魔物少女とロマンスを
ここは人間と怪物、そして魔法が共存する世界、
長い戦争の末に人間と怪物はお互いのために
平和協定が結ばれ,共存する法律が創設された.
このようなことが起きてから3年が過ぎてからその知らせが入る
ほど都市からとても離れた場所に位置した
村に住んでいる淡い緑の髪に魅惑的な紫の目をした
17歳の少年久保は、自分がもう弱虫でも弱者でもないことを証明するために、
「狂気」と呼ばれてもおかしくない鍛錬を終えて、旅に出ることにした。
「これが外の世界… これがまさに現実… 私が向き合わなければならない世の中だね!」
村からある程度歩いてきて、もう後ろを振り返っても村の見えないところまで来て
私は目の前に広がる緑の野原と花、そして木を眺めながら話した。
怖いものも危険ものも、ただ一つも見えない楽で安全に見える世の中。
「まあ、ちょっと装備が古くは見えたけど、問題はないよね!"
久保は、冒険に出るという名目で、村にある商店街の販売台に、いったい何年間上ってきたのか分からない鎧や盾の剣を、ただで提供してもらった剣を、何度も手探りしながら話した。
彼が装備している品物について簡単に要約すると、何を切ることができるかさえも疑われ、それでも金属というのが唯一の長所である剣。
矢でも保護できれば幸いと思われる枠が金属製の木の盾、
皮の鎧がとても物足りなそうに見えて、上にほんの少しだけ金属をつけた鎧。
上にかぶせた金属がぎゅっと押すと、へこんだ状態だった。
いくら怪物と人間が共存するといっても、
世の中には盗賊や人間との交流を拒否する怪物、
そして猛獣たちがうようよしている世の中で、久保の装備は
あざ笑うだけだった。
もちろん久保もこれに対してよく分かっていたが旅行をしながらかかる経費を考えると
そんな装備を買うにはお金がもったいないと思って、
店のおじさんに頼み込んで、やっとのことで取りつけた装備だった。
久保の大きな目的は自分がちびじゃなくてすごい人だということを
証明することもあったけど、付加的な目標として
きれいな貴族のお嬢さんに会うこともあった、
なぜならそんな愛を楽しみにしていたからだ。
偶然にも美しい貴族のお嬢さんを助け、彼女と恋に落ちる。
俗に言うシンデレラコンプレックスに陥った人の一人だった。
それで、歩いている間に思いついたことの一つが、
どっかに旅立つ貴族はいないかと思っていた。
もちろん、彼がいるところまで貴族どころか馬車が来ることもほとんどない。
単なる夢の中の話だった。
そのようにしばらくどうすれば高い所にいる貴族に会えるかを
考えながらしばらく歩いている途中、
そんな彼をかわいそうに思ったのかもしれないが、
神は彼に幸運なものを与えた。
「馬車…?」
私の目の前には転覆している金色に輝く華やかな馬車が見えた。
馬は見えなかったし、馬夫もまた逃げたようだった。
その馬車が久保の目に入った瞬間、私の頭の中にはシナリオが作られ始めた。
「あの中には、金髪のピンク色のドレスを着た 青い目をしたきれいで可愛い人がいるよね?」'
と妄想しながら、思い切りゆっくり馬車に近づいて、声をかけた。
すみません、人いますか?」
がたんと!!
私の質問に人の答えの代わりに何かがあることを示す声が聞こえてきた。
いいえ、馬車自体が大きく揺れた。
その時から私は何か変なことに気付き、ゆっくりと頭の中で状況を分析し、
疑問を持ち始めた。
普通の人なら馬車が転覆したら、気絶しない限り抜け出してきたはずなのに、
なぜ出なかったんだろう?
馬車だけ見ればここに乗った人を一般人ではないはずだが、
なぜ馬夫はこの人をそのまま捨てて行ったのだろう?
どうして中にいるようなのに助けを求めなかったの?
私は3つの質問に答えた。自分の頭の中にある創意工夫を働かせて。
外に出なかった理由-足が痛い人-足がない人-足に足以外がついている人
馬車を捨てて行った理由 馬車に乗った人の姿が衝撃的で -
もしかして女装した腹黒おじさん?=怪物(?)
助けを求めない理由-自分でも自分が恥ずかしいことをしていることをよく知っていたり、
堂々と振舞えば危険な人だと認識して逃げそうな気がして。
「いや、ちょっと待って…」
最初からそういう服装で出たということ自体に 羞恥心がない人だから…」
私は頭の中で、私の言葉を調合しながら、
眼の前の状況を納得できそうなものを思い出し始めた。
その結果として出た答えは馬車に乗っているのは、
腹黒で髪の毛がかなりの長髪で、貴族の女の子の服装をしているおじさん。
考えただけでもぞっとして、身の毛がよだつがしたが。
確かにそんな人だとしても救ってくれれば... 多分?役に立つんじゃないかな?
という希望を抱きながら、すでに醜いと思うが、それでも少しでも醜くなるように…」
転覆している馬車に近づいて
そっと足と腕に力を入れて、倒れていた馬車をそのまま持ち上げた。
「うわっ!」
ドーン!!!
馬車の4つの車輪が再び正常に地面に触れた.
私が馬車を持ち上げて原状復帰させた時、
彼の耳元には他ならぬか細い女性の声が聞こえてきた。
再び貴族のお嬢さんに対する希望を抱きながら、
頭の中にあった女装が趣味の腹黒いおじさんに対する記憶を消すことにした。
「大丈夫ですか~」
そして、再び声のトーンをハイトーンに高めながら、
馬車を降りる時に使うためのドアを注意深く開けて、
ドアがだいたい開いていたとき,私の頭の中は完全に停止した.
もちろん幸いというべきかもしれないが、毛深いおじさんの足ではなかった。
代わりに、白蛇の尾が目に入った。
私は、用心深く背後にあった盾に手を用心深く当てながら、万一ドアを全部あけたとき、
いきなり飛んでくるかもしれない蛇の毒や歯の攻撃を防ぐために、盾で前に立った。
ガタンと、ドアを開けながら私は攻撃が飛んでくると思って力を入れたが。
何も起こらなかった。
柔らかい女の子の声がするにつれ、
私は用心深く持っていた盾を頭の下に下ろした。
助けてください。助けてください。 どうか殺さないでください。"
目の前には白い髪の毛に白い眉毛に黒い光の目。
貴族を連想させる白いシャツのような上着と
蛇の尻尾を隠すために特殊製作されたような
黒いスカートをはいた上半身は人間、下半身の蛇であるラミア族が、
女性が自分の頭を手でつかんで、ぶるぶる震えていた。
「ふう…」
ラミア人の女性であることを
確認した私は思わず自然と安堵のため息をついた.
「...?」
「なぜですか。"
女の人は、私の行動が理解出来ないように不思議に見ていた。
「何か問題でもありましたか。"
"なぜ安堵のため息をつくのか理解がよく... 行かないから。」
「危ない人には見えないんですよ。"
え?ラミア族ですよ…?
「それが問題ですか。
私はまた何か人を真似る蛇でもいると思いました。"
「私も…蛇ですけど?」"
「ラミア族じゃないですか。 蛇じゃなくて。"
私は当惑した様子を隠せない彼女を後にして
安心して持っていた盾を再び腰に装着した。
モンスターのお嬢さん大好き。