蜂の巣の教室で 2
「ど・・・どういう事ですか・・・先輩」
睨むような目つきでレオを睨む
だがレオは愛想笑を浮かべて
「いやいや 別に変な事考えてるわけじゃねえんだ ただな・・・確かめたいだけなんだ」
そこで深刻そうな顔をする
「その子達が俺等と同じ存在なのか・・・・ただ・・・ただ確かめたいだけなんだ」
彼の辛そうな表情を見て、和輝はしばらく黙り込む
隣にはずっと何も口に出さず話を聞いている清次郎と、離れた所に寧夜が携帯をずっと構っているこちらの話を聞いているかは分からない
ソレを気にせずレオは淡々と話していく
「人間と天使・・・・・・そういうのじゃないんだ、俺等が知りたいのは・・・・・ だが詳しくはしゃべれない あまりこっちにも関わりを持ってもらっちゃ困るし、きっとそっちも迷惑する お前等は俺等とは違う―――――だから・・・・だから!」
強く拳を握り締めたあとに大きな声で叫ぶ
「頼む! その子を・・・・その子達を俺等に預からしてくれ!!」
「!?」
頭を下げるレオに和輝は戸惑い清次郎に助けを求めるかのように目線を移す
清次郎はいたって冷静で和輝に答える
「俺はお前に任せると先にレオの兄貴・・・先輩に言ってある 後はお前しだいだ」
そう言い目を閉じる
和輝が再び目線をレオに移すとレオは既に顔を上げていた
「返事はまだいい・・・考える時間は誰だって欲しいだろ・・・ ・・・・・いきなりこんなこと言って悪かったな」
そう言って教室を後にする
「あ・・・・・・」
何の言葉をかければよかったのか分からなかったのか、静かにその先輩を見送る事しかできなかった
多分・・・レオ先輩(達)の事情は書きません
また違う話で書くか・・・・
あるいはリアルの方でのみ、書くかもしれません
応募する予定も少々あり・・・・・
まあ、どうも、スイマセンでした