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生物兵器(?)

今回は特に戦い関係ないです。

さて俺は、お開きになった

目の前の昼食を見る。スプーンで掬い、食べる。

「まずあっ!」

その茶色い液体(カレーらしき生物兵器)を口に入れ、俺は、叫ぶ。

「ごほっ!」

隣のヴァイアランも涙を流している。そもそもディーヴァに関しては、口すら付けない。

「あわわ、色々とミスってるよ……」

とマスター。

結論。間違っても、兵器はご飯を作るべきではない。

いや多分、材料とかそういうのじゃなくて、神から見放されたとかそういうのだ。

いや、そう思うしか、ない。世の中には――カップヌードルすらもまずく作れる、天才たちがいるらしい。カレールーを使っても、まずく作れる人もいるだろう――そう、ここにな。

「仕方がねえ、食材でも買ってくるか」

もうあきらめる。一応料理はできるほうだったから、多分問題はないだろう。そもそも国を守る奴らがそれでいいのか、というと大問題だが。――腹が減っては戦ができぬ、というのだから。それに、古来の戦いでは「兵站」が勝敗を決する時だってあった。


喧騒に包まれたスーパーに俺は。一人籠を四つ持ち、レジに並ぶという暴挙に出ていた。

一か月分とか言われて、パスキーまで、渡された。

「会計は――えと、その……」

「これを、見せろとか言われたのですが?」

店員が、驚いたような顔をしたが、そこは無視。

「あ、はい了解です」

会計が終わったが、レシートを見て驚く。

「合計金額:145523」

さすがに、ありえん金額だ。ていうか、食費が年百万以上、だと。いやいや、どっからでんだよ。


男三人、女一人。でも料理できるのは男一人のみ。果たして、大丈夫なのかこの部隊。

兵站は重要ですよー(ローマ帝国ってすげえ)。

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