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なんでも屋  作者: 奈月ねこ
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初仕事?

ごみ屋敷の片付けなどは産業廃棄物の業者に頼まねばならない。近所の家にチラシをポスティングした後、近所の業者を探し連絡してみた。業者も仕事があるなら、と請け負ってくれることになった。やはり不況の今、少しでも仕事が欲しいらしい。


 何とか環境は整った。表札にも「便利屋KAWATA」の文字をつけた。マンションの一室。電話が鳴るのを待った。だが一週間過ぎても誰も来ない。電話もない。またチラシを作成してポスティングするか。と思った時だった。


 ピンポーン


 インターフォンが鳴った。来た!扉を開けると隣の部屋の奥さんが立っていた。


「あ、こんにちは」

「河田さん、便利屋って本当?チラシがポストに入ってたのを見たの」

「え、ええ。始めたんです」

「ちょうど良かったわ。この子を預かってくれる?友達と出かけるのよ」


 隣の幼稚園生の男の子。これが初仕事か。まあいいか。


「わかりました。料金ですが」

「隣のよしみでしょ。二時間でいいから無料ただで預かってよ。じゃあ、よろしくねー」

「え、ちょ、ちょっと」


 こうして初仕事(?)が始まった。


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