第一話 異世界へ行くことになりました。
初投稿です! まだ初心者なので、表現が間違っていたり、誤字などがあれば遠慮なく言ってください!
目を開けると俺は白い空間にいた。
部屋と呼んでいいのかはわからない。
(なんでこんなところにいるんだ? こんなところに来た覚えはないぞ?)
俺はそう思い、ゆっくりと自分の記憶を思い起こした...........。
俺は雪村吹雪。中学3年生の15歳で、趣味は読書と武術の練習。
俺の家は武術道場をやっていて、俺にもその武術を教えてくれていた。
目標はどんな武器でも使いこなす武人になる...だったか。
俺は15歳の時点ですべての武器を扱えていて、腕は超一流だった。
最も得意なのは剣術と双刀術、抜刀術だったな。自分で言うのも何だが、刀の扱いがめっちゃ上手かったの覚えている。
確か、今は夏休みのど真ん中だったはずだ。
俺はその日、小学校の頃からの親友、大地に自由研究で標本を作りたいからと言われ、一緒に森へ虫取りに行った。
そこででかいカブトムシを見つけて、必死になって追いかけていたら、足元が崖で落ちそうになったんだったかな。
え? 俺、15歳なのに......夢中になって死にかけたなんて...普通に恥ずかしいし、ゾッとする。
で、落ちると思ったときに後ろから追いかけてきた大地が、俺の手を掴んで助けようとしてくれたんだったな。
で、俺の落下の勢いに耐えられず2人一緒に崖に転落.......そこから記憶がない。
あれ? もしかして死んだ? 俺が死んだなら一緒に落ちた大地は? ここにいるかな?
そう思って周りを見渡すと、意識を失って、空中でふわふわと浮いている大地を発見。
…………いたわ。
ん? ここが死後の世界なら、大地を俺が殺したようなもんなのでは?
まずい(汗)最悪だ(涙)
(神様あ! どうか大地を! 俺のすべてを差し上げますから、大地を生き返らせてくださぁい!!!)
半ば現実逃避になって心のなかで祈っていたら、どこからか声が聞こえた。
「いいよ。ただし、君も一緒にだけどね」
え? だれ? もしかして神ですか!?
「そうよ。私は創造神カルパナ。君たちをここへ呼んだものよ」
マジかい! 神かい! 心を読めるんかい! 創造神ってなんか偉そうだな。
しかも俺達を呼んだってどういうこと?
「すみません。ここってどこですか? 俺達を呼んだってどういうことですか?」
「君たちは死んだわ。ここは死後の世界と現世の間みたいなところね。君たちを呼んだ理由は、私の計画のためね」
やっぱり俺等は死んだのか。でも話を聞く限り、まだ俺らは死後の世界に行っていないようだ。
それと計画ってなんだ?
「計画?」
「そう。君たちにはそのために、私からの依頼を受けてほしいのよ」
なに? 神からの依頼?
だったら聞くしかないだろう。あっ、あと大地を生き返らせてくれるって言ってたよな。
「依頼ですね。了解しました。あと、大地を生き返らせてくれると言っていましたが、本当にいいんですか?」
「ありがとう。ああ、あの子のことね。ちゃんと生き返らせてあげるわ。ただし元の世界には返せないわね」
「元の世界ではない?」
「ええ。流石に死んでしまった人を生き返らせるのは許可できないわ。それに、君にも生き返ってもらうからね?」
「そうですか....え?」
今この人....じゃなくて神様なんて言った? 俺も生き返らせてくれる?
「俺もいいんですか? 殺人未遂があるような気が...」
「大丈夫よ。あれは運が悪かっただけね。君も生き返ってね? 拒否権はないわ」
拒否することもできないんかい! まあ大した問題じゃないからいいか。
「それはともかく、依頼の内容よ。君たちには、異世界に転生してもらうわ。例えるなら剣と魔法の世界ね。君たちにはその世界で、2年後に召喚される勇者の手伝いをしてほしいのよ。勇者が一人前に成長したら自由に生きていいから」
異世界転生! 本当にあるんだな〜。
何々、勇者の手伝いだって? 勇者とかいるのか。いいね、面白そう。
「わかりました!」
「オッケー。じゃあ転生の前に、その世界について少しだけ説明しておくわね。」
要約するとこうだ。
まず、その世界では科学文明は地球のようにあまり発達しておらず、代わりに魔法が発達している。
この世界では大陸が3つに分かれていて、人族大陸、獣人大陸、魔族大陸がある。
人族大陸には人族、獣人大陸には獣人、魔族大陸には、魔族が暮らしているらしい。エルフのような種族は各大陸に散らばって暮らしているそうだ。
人族は魔族を毛嫌いしているらしい。
俺たちは転生のときに、人族大陸と呼ばれる大陸にある〈孤高の森〉という場所に出るそうだ。
通貨は
銅貨 10円ほどの価値
銀貨 100円ほどの価値
金貨 1000円ほどの価値
大金貨 5000円ほどの価値
白金貨 10000円ほどの価値
になるそうだ。
この世界には、3つの不思議な力がある。
1つ目は魔力。これは魔法や魔術を行使するのに必要な力で、魔法によって消費する魔力が変わる。
2つ目は妖力。妖力という魔力より威力も燃費も良い行使できるそうだ。ただ、これは選ばれた獣人にしか使用できず、その存在すら知っている者は少ない。
3つ目は異能。これは生まれ持った特殊な力で一部の限られた者にしか発現しない。同じ異能を持つものは一人としておらず、自身だけの強力な力となる。
転生者は、必ず異能が発現するらしい。
やったね! 一部の人にしか使えない力を必ず使えるなんて最高じゃないの。
と思ったことは置いといて。
次は始祖と呼ばれる存在について。
始祖とは、同系統の生き物の頂点に位置する存在だそうだ。 簡単に言えば先祖返りだな。
始祖のほとんどは、生まれながらにSランクというこの世の最上位の実力だそうなので、発生すると国を上げて討伐するとのこと。
ちなみに、個体によっては Lランク(伝説級)Zランク(神級)の力を持つやつもいるそうだ。
その力は、世界を半壊させられるほどだという。
もっとも、そのくらいになると、理性が高い個体がほとんどなそうなので戦いにはあまりならないんだと。
ただ、発生確率はかなり低く、数百年に一体生まれるかどうかの頻度らしいので、滅多に会うことはないそうだ。
次はスキルについて。
スキルは余程のことをしなければ、獲得できるない。故に、多くの人は自身の才能と種族によって使えるスキルが決まると思っているらしい。
最後に転生者の特典(?)について聞かされた。
まず転生すると、前世の自分に似た顔立ちになるらしい。適性が一番高い種族に転生するそうだ。
転生者には恩恵と呼ばれるアイテムが配られるそうだ。これは受けった本人に合ったアイテムになる。
転生者には、『言語理解』というスキルが与えられる。どんな言語でも翻訳してやり取りができるそうなのでかなり便利だ。
『ステータスオープン』と念じると自分のステータスを見れるらしい。詳しくは見れないようだが。
あとの情報は冒険者ギルドなんかで教えてもらえるらしい。
「わかったかしら?」
「はい! よくわかりました」
「そうそれは良かったわ。それじゃあ早速転生させちゃいましょうか」
神様はそう言うと、手を掲げた。
「いろいろとありがとうございました!」
「いいわよ、気にしないで。......あ、そういえば後ろの子には何も説明してないから、あなたから説明しておいてね。じゃあねー」
「は?」
あの神、最後の最後で、微妙に面倒くさい役目を押し付けて来やがった。
でも、説明されていたこの時まで全く目を覚まさなかったからな。当然か。
そう考えながら、俺の意識は闇に落ちていった
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