放課後の教室
「んだぁ〜れぇ〜がぁ〜・・・ カツオじゃこのカスがああああああ!!」
その少年は、そう言うが早いが清次郎と同型のウーチmmサブマシンガンとUZIサブマシンガンを両手に抱えいきなり寧夜向けて発砲しだした
「ワォ! この前よりすごいね!」
関心の言葉を漏らした瞬間寧夜はそのまま窓から落ちるように出、身を隠して銃弾を防ぐ
そんな事も気にせず銃弾の嵐は止まない
この現状を見て、焦る和輝
「おいおいおいおいいいい! 何なんだよあの先輩!? あと寧夜の奴も!?」
「え? 単なるちょっと危ない先輩と変人女だけだけど?」
清次郎はもうこの光景を何回も見ているのか、平然と彼等を見ながら和輝の質問に答える
ちなみに清次郎がこの前言っていたウーチ3ミリ(略)は、この先輩から頂いた物である
「いやー あの機関銃良いんだよ 普通のより軽いし 弾換えももう慣れたし・・・」
「そんな事を聞いてんじゃねえ!! 大体なんであんなに怒ってんだよ!? カツオがそんなに嫌いなの?」
「魚とかじゃないんだよあれ・・・ イタリア語で言うとね○○○って意味になるんだよ 知ってる人は辛いねぇ」
――――――・・・あー あの先輩可哀想 あんなでかい声で叫ばれたらなあ・・・・・
和輝が哀れんだ目を向けていると機関銃を撃っていた勢いが止まった どうやら弾切れのようだ
銃弾が向かっていた先には壁と窓があり、壁はいくつもの穴を開けて未だに煙を噴いており、窓ガラスはキレイさっぱり割られていた
「・・・・どーすんだコレ?」
「安心しろ・・・ちゃんと俺が弁償する」
和輝の質問に答えたのはあの悲惨な壁と窓を作った本人である
「・・・っくそあのアマめ・・・・・・で素は違う奴だろうが・・・・・今度2人まとめてぶっ殺す」
怒りをあらわにした表情をする
だがその時
「フッフッフ・・・ そんな事はさせないよー!」
気の弾む声をした方向を見るとそこにはセーラー服を着た寧夜がM3短機関銃を持って立っていた
「見ろ!? この完璧なコスプレを! この銃探すの大変だったんだからね! 着替えるのも大変だったんだからね! あ! どうやって着替えたかは聞かないで!」
そう言った途端、寧夜は先ほど自分に撃ってきた少年に標準を合わせ、
―――――――――――――――引き金を押した
「快感・・・」
寧夜がそう言った後には教室中に銃弾の跡がしっかりと残っていた