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転生

あい

弱い弱い弱い弱い……そう思いながらヤンキー20人を1人でボコしていく。

こんな喧嘩ばっかの人生になったきっかけはなんだろう。

確か…誰かが言ってたな。

強ければ楽しい。と

小さい時にそう聞いて、楽しいならとひたすら鍛えて、今では夜の街に出向いてはヤンキー共をボコす。そんな人生

あぁ、楽しくない。最初は楽しかった、だが強くなりすぎた。

誰も俺といい勝負をしない。

強いヤツと喧嘩をしてもっとスリルを味わいたい。


「竜さん!」

俺の舎弟の宇崎が俺の名前を呼びながら走ってきた。

「なんだ?もう今日は帰って寝る予定があるんだが」

「実は…」

俺は宇崎の目を見て話を聞く。

「藤本さんが…殺されました。」

………は?

「竜さんが先日ボコした桜田が日本刀で藤本さんを…」 俺の可愛い舎弟が死んだ?! 野郎!!たかが喧嘩でそこまでやるか!

「桜田の場所は」

「『例の廃工場で待つ、藤本の仇を取りたきゃ1人で来い』と伝えられました」

例の廃工場…もう使われなくなった港の工場だな。そこで俺と決着か、望むところだ。

-------------------‐----------------------------------‐

俺は港の廃工場に着いた。


「遅かったなぁ竜」

そう語るのは片手に日本刀を持った桜田だった。

「日本刀程度で俺に勝てると…」

そう言いかけた瞬間桜田は拳銃を発砲した。

「な!?」

拳銃なんて持ってやがるのか…必死に体をずらしたが銃弾が脇腹を貫通した。

「ぐっ!?」

「さすがの竜も拳銃には勝てねえよなあ!?」

桜田はそう言ってもう1発撃とうとした。

「おせぇ!!」

俺はそう言って小石を本気で奴に投げた

「がはぁ!?」

やつの額に小石が当たり仰け反った。バカが、この俺に拳銃を持った程度で勝てると思ったのか。

そして俺は隙ができたやつの懐に潜り込み拳銃を持ってる左手を蹴飛ばした。あまりの衝撃に桜田は拳銃を離してしまった。


「もう終わりだな」

そう言って俺はやつに目掛けて拳を振り落とそうとした。

「…いいや終わるのは俺じゃない

桜田がそう言うとドアから黒服の男たちが入ってきた。

「!貴様まさか」

「ただの喧嘩と思ったか?舐められたら殺す、それが俺だ、人なんて何人も殺してる。相手を間違えたな!」

そう言うと黒服の男たちは俺に向かって一斉に拳銃の引き金を引いた。そして俺は…蜂の巣になって死んだ。










うい

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