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2話 旅立ち

あれから5年がたったとある朝。

「僕も今日で15歳、やっと旅に出れる」

誕生日の早朝ジェイドは黙々と旅の支度をしていた。

「あんたみたいな家の恥さらしがやっと出ていってくれてせいせいするわ」

「これからはお前の顔を見なくていいと思うと最高だな」

「.......」

ジェイドは何も言わずに街に向かって歩き出した。

村の門の前でアリアが立っていた。

「なんで私を置いていくのよ」

「だってアリアは村長の娘で時期村長だろ」

「村長の座は弟に任せたわ。だから私もついて行く」

「でもこれは俺の旅で....」

「ジェイドがなんて言おうが私ついて行くからね」

こうして4人の魔王を倒す2人の旅は始まったのでした。


村をでて1時間くらい歩いてい初めて魔物に出会った。

「ねぇ、僕1人で戦わせてよ」

「いいけどジェイドあなた最初の1年は一緒に特訓していたけど…一緒に特訓していなかった4年間でどれくらい強くなったのかお手並み拝見ね」

「まぁ見ててよある程度は強くなったんだよ」

ジェイドは剣を構え一撃で魔物の首を切り落とした。

「ジェイド.....あなた凄すぎるわよ普通こんなこと出来ないよ」

「え?そうなの?これでも普通の人より少しできるくらいだと思うんだけど」

「あなた異常よ」

「そんなことないよ街に行ってギルドに行けば分かるよ」

そのあと出てきた魔物はジェイドの手によって全て一撃で倒されたのだった。

「やっと街に着いた」

「そうだね、村を出て3日も歩いたものね」

「アリアとりあえずギルドに向かおう」

ギルドに入るといかつい顔と人達が沢山いた。

「すいません冒険者登録したいんですが」

「はい、冒険者登録ですね。では試験を受けて頂きます。試験料は2人ですので銀貨4枚になります」

「どうしようアリア僕お金ないや」

「私もあるにはあるけどこれ使ったら今日宿に泊まれなくなるよ」

「あのすいません魔物の素材ってここで売ることって出来ますか?」

実はジェイドはたおした魔物の素材を収納魔法で持ってきていたのだ

「はい買取させていただきますが肝心の素材はどこに?」

「ここにありますよ」

収納魔法から取り出した。

「え?!しゅ、収納魔法が使えるんですか?!あの…伝説の収納魔法が」

「アリア、収納魔法ってそんなに珍しいのか?」

「そうよ、だから最初に使った時私も同じような反応したでしょ」

「取り敢えずこの素材全部買い取ってください」

「はい分かりました……ってこれ全て質が良すぎる?!?!どうやって倒したんですか?!」

「どうやってて…剣で首を一撃で切り落としただけですけど…」

「え!一撃で…」

「だから普通じゃないって言ったでしょ」

「とりあえずこれでいくらになります?」

「全部で金貨3枚と小金貨7枚です。」

「よしじゃあ冒険者登録試験受けるか」

「まあジェイドなら楽勝だろうけどね」

「試験の内容は木剣を使いこの冒険者の方と模擬戦をしてもらいます。」

「じゃあまずは私からやるね」

「俺はマーフィーだよろしくな」

そう言うとアリアは受付嬢から受け取った木剣を構えた。

アリアは模擬戦には負けたが試験には合格した

「じゃあ次は僕だね!よーし本気でやるぞー」

「あのー、本気でやると木剣でもこの方が死んできまうので…死なない程度にお願いします」

「わかりました。お願いします」

「はじめ!」

勝負は一瞬だった。あまりにも一瞬の出来事で何があったのか誰も理解出来ていいなかった。

「はい、僕の勝ちですね」

「ど、どういうことだ」

始めの合図と共にジェイドは冒険者の後ろに周り冒険者の首に木剣を当てていたのだ。

「す、スゴすぎる…!この冒険者の方は元Aランクの方なんですよ!」

冒険者はE~Sまでのランクがある。

「あなた無職なの?!なのにどうやってあんな魔法などが使えるのですか!」

「5年間猛特訓をしたら使えるようになりました」

「普通はそんな簡単に使えるようになるものではないのですが…まぁいいでしょう。2人とも合格です冒険者カードをどうぞ」

「ようやく念願の冒険者になれたぞ」

「アリア様はEランクからジェイド様はDランクからです」

「なぜ僕はDなのです?」

「なぜって元Aランクで剣士の上位職の剣豪でレベル74のマーフィーさんを倒したんですよ!本当ならBランクいやAランクでもいいくらいなんですが…流石に他の冒険者様からの批判の声があるのでDランクからで」

ちなみにレベルはだいたいこのような感じだ

Lv1、生まれたて

Lv10、10歳

Lv25、15歳

Lv60、Aランク冒険者

Lv80、Aランク冒険者の上位

Lv90、Sランク冒険者

Lv100、神話レベル

Lv120、レベルカンスト、このレベルになったものは1人しかいない

「僕はEランクからでもいいのに…まあわかりました」

こうして2人は冒険者になりました。

「ジェイド冒険者にもなったし暗くもなってきたから今日の宿探そっか」

「そうだな、あそこなんてどうだ」

ジェイドが指さした先には宿舎ラビットという宿だった。

「すいません。5日間泊まりたいんですけど」

「いっらっしゃい、2人で一部屋なら小金貨1枚と銀貨5枚だよ」

「さすがに2人で一部屋はねぇ」

「私はそれでもいいわよ!」

「じゃぁ2階の突き当たりにある106号室だよ」


部屋にて

「アリアと同じ部屋ってのもちょっと緊張するな」

「私は何も無いけど」

「とりあえず1階に行ってご飯でも食べて今日は寝ようか」

「そうね明日は武器屋とかに行って必要なものを揃えてギルドでクエストを受けましょ」


1階の酒場にて

「何にしようか」

「うちは一角うさぎのシチューとラム酒がオススメよ」

「じゃあそれ2つで」

「あいよ」


「あー美味しかった」

「そうね美味しかったね」

「明日に備えて今日はもう寝るか……ってベット1つしかないんだけど」

「なに、一緒に寝ればいいじゃない」

「一緒にって、ぇー」

「なに恥ずかしいの?」

「いや、なんと言いますか、ねぇ」

「とりあえず2人で寝るよ」

「はいわかりました…」

こうして2人の街での一日目は終わったのである

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