」

 誰が子供(ガキ)かっ!

 などと心のなかで吐き捨ててる間にも、ダッドの命令を受けた人喰屍(グール)たちはあたしに向かってそれぞれバラバラに飛びかかってくる。連携もなにもあったもんじゃないな、こりゃ。

 あたしは冷静に場を見ながら、胴巻の中から隠しナイフを取り出して、人喰屍(グール)を一体ずつ捌き、避けながら一体一体に確実に隠しナイフを一つ刺し込んでいく。

 ナイフを一つ差し込むごとに、人喰屍(グール)が悲鳴を上げて隙きが生まれるし、一石二鳥である。

 全ての人喰屍(グール)にナイフを刺したのを確認すると、あたしは意識的に人喰屍(グール)の群れを抜け、再び剣を鞘から引き抜く。

 呪文は既に唱え終わり、術は構築済み。あとは発動するだけ!

地蛇剣尖(グニーツ・プリス)!」

 あたしは術を発動ざま、手にした剣を舗装された地面に突き立てる。

 あたしの手から剣を通して大地を走る白銀の光は、人喰屍(グール)めがけて一直線に伸びていく。

 光が迫った人喰屍(グール)は避けようと右に跳ねるが、光はクンッ! と追走して人喰屍(グール)に迫り――あたしが目印として刺したナイフを正確に貫いた。同時に人喰屍(グール)は光に真っ二つに切り裂かれる。

 光は瞬く間に他の五体も同様に切り裂くと、最後に隠しナイフをパンッ! と砕いてふつりと消えた。

 今の術は、ばら撒いた剣を伝って遠隔に敵を刺し貫いて攻撃できる術だ。まあ、言ってしまえば一筆書きである。

 術を発動させる親の剣とそれの子となる剣が必要になるのが少々難だが、そこはアイディア次第である。剣、といっても別に地に属する金属質のものならなんだっていいし。

 問題は、子に使用した剣は最後に砕け散ってしまうところである。向こう見ずには使えない。

 昨日の刀影縫(ウォス・ワデッシュ)と今日で合わせて七本かぁ……。まだ余裕はあるが、どこかで隠しナイフ調達したいなぁ……。

 人喰屍(グール)を片付けたあたしは、足を止めずにダッドとの距離を詰め、斬りかかる。

 ダッドはショートソードであたしの剣を受け止め――いとも簡単に弾かれた。

 くっ、見た目通り力は向こうのほうが上!

 だったら――

閃光(オクラフ・イア)!」

 馬鹿正直に真っ向勝負などしたら、腕力差で負けるのは目に見えている。そんな馬鹿げたことをするくらいなら武器を取り上げてしまえばいいのだ。

 そう考えたあたしは、切れ味を上げる術を剣にかけ、ダッドの剣を鍔際から斬り飛ばした。

「これで……⁉」

 終わりだと言いかけたあたしの言葉は、予想外に手首を掴まれた動揺で飲み下される。

 剣を持っている右手をダッドに掴まれたあたしは、逃れようともがくが、ダッドの力が強く外れそうもない。見ればダッドは焦るあたしの方を見て、にやっと口角を釣り上げ……いやっ⁉ 何か呪文を唱えている!

 ――呪文の欠片を聞いてあたしは戦慄した。咄嗟に右手に握っていた剣を自由な左手に持ち替えると、その柄をダッドの顎めがけて勢い良く突き上げる。

 これで落ちてくれれば良いのだが、手を掴む力は緩まない。呪文は一時中断されたかもしれないが、気休めである。

 くっそー!

 後はダッドの手を切り落として逃げ出すしか方法はないが……。

 しかし、あたしはその手は選ばず、防御呪文を唱え始める。この距離でどれだけ効果を発揮してくれるかはわからないが……。

 突然かくぅん――と、掴まれているはずの右手がなぜか軽くなる。かと思えば、あたしは誰かに抱きかかえられていた。

 瞬く間にダッドと距離が空いて――。

爆円殺(イルコス・メブ)!」

障壁(アルコツベ)!」

 近距離で起きた轟音と爆風が、あたしが張った結界に襲いかかる。腕にかかる圧が凄まじいが、耐えなければ体ごと吹き飛ばされる。頑張れあたし!

 しばらく夢中で術の制御に専念していたが、不意に圧が無くなる。爆発によって生まれた風と砂塵が完全に収まったのを確認すると、あたしは一息ついて術を解除した。

 もーれつに疲れた……。

 その時になってようやく、なんだかあたしの手首に重みがあることに気づく。右手に目をやると、あたしの手首に前腕の途中から切断された男の太い手がぶらさ……

「ひいやあああああっ⁉」

 あたしは悲鳴を上げて右手をブンブン振り回し、それを払いのける。

 ななななななっ⁉

「大丈夫か? ミナ」

 上から声をかけられて――ふと気がつけば――レオンがあたしをお姫様抱っこした状態で覗き込んでいる。

 あたしはもっかい悲鳴を上げた。


 爆発の衝撃を耐えるのに必死で忘れていたが、そういえばなんだか助けてもらったのだということを思い出し、レオンの腕から転げ落ちたあたしは、気を取り直して彼に御礼を告げた。

「そこまで驚かなくったって……」

「いや、本当、すっかり意識の彼方にすっ飛んでたから、背後にいてびっくりした。というか、いつ戻ってきたの?」

 確認すれば、レオンはダッドの手首を切り落として、あたしを助けてくれたのだという。ってことは、あの手はダッドの……。いやいや、これ以上考えたくない。

「お前がなんか男に手首掴まれた辺り。あ、食べ物はちゃんとメルに預けてきたから大丈夫だと思うぞ」

「いや、そこじゃなくて……って、メルはっ⁉」

 あの爆発に巻き込まれちゃいないだろうが。あたしが広場に視線を走らせると、噴水の丁度向こう側に、メルの頭が見えた。

「メルっ!」

 剣を収めながらメルの方に小走りに移動すると、メルはレオンに渡されたであろう、食べ物の紙袋を抱えて蹲っていた。

 見たところ外傷はなさそうだが……ん?

 噴水の影だからだろうか? 爆発の砂塵の跡が、うまくメルを避ける形で残っている。

 多少気にはなるが、ひとまずそれは置いておいて、あたしは、彼女に怪我がないかを確認する。

「メル、大丈夫だった? 怪我してない?」

 あたしが声をかけると、メルがゆるゆると顔を上げる。あたしとレオンの顔を確認すると、一つ頷いた。

「ならよかった」

 メルが無事なのを確認して一安心すると、レオンが「ところで」と話題を変えてくる。

「さっきの男、なんだったんだ?」

 レオンの方を向けば、爆発があった辺りを見つめている。あたしもそちらの方を見ながら、事の次第を説明した。

「さっきの男――ダッドって名乗ってたけど」

「ダッド……って昨日の? 全然見た目が違った気がするんだが」

 レオンもそう言うってことは、見た目が完全に別人なのは間違いないだろう。

「まあ、それはあたしもそう思ったけど。そこはよくわかんないから、とりあえずダッドと仮定して話を進めるわよ。

 あいつが召喚した人喰屍(グール)を華麗に倒したあたしは、レオンが見た通り手首を掴まれて捕まってたわけだけど、レオンが助けてくれた直後、自分を中心に爆発する魔術を使ったのよ」

 その証拠に、石で舗装された広場の地面は、爆発の衝撃でダッドがいた場所あたりが砕け、下の土がむき出しになっているし、砕けた欠片はあちこちに飛び散っているし、よく見れば近くの建物の窓にはヒビが入ったり割れたりしているものも見える。

 なんというか、広場は散々たる有様となっていた。

 あの術はそもそも、対象を中心に爆発を起こすものだが、爆発させるモノや爆発の威力は術者の意思で自由に変えられる。というか、普通は自分以外のモノに対して使用する。決して自殺志願者御用達の魔術ではない。

 ただ、使おうと思えば自分を中心に爆発させることもできる、というだけのことだ。

「それじゃあ、あの男は」

「自分を爆発させたようなもんよ? 当然死んでるわよ。あれで生きてたら、もはや人間じゃないって」

「……じゃあ、あの辺に見える黒い染みって」

「それ以上言わないで! 折角見て見ぬふりしてるんだからっ!」

「てことはやっぱり」

「うっさい!」

 あたしはメルの抱える紙袋から適当に紙に包まれた食べ物を掴むと、問答無用でレオンの口に突っ込んだ。

 レオンが言いたいのは、まあ要するに、それがダッドの成れの果てだということなのだが……。これからご飯って時にわざわざ口で言わなくたっていいでしょ、そんなの。ご飯じゃなくたって嫌だけど。

 と、あたしがレオンに対して腹を立てていると、突然服の裾を引かれる。引っ張られた方を見ると、メルがあたしを見上げていた。

 あたしが気付いたのを確認すると、つい、と視線を広場の外の方に滑らせた。つられて視線を移動させるあたし。

 先程の爆発音に引き寄せられたのか、野次馬たちがざわついて広場の中を遠巻きに見ているが、はて……?

 あ。

 その野次馬の囲いのさらに向こうに甲冑姿の集まりが見えた。どうもメルはこれを伝えたかったらしい。

「衛兵がこっち来る」

「げっ。捕まる前にここ離れるぞ」

 なんで? と聞く前にメルを抱えたレオンが、衛兵たちのいる方角とは逆方向に走り出しているので、あたしもそれに大人しく続く。

「なんかまずいの?」

「お前、あれちゃんと説明して「自分は悪くありません」って証明できるか? 相手がいないのに」

 あたしはレオンの言葉を咀嚼して考え……。

「無理ね」

 という結論に至った。

 相手が爆散して死んでる時点で、潔白な無実の証明はできない気がする。

「だろ? まあ、できた所で何日この町に足止めされるか……」

「その間って、やっぱり牢屋生活……とかってのになるわけ?」

「なるだろうな。まず、町に実害が出てるわけだから」

 興味で聞いてみたら、そんな答えが返ってくる。

 ああ、確かに。壊したのあたしじゃないけど、確かに町の一部は壊れてる。何件か窓も割れちゃってたし。

「んじゃ、ここで衛兵に捕まったら、相当面倒なことになるってわけね」

「そういうことだ。もういっそ町を出るぞ」

 あたしとレオンは人混みをかき分け、混ざりながら、町の外を一目散に目指した。

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