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六十三杯目 ハーバリウム×パーソナリティー

今日も個性的なハーバリウムが並んでいる。


今日はハーバリウムのワークショップの日。

ハーバリウム作りの先生は優しくて良い先生。

今日も朝早くから花やビンをイキイキしながら準備している。

「あきらちゃんとこうくんもやる?プレゼントにいいわよ!」

先生が元気な声で私たちを誘う。

「いいんですか?じゃあやります!幸司さんは?」

「僕もやろうかな!」

「是非!楽しいわよ!」

「お手伝いしますね」

「あきらちゃん、ありがとう!ビンを出してくれる?」

「はい!ビンって色々な形があるんですね!」

「そうなのよ!ビン選びも楽しいわよ!」

「あっ!ハートのもあるんだ!可愛い!」

「でしょ!それ、人気があるのよ!」

「私、このハートのビンにします。」

「プレゼント用?」

「あ、はい」

「へぇー」

「な、なんですか?」

「ううん。別に。こうくんは?」

「うーん。悩んでます」

「プレゼント用?自分用?」

「プレゼント用で」

「じゃあ、このビンなんてどう?」

「いいですね!これにします」

「ありがとう!ハーバリウム作りを始めましょうか?ちょっと早いけど」

「宜しくお願いします」

「まずは花から選んで下さい」

「うわー。色々な種類があって悩む」

「いっぱい悩んでいいわよ」

「僕はピンクのあじさいと赤いカスミソウと紫の花にします」

「こうくん、決めるのが早いわね!」

「うーん。悩んだんですけど私はバラと白のカスミソウにします」

「二人ともいいセンスしてるわ!そしたらこの大きなピンセットで花をビンにいれていきます」

「はい」

ピンセットで花をつかみ、ビンにいれていく。

しかし、これがなかなか難しくて悪戦苦闘する。

「難しいですね」

「うーん。難しい」

悪戦苦闘すること数分後。

ようやく自分らしいハーバリウムの中身が出来た。

「よーし、出来た」

「僕も」

「そしたらオイルをいれてください」

「はい」

「優しくね」

オイルをビンの中に入れていき、蓋をしてリボンを結べばハーバリウムの完成!

「出来た」

「二人ともいいハーバリウムが出来たわね」

「ありがとうございます。先生」

ハーバリウムを眺めている。

「あら!先生!」

「あら!楮山(かじやま)さんじゃない!」

「ハーバリウムをやりに来たわよ」

「それはいいタイミングね!」

「あら!素敵なハーバリウムね!」

「この二人が作ったのよ!」

「そうなの!あきらちゃんとこうくんが?」

「はい!」

「私も作りたくなったわ!作り終わったら写真撮りましょう!」

「はい」

楮山さんもハーバリウムを作り始めた。

私たちはどんな作品が出来るのか興味津々で見ていた。








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