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六十五杯目 キャンドルと花怜ちゃん

女の子は可愛いものがお好き!


「おはよう!あきらさん!」

「おはようございます!田上(たなか)先生」

今日はキャンドルづくりの日。

田上先生は手作りキャンドルの先生で立派な人です。

またこのカフェの常連でオフの時はよく来てくれる。

「今日はあきらさんは見学?」

「はい。今日はママがご主人と旅行に行っているので店番を任されて」

「あら!大変ね!無理しないでね!」

「ありがとうございます」

「今日は生徒さんが一人だけど飛び入り参加もありにしたからあきらさんもやりたくなったら言ってね!」

「いつもすみません」

「いいのよ。今日の生徒さんがまた可愛い生徒さんなのよ!」

「へぇー!そうなんですか?」

「そうなの!おっ!噂をすれば」

「あっ!先生だ!おはようございます」

「おはようございます」

可愛らしい女の子が父親を連れてやってきた。

「花怜ちゃん!おはよう!」

「今日は宜しくお願いします」

「相変わらず礼儀正しいわね。あら!今日はお父さんもきてくれたの?嬉しいわ!」

「妻が病院で来られないので今日は私が一緒に」

「お父さん、今日ね。オフだったから連れてきたの!」

「あら!そう!」

「はじめまして。花怜って言います」

「花怜ちゃんね。はじめまして、私は・・・」

「あきらお姉さんでしょ?」

「えっ?そうだけど?何で知ってるの?」

「尊くんが教えてくれたんだ!」

「えっ?尊くんが?」

「カフェの店員さんで優しいお姉さんだって言ってたよ!」

「そんな事、言ってたんだ」

「花怜ね。あきらお姉さんに会いたかったんだよ!」

「ありがとう」

「あきらお姉さんは今日は見学?」

「今日はね」

「あとで花怜のキャンドル見せてあげるね!」

「ありがとう」

「えへへ」

「じゃあ、花怜ちゃん。早速だけど始めましょうか?」

「はーい」

「まずね。何色がいいか選んでね!そこに色々なカラーが入っているから」

「花怜はね。今日はピンクにする!」

「いつもブルーだったもんね。いいわね。じゃあ紙コップにピンクの蝋の元を入れてね!先生が溶かすから」

「はーい」

先生が鍋とコンロを使ってピンクの蝋の元を溶かしていく。

「その間に花怜ちゃんは蝋を入れるケースを選んでね!」

「花怜。これにする」

「はい。それを先生に下さい」

「はーい」

先生にケースを渡すと溶かしたピンクの蝋をケースにいれていく。

「そしたら冷めるのを待って貝殻やビーズをいれていくよ!」

しばらく冷めるのを待つ。

「試しにいれてみて沈まなかったら大丈夫よ!」

花怜ちゃんが小さな巻き貝を入れる。

「先生!沈まないよ!」

「そしたら好きなようにビーズと貝殻を入れてね」

「はーい」

花怜ちゃんはビーズや貝殻を好きなように入れていった。

「そしたらここに花怜ちゃんの為に蝋で作ったぷにぷにのハートとか色々な形のものを作ったから一つだけ好きなものをとって飾ってね!」

「ありがとう!先生!花怜ね。赤いハートにする」

「いいわね。そしたら香りを選んでね!ここに色々な香りの種類があるから」

「うーん。どれもいい香りだね!」

「そうね」

「悩む」

「そしたら先生のおすすめの香りでもいいかしら?」

「いいよ」

「ありがとう!ラベンダーの香りなんてどうかしら?」

「いい香り!花怜、これにする!」

「良かった。そしたらそれを溶かしていくから紙コップに香りをいれてください」

「はい」

「そしたら先生に下さい」

「はい」

香りを鍋とコンロを使って溶かしていく。

カフェにはラベンダーのいい香りが漂うのだった。

「そしたら香りをケースにいれて冷めたら完成だよ!熱いか

らお父さんにいれてもらおうか?」

「うん」

「共同作業ですね」

「そうね」

そして香りをケースに入れ、冷ますこと数分後。

立派なキャンドルが出来た。

「先生!!出来たよ!」

「花怜ちゃんらしい作品になったわね!」

「うん!あきらお姉さん、見て見て!」

「可愛らしい作品になったね!」

「えへへ。花怜。写真を撮る!」

「私も撮ろ!」

花怜ちゃんの可愛らしい作品を私は撮るのだった。









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