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レクイエム・オブ・ギアーズ 第一部 最後の戦争  作者: 舞原涼
第五章 新しい仲間、新しい思い
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作戦終了

「今回の成果としては、敵勢力がもうそろそろで尽きるということがわかりました。前回のように増援もなく、精々奴が出てきたぐらいでした」

「あいつは、どうしてパーソナリティを?」

フィーリアがそういう。

「詳しくは、データの方を見てください」

「わかった」

そしてその後、これ以降のことについてや、その他の話で、解散した。

自室に戻る。

フィーリア。あいつは、確かに、狂っている。だがだからこそ、戦力にはなる。

シャイリン。あいつは、どこまでも冷静なやつだと思っていた。だが実際は、燃えるような情熱を隠している。

確かに、ギアとしての性能は良い。連携も、初めてにしてはうまくいっている。だが、信頼は、出来ない。何が俺にこう思わせている?

そして思う――彼らは、自分とは――ディーヴァや、ヴァイアランとは、正反対なのだと。

彼らは、確かに、自分と似ていた。それぞれが、それぞれの過去へ傷を持ち。それにより生まれた信念が、矜持が、俺らを結び付けていた。だが彼らと俺は、そんなものがないのだ、と。

「うっ――」

頭の中に、記憶が流れ込む。視界いっぱいに、広がり、紡ぐ――

こんばんは。今日も投稿していきます!

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