第24話 すれ違い
久々更新すいません
第24話です
「おはようタカちゃん!もうすぐだね!」
今日もまた、朝からハイテンションな葉月が家の前で待っていた
「もうすぐってなにがだよ」
「文化祭だよ!ぶ・ん・か・さ・いー!」
「あぁ~」
今日はちょうど文化祭2週間前
ちなみに俺は実行委員になってしまっている
委員会決めで、最後のほうに適当に余ってる委員会を選んだらこうなった
「葉月はなんの格好すんの?」
「んとね~…メイドさん!!」
葉月のメイド服!?
可愛いに決まってるじゃねぇか…
ナイス衣装係!!
うちのクラスでは『仮装喫茶』なるものをやることになっている
なんの格好をしたいかは、いくつかの中から選ぶようになっている
たしか女子は
メイド服、婦人警官、妖精、アニメヒロインなどなど
定番からマイナーなものまでいろいろあった
男装をする人もいるらしい
男装するなんてもったいないよなぁ
せっかく可愛いのに、なんで男子なんかになりたがるのか…
まぁ、とりあえず葉月が男装じゃなくて一安心だ
「タカちゃんはなにやるの?」
「俺?俺はまだ決めてないけど…」
「そっかぁ~。なにやるか楽しみだなぁ~」
葉月は楽しそうに、スキップして学校の門をくぐった
「あ、そうだ。俺、今日は一緒に帰れないからな」
「え!?なんで?」
「委員会だよ。文化祭実行委員会」
しゅんとなる葉月を見ると少し心が痛む
でも、俺と帰れないだけでこんなに凹むもんか?
俺といれないのがそんなに悲しいってことは…
…なんて淡い期待を抱いてみたり
放課後になり、俺は葉月に一声かけてから委員会に向かうことにした
「葉月、俺はこれから委員会だから。気をつけて帰れよ」
「うん。タカちゃんも委員会頑張って!」
「おう」
やっぱり元気なかったなー
「頑張って!」なんて、笑って言ってたけど…
大丈夫かな?あいつ
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