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+純白天使+  作者: 熱帯夜
8/29

とあるマンションにて


「どうすんだ・・・・どうすんだ俺!?」


ひとまず白い天使――――リツを抱えて清次郎は自宅に帰った

彼の両親は2人ともプロのカメラマンで現在も世界中を飛びまわっている

他に兄弟もいない和輝はマンションで一人暮らしをしている

そこは、一人暮らしにしては結構高く、設備も充実していた


「あいつら・・・・この子をどうするつもりなんだよ・・・・ まあ清次郎はともかく、あの黒い方の奴」


とりあえずリツをソファに寝かし一人考える











何も思いつかない


やはり清次郎に電話してみるか、ということで携帯に電話をかける

しばらく掛かった音楽の後――――――


『もうしも〜し 和輝? よお元気か?』


何事も無かったように電話に出た清次郎に和輝はいきなり怒りをぶつける


「元気かじゃねえよ! 何なのこの子!? あともう一人のお前つれてった奴!?」


『ああ! あのことこの子? 天使だってギャハハハハハハハハ!」


・・・・・・・うぜえ・・・・・・・・・


「何で笑ってんだよ! この子どうしろってんだよ!」


『ああ・・・ ひとまず今日はそっちでよろしく そのことについてはまた明日』


「何勝手に決めてんだよ・・・・・分かった もう切るぞ・・・・・」


もう切ろうとしていた和輝に


『あ! ちょっとタンマ!』


「なに?」


『襲っちゃダメだぞ! ギャハハハハハ――――』


     ブチ


携帯を軽く切った後和輝は少女を見つめる

リツはまだ寝息を立てて幸せそうに眠っていた

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