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第15話 ただの小学生ならよいのだが

第15話です

俺達が初めて会ったのは小学2年生のときのことだった



「や、やめてよ…」


「なんだ?聞こえないなぁ~」


小学校からの家に帰ろうとしたときのこと

俺は運の悪いことに、イジメっ子達にばったり会ってしまった

そして無理矢理ランドセルを奪われてしまう

いつもこうだ

小心者の俺は立ち向かっていく勇気は疎か、やめてとはっきり言うことすらできない

ただただイジメっ子達が飽きるのをじっと我慢する

それしかできなかった

早く終わらないかな…

うんざりしながら、そんなことを考えていたとき


「やめなさい!イジメなんてする悪党はこのアタシが月に代わってお仕置きよ!」


イジメっ子の後ろから突然女の子の声がした


「…誰だよお前」


振り向くとそこには可愛らしいランドセルを背負った小学生が立っていた



なんなんだこいつ…


助けが来た!!

…より前に、イジメられている側の俺もそう思ってしまった


「アタシ?アタシは通りすがりの普通の小学生さ…」


普通の小学生ならこんなこと言わねぇよ!


俺もイジメっ子も頭の上には無数の?マーク


「戦場は久しぶりだ…。あぁ、あの頃を思い出す…。血が騒ぐぜぇ!」


戦場って兵士かよ!

普通の小学生じゃなかったのかよ!

つか、あの頃ってどの頃だよ!

お前まだ小学生だろ!


ブレブレだなこの人…


「くらえ!必殺奥義!! デス・メタル☆パンチ」


なんだよそのネーミング!?

意味わかんねぇ…



セリフを吐くと同時に女の子はイジメっ子達に向かって走ってきた

拳を強く握りしめて


イジメっ子達は本能で感じたのだろう

こいつには関わってはいけない、と


「き、今日のところは許してやる!覚えてろよ!」


捨て台詞を残して逃げるように走っていってしまった

その姿を見た女の子は俺の前で達止まり、逃げる背中にこう吐き捨てるのだった


「アタシに勝とうなんて百万年早いんだよ!」


と、清々しいほどのドヤ顔で逃げる背中にこう吐き捨てるのだった


「アタシに勝とうなんて百万年早いんだよ!」


と、清々しいほどのドヤ顔で

読んでいただきありがとうございます


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