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現実と空想の救済処置

救済処置 mentalclear

作者: レー・NULL

救いが必要な人にこそ救いは来ないわけで、誰にでも用意された逃げ道は有るわけだ。それなら、逃げることは罪だろうか。それでも、あなたは苦しい人を苦しめたいですか


では、この世を試験の部屋としましょう。皆がテストを受けているなかで、一人逃げ出すのはどうでしょう。あまり良いイメージは無いです。では、拷問部屋に閉じ込められている人達、そこから逃げ出そうとするのは罪ですか、他の人と同じように苦しめと言いますか


そう、例えば生きることを善とするこの世の中。生きるということは、何時かはなくなる。それであるのに生きることは善で、死は悪という。生きることが益である、何らかの都合に惑わされているに違いない。何がなんでも生きろ、生きろ、生きろ、生きろ。時計のバネが切れても、切って繋いで、薬で機械で、延命治療


逃げることは悪じゃないよ。辛いってことは、一度は立ち向かったのだから。だって、頑張ってどうにかならなくても仕方がないから。何時かは至る終着点なのだから、それは悪でも罪でもないよ。もし、それを罪というなら、全員が罪人だ。同じ罪を背負う罪人の中で、同じ罪を問うことは出来ないでしょう。


何時でも逃げて良い。それに何時かは至る終着点。だからもう少しだけ頑張ってみて、何時だって逃げ道は確保されているんだ。これで最後にしてもいいから、無理なら逃げてもいいから、それを罪とすることも出来ないから。少しだけ進んでみて



きっとこれは、全ての人に用意された。救済処置

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