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聖女*1




最強を目指す。


そう決めてから4年の月日が経ち、俺は5歳になった。

かなりの知識がつき、天才と周りに言われ始めたが、それを差し置いてもえげつないのが魔力量だ。


これはもう主人公の最高値なんてとっくに越しているにも関わらず、今なお限界を見せぬまま成長し続けているのだ。

そして俺は5歳になり、遂に外が解禁された。

それも付き添いなしで!


これはもう魔法と共に肉体を育てろと言われてるようなものだろう。


今まではベットの上と下をジャンプで行き来するなどの体力作りはしていたが、これからは剣や魔法の特訓が出来る。


え?じゃあ魔力はどうやって伸ばしてたのかって?それは体内の魔力をぐるぐる回し続けてるだけだよ?もうぐるぐると永遠に回してたよ。


今も一応回し続けており、最近は意識せずとも魔力が体内をぐるぐる回るようになった。


まぁゲームでいうところのオート周回のようなものだ。自動で魔力が増えていくのはチート臭いけどね………

まぁそんなことを考えながら俺は、母に今日の予定を話すことにした。


「もぐもぐ…もぐもぐ…………ごくんっ。そういえばお母さん。今日は僕、お庭に遊びに行ってくるね」と朝食を飲み込んだ俺は、母に今日の予定を伝える。


すると「うふふ、ええ。行ってらっしゃい。お母さんはちょっと用事があるから行けないのだけれど、気をつけていくのよ?」と微笑んで返事をする母。

心配してくれるとかまじで女神かよ。


「うん!わかった!気をつけて遊ぶね!」と言ってから俺は朝食の残りを一気に口の中へ突っ込みながら、庭に向って走り出した。



ーーー



今日の訓練は魔法格闘技術、マジックファイトと呼ばれるもので、主に体術に魔法を組み込んだ高等戦闘技術の1つだ。


今日行うのはその基礎に当たる身体強化で、ゲーム内ではオールラウンダー型のキャラ御用達の技だった。

高コストだがかなりのステータス強化が出来るといういかにも廃プレイヤー用の魔法で、ゲーム内では1分間につきMP400消費だった記憶がある。


そしてこの身体強化、何しろ操作が難しいのである。

だからゲーム内では最初、身体強化を使用してから必ずと言っていいほど皆上に飛ぶ。


理由としては簡単で、速度調整が出来ないからだ。

最初に前に進んだやつは尽く壁にぶつかり無事死亡。

ゲーム特有のデスペナをくらいかなり痛い目にあっていたはずだ。


もちろんこの世界にはデスペナなどなく、死んだら1発アウトだろう。

一度死んでみればどうなるか分かるかも知れないが、正直言ってそんな賭けのようなことはしたくない。

というわけで、気をつけながら体内で循環させている魔力へ意識を向け、『身体強化』と唱える。


通常、魔法とは詠唱を必要とするものなのだが、体内に魔力を循環させている状態だと発動のキーである呪文を唱えるだけで良いのだ。


ゲーム内での詠唱はキーボードのタッチによる入力で、1字でもミスっていると魔法が発動しないため初期の頃は大変しんどかった記憶がある。


この世界で唯一のいい点は発音による詠唱だろう。

これでかなりの詠唱の時間短縮になるはずだ。

とまぁこんな感じで身体強化を掛けたので、さっそくジャンプしてみることにする。


「えーい!」という掛け声と共に脚に力を込める、するとズドンっ!という風を切る音と共に宙に浮き上がったのだが…………これ、百メートルくらい上がってね?


やばいよね普通に。


だって下見ても地面が見えないんだもの。

と落下しながら考える俺。てか落下しながら考えられるやつって俺以外いるのかな?


まぁ別に俺は高所恐怖症じゃないからなぁ。とまぁそんなことを考えながら落下していくが、俺は焦らず「低速落下」と唱える。


低速落下とは風魔法の中位の魔法で、その名の通りゆっくりと落下するようになる魔法だ。


確かこれを組み込んだ高等戦闘があった気がする。そう思いだした俺は「空歩」と唱える。

空歩は空気中に透明の風で出来た足場を作るという、風魔法の上位に位置する魔法だ。


正直言って身体強化で1分に400、低速落下で1分に300、空歩で1分に800と、合計1500も1分間にMPを消費するが、今の俺の魔力だと回復速度のほうが早いため特に問題にならない。


確かこのコンボは空中戦最強近接コンボだった記憶があるが、こんなのは魔力振りの主人公でPS神がかった人しか出来なかった気がする。


俺?数時間かけてマスターしましたよえぇ………


そんなことを考えながら空で『王剣華流』の剣術の練習を始めることにした。


王剣華流とはナギスタシア王国(今俺がいる国)の特殊剣技で、主に王族やその血縁者に当たる大公爵、公爵家に伝わるゲーム内でもかなりの上位に位置する剣技だ。


他の上位剣技については色々あるが、全部ゲーム内の知識しかないため使えない。


そのため今俺がやり方を知っている唯一の剣術がこの王剣華流なのだ。

とりあえず基本の型から練習することに決め、俺は剣を振り始めた。


ーーー


練習を始めてから数時間が経ち、流石に疲れ始めた俺はふぅ…………と一息つきながら、特に意識せずに遠くを眺める。


すると遠くの村から煙が上がっているのが見えた。

俺は反射的に不味いと思い、自身の力が露見することを配慮にいれながらも村を救いたいと思い急いで村へ向かう。

身体強化を重ねがけして、ハイスピードで村へと向かう。

風が顔に打ちつけて痛いが、風魔法で覆いながら更に加速して村へと風を切っていく。



しかし村の近くの地面に降り立つと目の前には、もう既にボロボロになった村と大量の血のあとがあった。



どうも、ルナです。眠気と戦いながら、基本毎日投稿を心掛けたいと思います。

今日は塾の夏期講習に行ってたせいで頭が痛いです。というか夏休みじゃないのに夏期講習があるとはこれいかに?


それとたくさんの評価ありがとうございます!これから約1ヶ月間頑張って毎日投稿していこうと思うのでよろしくお願いします!


他作品に関しては、出来上がりしだい更新しようと思います。どぞよろしくお願いします!


サブタイを聖女 Part.1から聖女*1に変更しました。

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