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神成りの娘。  作者: みやこ嬢
8章・未来の始まり
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登場人物紹介&補足

こちらは本編終了時の人物紹介となります

ネタバレがありますので先に本編をお読みください

【人物紹介】


主人公


・榊之宮 夕月 (さかきのみや・ゆうづき)

 14歳、ツインテール、極度のお人好し

 自己犠牲の性質を魂に組み込まれている

 これまでの七度の転生で七人神格化させた

 その魂が今世彼女に宿って守護していた




主人公の家族


・榊之宮 朝陽 (さかきのみや・あさひ)

 18歳、兄、身体が弱い、優しい、眼鏡

 生まれつき霊や神仏が視える体質

 夕月を守るために幼少期から行動していた

 虚弱で大人しいが気が強い


・榊之宮 天音 (さかきのみや・あまね)

 41歳、母親、厳しく優しい肝っ玉母ちゃん

 虚弱体質の朝陽を根気強く育てた母

 母性に満ちており、彼女の働きがなければ

 八十神くんは味方にならなかった


・榊之宮 佑 (さかきのみや・たすく)

 45歳、父親、優しい、ほんわか

 本編ではほとんど出てこない

 体の弱い朝陽のために田舎に引っ越すが

 よりによって忌み地のすぐそばだった

 *これは天界によって仕組まれていた




主人公の親友(同級生


・伊能 千景 (いのう・ちかげ)

 14歳、元気ハツラツ系、茶髪ショート

 夕月の幼馴染、負けず嫌いで喧嘩っ早い

 気力に満ちているため霊を寄せ付けない体質

 田舎町の地主の娘


・明野 夢路 (あきの・ゆめじ)

 14歳、おとなしめの性格、黒髪ロング

 夕月の幼馴染、意外と気が強い

 夕月の兄・朝陽に片思い中




転校生


・八十神 時哉 (やそがみ・ときや)

 14歳、背が高いイケメン、頭がいい

 生まれつき霊や神仏が視える体質

 5歳の時に実の親に捨てられ児童養護施設へ

 全ての事件の発端を作った

 当初は七つの魂を解放してから夕月を死なせ

 朝陽を神格化させるだけのつもりだった

 夕月の母、天音を心から慕っている




クラスメイト


・里巳 歩香 (さとみ・あゆか)

 14歳、ワガママで気分屋、長い髪

 八十神くんに恋するあまり暴走した

 転生の度に叶恵に迷惑を掛けている


・田鎬 叶恵 (たなべ・かなえ)

 14歳、おとなしい、おかっぱメガネ

 当初、歩香につられて夕月をいじめた

 縁結びの祠で禍ツ神に取り憑かれたりした

 その後改心して夕月と仲良くなった


・鈴野 深雪 (すずの・みゆき)

 14歳、割と活発な方、ショートヘア

 歩香に追従している




朝陽の親友


・富多見 玲司 (ふたみ・れいじ)

 18歳、朝陽の高校時代の同級生、大学生

 資産家の孫で、それが原因で過去にトラブル

 一方的に朝陽を慕っている

 夕月のことが好き




その他


・富多見 誠司 (ふたみ・せいじ)

 69歳、おっとりした紳士、総白髪

 様々な事業に成功し、かなりの資産を有する

 曰く付きの山を購入して今回の事件に絡む

 霊感はないが勘が鋭く、先見の明がある

 保護司として八十神くんの身元引受人になる


・鞍多 寅生 (くらた・とらお)

 28才、無気力、ボサボサ頭、養護教諭

 楽観的で前向きのため霊を寄せ付けない体質

 中学時代の朝陽の世話をしていたことがあり

 現在も気に掛けている

 校長からの小言が何より怖い


・縁結びの神

 町外れの山の中 (私有地) にあった祠の主

 長い間打ち捨てられ禍ツ神と化した

 叶恵に取り憑いて夕月も乗っ取ろうとした

 浄化され、新しい祠を作ってもらった

 現在は力を蓄え中




七つの魂


・御水振 (オミフリ)

 青色の光、水を操る

 七情→愛、封印→喉

 前世の関係:許嫁

 許嫁の死後、鬼神のような戦い方で勝利

 死後は地元で武勲の神として祀られる



・華陀真 (カダマ)

 赤色の光、炎を操る

 七情→怒、封印→尾骨

 前世の関係:主従

 気性の激しい武家の当主

 お気に入りの雑用係を失ってから名君となる



・小凍羅 (コトラ)

 紫色の光、冷気を操る

 七情→欲、封印→頭頂部

 前世の関係:人買いと商品

 野盗から逃がしてもらったあと、子どもを売らず

 廃寺で身寄りのない子を育てるように



・太儺奴 (タナド)

 黄色の光、風を操る

 七情→楽、封印→鳩尾

 前世の関係:遊び仲間

 チビ助の死後、向かいの山に庵を築き

 生涯にわたり供養のための石仏を彫り続けた



・阿志芭 (アシハ)

 橙色の光、穢れを祓う光を操る

 七情→喜、封印→丹田

 前世の関係:師匠と弟子

 流行病を封じ込めるため弟子を犠牲にした後

 疫病根絶に尽力して医の神として祀られる



・瑪珞 (バラク)

 緑色の光、植物を操る

 七情→哀、封印→胸の間

 前世の関係:腹違いの兄妹

 良家の長男だが体が弱く弟に地位を狙われる

 妹の死後、当主を継いで善政を敷いた



・螺圡我 (ラドガ)

 藍色の光、土や岩を操る

 七情→悪、封印→眉間

 前世の関係:敵

 手当たり次第に周囲を攻める荒くれ者の頭領

 身代わりの娘と共に死亡、祟り神に




【補足】


・それぞれが宿っていた場所

 チャクラの位置と色(諸説あり

 ホントは尾骨じゃなくて会陰だけど

 中学生男子に触らせるわけにはいかず変更



・七つの魂の名前

 彼らが生きていた頃の名前とは違います

 天界の管理下から一時的に逃れるため

 祀られている場所の縛りから離れて

 夕月の側に行くためだけに新たな名を得た

 


・七つの魂の性質

 仏教の『七情』から拝借

 喜・怒・哀・楽・愛・悪・欲の七つを元に

 御水振さんたちの性格と過去を決定



十善戒じゅうぜんかい

 作中に出た仏教の教えのひとつ

 内容まで触れてなかったのでここで紹介


 不殺生(ふせっしょう):無闇に生き物を殺さない

 不偸盗(ふちゅうとう):ものを盗まない

 不邪淫(ふじゃいん):道徳に外れた関係を持たない

 不妄語(ふもうご):嘘をつかない

 不綺語(ふきご):中身の無い事を話さない

 不悪口(ふあっく):乱暴な言葉を使わない

 不両舌(ふりょうぜつ):二枚舌を使わない

 不慳貪(ふけんどん):欲深いことをしない

 不瞋恚(ふしんい):怒りすぎない

 不邪見(ふじゃけん):誤った見解を持たない




【裏話】


・夕月に神を宿らせ禍ツ神と戦わせる予定だった

 七つの魂それぞれ属性があるので

 適した時に適した力を借りて魔を調伏…的な

 ありがち&面白く書けなさそうなので没



・夕月の両親を天界関係者にする予定だった

 榊之宮夫妻の名前は天音(あまね)(たすく)

 二人併せて『天佑(てんゆう)

 意味は『天の加護』『天の助け』

 名付けた当初は夕月の魂を監視する役割に

 しようかと考えていたが取り止め

 その代わり、天音の母性が限界突破した



・夕月が神になる予定だった

 輪廻転生を繰り返して魂が成長しきって

 次の次元にいくことが決定してる、という設定

 自分の管轄から『あがり』を出したい神々と

 それを妨害したい神々の争いに巻き込まれる

 …という構想もあったが変更



・朝陽が毎回ダメージを受けていたわけ

 八十神くんが夕月に触れ、七つの魂を引き離す際

 毎回朝陽がダメージを受けていたのは、

 彼が緑色の光……瑪珞と既に同調完了しており

 瑪珞の受けた衝撃を共有していたから



・光の運び手、本当はメンバーが違った

 途中までは夕月の両親を入れるつもりだった

 しかも御水振さんはおじいちゃんに…

 叶恵ちゃんと鞍多先生の成長でそちらに変更



・八十神くんの正体

 途中までは日本の主な神々の集合体にしようと

 本気で考えていたけど無理があるので変更

 朝陽と対の存在にすることに決めたのは終盤



・タイトル『かみなりのむすめ。』の意味

 まんま『神に成った』者たちの大事な『娘』

 書き始めた当初は七つの魂だけの予定だった

 光の運び手の七人も神格化したので含まれる

 つまり、十四人(多い


 今はまだ精神が未熟だから無理だけど

 そのうち八十神くんも神格化するかも


最後まで読んでいただき誠にありがとうございました

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