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オリジン

第一話 冒険はある日突然

冒頭

タイムマシンらしき飛行機から出てくる少女…

名前はミルカ。

あるものを探して未来からやってきた。


場面変わってここはある高等学校の教室

ごく普通の高校生、榊 勇成

妄想することが趣味である。

異世界転生、ファンタジー、ヒーロー、クエスト色々な漫画を読み日々を過ごしているが、何か退屈にしている。

「急にこの教室にエイリアンでも現れないかな〜」

すると、教室の後ろに亀裂が入りすごい風が教室内を駆け巡るなかエイリアンが突如出現。逃げ惑う生徒たち。

が、これは勇成による妄想である。


いつも通りの学校生活を終えて帰っている途中。

勇成はかつあげに会う同い年の男の子を見つけてしまう。

助けようか迷う勇成は、正義感が勝ち助けることを決意し工場の中へ入っていく。するとすぐにかつあげを行っていた男と、もう一人の男は逃げていく。

なんと中には宇宙人らしき人とそれを従える1人の男、そして黒服の男が2人。なにやら取引をしている様子。

そして宇宙人を従える男が勇成に一言

「おいおまえ、それをどこで手に入れた?」

勇成は何のことをいってるかわからず

「なにももっていないです。」

怖がりながらも返事をする。

男の名前はコード

「お前のその首飾りのことをいってんだよ!」

勇成は首飾りの事を言われてるとはわからず驚き

「これはおじいちゃんのかたみです。」

ととっさに答える。

コード

「それがどんな代物かわかっているのか!?」

無線機のような物を使いコードは連絡する

「お頭、まさかこんなへんぴな惑星で秘宝を見つけました。」

「スペースオリジンです。」

すると返答が返ってくる

「殺してでも必ず持ち帰れ。」

コード

「了解。」

「悪い。いきなりあって申し訳ないがその首飾りが俺たちには必要でな、お前には死んでもらう。」

冷や汗をかく勇成

っとその時だった

少女ミルカが突然現れ、なにやら能力を発揮し一瞬動けなくなるコードとその仲間たち。

その一瞬のすきに黒服と取引していた物を取り勇成に、

「乗って!」

近未来なスクーターに乗り裏路地を脱出し逃げることに成功する。

命拾いした勇成が一言

「本当に死ぬかと思った!ありがとう!」

そのあとに続いて質問をぶつける

「さっきの能力みたいなのは何!?」

「後あのスクーターとタイヤないじゃん!?」

かなり戸惑いを見せている様子

ミルカ

「さっき使ったのはオリジンって言ってこの指輪の能力」

続けざまに説明していく

「このオリジンはスターオリジンって言って、各惑星に何個か存在する力を宿したアイテムなわけ」

「私のこのスターオリジンの能力は『威圧』」

「相手を威圧して一定の時間だけ動きを止めることができるの」

突拍子のない説明に戸惑うが実はワクワクしている勇成

「何その非現実的なアイテム!この世にそんな漫画みたいなアイテムが存在してるなんて夢見たいだよ!」

ミルカ

「最初はみんな驚くものよ」

「で、1番の問題があなたが持っているその首飾り」

「その首飾りはスペースオリジンって言ってこの宇宙に6つしかないアイテムの一つなのよ!!」

かなり驚く勇成

「そんな代物だったなんて…」

そうこうしていると目の前にコードたちが現れた。

コード

「さっきよくもやってくれたな」

コードは銃を持ち出しその銃が形を変えていく

「スターオリジン『武器』」

銃はガトリングガンへと変わり勇成とミルカの方へ逃げ場なく撃ち続ける。

その時…

勇成の首飾りが光り輝く。

「なんだこれ!?」

「スペースオリジン『創造』」

ガトリングガンの球は全て空中で止まっている様子

オーラによって守られている様子

勇成を纏うオーラは白く輝いている

コード

「ち、まさか発現しやがるとは…」

「まだ使いこなしていない今のうちに消すのが先決だ」

コードの銃の形状がまた変わっていく

「これならこっぱみじんさ」

銃はランチャーへと変化しかなり大きい

銃口が光だし発射されそうにある

ミルカ

「あんたのその能力は『創造』よ!」

「何でもいいから何か創造してあいつをぶっ飛ばして!」

ランチャーが今にも発射されそうで焦る勇成

「もうどうなっても知らないからな!」

ランチャーが発射されると同時に勇成はごく普通のパンチを繰り出す

「相手もろともふっとべー!!!」

すると勇成が纏っていたオーラが右手に集中して衝撃波のようなものを放つ

コードのランチャーは粉々に崩れコードの頬に衝撃波が襲う

そのまま遠くの方へコードは吹っ飛ばされてしまう。

勇成

「やった…やったぞ…やったぞーーー!」

今まで妄想だった事が現実に起こりそれでいて自らのパワーを発動できたことに対する勇成の喜びは計り知れない

ミルカ

「感動してる場合か!」

「早く逃げるわよ!」

ミルカのスクーターに乗り撤収するミルカと勇成

勇成

「とんでもない力を身につけてしまった…」

とは言っているものの内心喜びを抑えきれない勇成

「あーーーーー!!」

ミルカは叫ぶ

「さっきどさくさに紛れて奪った刀が折れてる…」

どうやら奪ったものはスターオリジンのレプリカだったもよう

がっかりしたが切り替えるミルカ

そしてミルカから告げられる

「あなたは今から言う2つしか選択肢はないわ」

「まず一つはその首飾りを私に渡して綺麗さっぱり今日の出来事を忘れて日常に戻る」

「もう一つはその首飾りを渡さずに私とスターオリジンを探す旅に出てもらうこと」

「さぁどっちにする?」

勇成は悩んでいるようであったが答えは出ていた

「僕も一緒に旅に連れて行ってほしい!」

ミルカ

「オッケー、じゃあこれからよろしくね!(その首飾りもいつかはいただくけどね)」

勇成

「こちらこそよろしく!」

かくしてミルカと勇成の旅は始まったのである。


場面変わってある島

「船長、何してんすか!行きますよ!」

なにやら部屋の外から声が聞こえる

「ああ、今いく」

男は部屋の外へと出て行く

そして机の上には一冊の本。

そこになにやら記されている…

「2xxx年、5月6日、ミルカと勇成が初めて出会う…」

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