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貴女のために
いつも思っていました。
貴女にこの身を捧げられたのなら、と。
貴女は僕に死んで欲しくないからと、いつも僕の申し出を断っていましたね。
貴女を満たしたい。
美味しかったと言ってもらいたい。
貴女の一部になりたい。
だから、貴女に血を啜られている者達に強く嫉妬していました。
貴女を満たせるのに。
貴女に美味しいと言ってもらえるのに。
貴女の一部となれるのに。
何故どいつもこいつも、恐怖を顔に貼り付けて死んでいくのでしょう。
何故、僕じゃダメだったんでしょう。
いつも思っていました。
貴女にこの身を捧げられたのなら、と。
貴女は僕に死んで欲しくないからと、いつも僕の申し出を断っていましたね。
貴女を満たしたい。
美味しかったと言ってもらいたい。
貴女の一部になりたい。
だから、貴女に血を啜られている者達に強く嫉妬していました。
貴女を満たせるのに。
貴女に美味しいと言ってもらえるのに。
貴女の一部となれるのに。
何故どいつもこいつも、恐怖を顔に貼り付けて死んでいくのでしょう。
何故、僕じゃダメだったんでしょう。