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二十一杯目 あきらちゃん、先生と出会う。

出会いは突然、始まる。


節分が終わり、街はすっかり穏やかな日常に戻る。

「ふぅー。今日も寒いな」

買い出しを終えた私はカフェに向かう途中、私は小さな港を見ながら歩いていた。

「港かぁー。今日も海が綺麗だな!」

私はこの景色がお気に入り。

海が今日も宝石のように輝いている。

私が海を見ていると漁師のおじちゃんが声をかけてくれる。

「おぉー。あきらちゃん。」

「おじちゃん。今日も漁?」

「今日も漁に行ってきてな。魚がとれたよ」

「良かったですね」

「今度、家に遊びに来な!美味しい魚、食わせてやるわ」

「ありがとうございます。」

私はしばらくおじちゃんと話をしていた。

時間が経つのは早く、おじちゃんは次の仕事に向かった。

私も港にさよならしてカフェに向かうのだった。

カフェに向かう途中、私は袋に入った具材を見て、色々、想像していた。

カフェが見えてきたが私は思わず「あれ?」と思った。

カフェの前でママがご主人以外の男性と話していたからだ。

あの人、誰だろ?とても仲が良さそう!

私が疑問になり、しばらく様子を見守るのだった。

しばらく様子を見ていると男性がママを抱き締めた。

私は「駄目だろ!」と思いながら見ていたがママは照れくさそうに男性の背中をポンポン叩いていた。

いったいどういう関係なの?

するとママが私に気づき、「あきらちゃん」と言って手招きをした。

私は恐る恐る近づいていった。

するとママがニコッと笑って英語で男性を私に紹介してくれた。

男性は「おぉー」と言って私を抱き締めるのだった。

私は固まってしまう。

するとママは男性に英語でフォローしてくれた。

すると男性は「すみません」と言って離してくれた。

「あきらちゃん。ごめんね。びっくりさせちゃって。彼は私の友人でレイって言うのよ!」

「はぁー」

「はじめまして。あきら。レイです」

「はじめまして」

彼はニコッと笑ってくれる。

私もニコッと笑う。

「あきらちゃん。レイはね。芸術家なの!」

「芸術家?」

「イエス!こう見えても芸術家なんです。」

彼はそう言うと作品を見せてくれる。

その作品はとても素敵で繊細な作品だった。

「パステルアートなのよ!」

「パステルアート?」

「クレヨンみたいなパステルがあるんだけどそれを粉にして指を使って作品を作っていくのよ」

「へぇー」

「彼はうちでパステルアートの先生をしてくれているのよ!」

「そうだったんですか!」

「イエス」

「そうだわ!あきらちゃんもパステルアートやってみない?」

「えっ?」

「講座は明日なんだけど良かったら」

「いいんですか?」

「それはいいですね!あきら。一緒にやりましょう!」

「ママが言うならやってみようかな!」

「あきら。私が丁寧に教えてあげますよ」

「だって、良かった!あきらちゃんが一緒だと安心する!」

「宜しくね。あきら」

「宜しくお願いします。レイ先生」

「その笑顔、グッドね!」

「はい!」

レイ先生としばらく話をしてレイ先生は帰っていった。

「素敵な先生だったでしょ?」

「はい!とっても!」

「でもびっくりしました!」

「んっ?」

「ママが英語がしゃべれるなんて」

「簡単な英語しかしゃべれないわよ」

「でもすごいです」

「ありがとう!」

「ママの知らない一面が見られて嬉しかったです」

「なんか言った?」

「いいえ。なんでも」

そう言って私はママの知らない一面を見られて嬉しく感じるのだった。




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