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第19話 巡り合わせ

第19話です!

「転校生が来たらしいぜ!」


登校するやいなや、同じクラスの山田が目を輝かせてやってきた

この反応からするとおそらく転校生は女子なのだろう

しかし、そのわりには女子たちも沸き上がっている

女子にも好かれるような人物なのだろうか…


「転校生かぁ…仲良くなれるといいなぁ~」


葉月も転校生さんは楽しみな様子

でも、転校生が男じゃなくてよかった

葉月に悪い虫がつくのはごめんだ


チャイムがなるのとほぼ同時に担任が教室に入ってきた


「席につけー。今日は転校生がいる!」


転校生がどんな人物なのか、みんな期待を膨らませている

なんだかんだで俺も転校生がどんな子なのか気になっていた

いや、でも、俺には葉月が…


「入っていいぞー」


先生の声を聞き、教室のドアがに開けられる


入ってきたのは……男


女じゃなかったのかっ!?

山田のやつ、実はそっちの趣味が…!?


キレイな顔立ちをしていて、いかにも爽やかな王子様系のイケメンだ

でも、どこかで見たことあるような…

一生懸命記憶をたどっていると、後ろからもう1人

どうやら転校生は二人いたらしい

今度は女子のようだ

山田、疑ってすまん

ゆっくりと教室に入ってくる

そこには確実に見たことのある人物がいた


「「す、鈴架さん!?」」


予想外の人物の登場に、俺と葉月は勢いよく立ち上がり、同時に声を上げる


そこにいたのは、俺たちがコスフェスで出会ったエリア様こと水嶋鈴架

なんで鈴架さんがここに…

って言うか同い年だったのか!?


「高良くん!?…に葉月ちゃんまで!!ここの学校だったの!?」


どうやら鈴架さんも俺らがいることは知らなかったようだ


「姉さん、知り合い?」


「う、うん…ちょっとね」


姉さん…ということは隣にいる男は弟か

あぁ、誰かに似てると思ったら鈴架さんに似てるんだ、納得

自己紹介によると彼の名前は水嶋憂斗

鈴架さんの双子の弟で、顔立ちは鈴架さんそっくりだ


「なんだ、お前ら知り合いだったのか。じゃあ、鈴架の席は小林の後ろで」


担任がそう言うと、一番後ろだった俺の席の後ろに新たに机が足された

ちなみに、俺は窓際の席で隣には葉月


なんでお前ばっかり美女に囲まれてるんだ


男子たちが俺を睨みつけながら目でそう伝えてきた


弟の憂斗くんはじゃんけんで勝った女子の隣へ

やっていることはじゃんけんのはずなのに、まるで戦場にでも来たかのような異様な空気を放っていた

女子ってこういうとき怖いよな…

そんな女子の戦場を見ても、憂斗くんは勝者の女子に対して笑顔で対応

やっぱり王子様一般人とは一味違うご様子

俺だったらあんなのを目の前にして笑顔なんて向けられない

むしろ逃げたい、全力で

イケメンもイケメンで大変なんだなぁ…

イケメンじゃなくてよかったと思ったのは初めてだ

そんなことを考えていると、隣の葉月が鈴架さんと話し始める


「鈴架さんって同い年だったんですね!?てっきり私たちよりお姉さんかと…」


「私も葉月ちゃんたちの方が年下だと思ってたわよ。あと、敬語じゃなくていいのよ?同い年なんだもん」


俺も鈴架さんが同い年だとは思っていなかった

話し方や雰囲気が俺たちよりずいぶんと大人びている

俺たちが子供っぽいだけか?


「鈴架さんってどうしてうちの学校に来たんですか?」


俺は素朴な疑問を鈴架さんに聞いてみる


「それは…」

読んでいただきありがとうございます


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