51.トールギスをつくろう、無印版。
トールギス
パッケージ
おそらくガンダムW放送当時の無印キット。
以前の私はファースト原理主義者だったので、ガンダムW放送当時ことは全然覚えてないから間違っていたら指摘して頂きたい。
第一印象は「箱が小さい」、MSVシリーズで言えば1/144ザク・マインレイヤー(400円)と同じくらいかと思う。
定価600円なら、もう一回り大きくても良いのでは無いかと思ってしまうのは、おっさん故か?
箱を開けると更にガッカリ、明らかに塗装前提のキット。成形色は白・黒2色だけだし、成形色と完成後の色が一致しない部分も多い。
明らかにそれ以前のキットより退化しているし、とりあえず作りました感が強いし、新しい事に挑戦する姿勢が見られない。
20年前の自分だったらエアブラシを使っての全塗装が当たり前だったので気にしないが、初心者にはハードルが高いのではないか。
ガンダムWは腐女子人気が高かった番組でしたが、このキットではガンプラを触ったことが無い腐女子に買って貰うのは難しいと思う。
と、まぁ、つらつらと不満を述べた訳ですが、実際作ってみると意外と悪くないです。
部品点数も少なく思ったより短時間で完成しました。
ゼクスのフィギュアが付属、アクリルガッシュで塗装。
自立させる為のベースが有るのが何気にポイント。
ガンプラといえば「このキットにシン少尉は付属していません」みたいな注釈がお馴染みですが、このキットではフィギュアも付属させた点は腐女子人気を意識しているのかもしれない。
各部の塗装もアクリルガッシュをメインで使用し、補助的にラップにかけるペンやポスカを使用。
黒いパーツに赤や白を塗るのは非常に難しいので、此処にこだわると完成しなくなるから、ある程度の所で妥協が必要。
アクリルガッシュの濃さは、隠蔽力を意識して濃くすると筆ムラが出てしまうし、筆ムラを意識して薄くすると下地が透けてしまい加減が難しい。
私の場合は、1度目を若干濃いめで塗って色を定着させて、2度目を薄めに塗って表面を整えることを意識している。
白色の部分は更にポスカを塗ることで艶が均一になるようにしている。
赤の部分は定石どおり下地に白を塗っているので、白を2回,赤を2回の4回ぬり。
正直な所、模型用塗料であるMr.カラーを使った方が簡単ではないかという気持ちがよぎる時もあるけれど、防毒マスクと局所排気装置とまでは言わなくても、それなりの作業環境が要求されるのでもはや遊びのレベルでは無くなってしまう。
だからMr.カラーは使わない、エアブラシは使わないというのが私なりの境界線にしています。(缶スプレーもね)
(今後低VOCの模型用塗料が開発される可能性もあるので、模型用塗料全てを否定する訳ではありません)
超本気の模型づくりを否定するものでは無くて、あくまで棲み分けの問題で、私は遊びの世界で遊びたおして楽しみたいだけで、超本気の人達には人々を感嘆させるような模型を製作して欲しいと思っています。
こちらは背面
黒い部分の成形色がネービーブルーに近いですが、ちょうど良い色がないので、黒で塗装。
アクリルガッシュなら色を混ぜて作ることは出来なくもないが、塗り直しの時に全く同じ色を作るのは難しいので、既成の色しか使わないようにしている。
ただ、アクリルガッシュの黒は黒すぎるというか、Mr.カラーで言えばフラットベース(つや消し剤)を入れすぎたような状態なので、黒に関してはペン先が入りにくい所だけアクリルガッシュで塗って、全体はポスカで塗装。
マスターグレードとの比較。
当然マスターグレードの方が格好いいのですが、日本の住宅事情を考えると1/144の方がちょうど良い大きさ。
リーオーを従えるトールギス
こうやって数をそろえるにも1/144がいいですね。
おせちもいいけどカレーもね、的な感じで「ゲームも良いけどプラモもね」と言ってみる。
疫病や異常気象の影響で外出を控えてい方も多いと思いますが、退屈しのぎにプラモデルはいかがでしょうか。




