だって、猫だから。
あなたの目には、何が映ってるの?
私の目には、あなたが映っている。
そして、あなたの目に映った私も見えている。
私は約束するわ。
毎日、あなたに「おはよう」と声をかけると。
けれどもあなたは、きっとこう言うでしょうね。
「お腹すいたよね」
朝ご飯が欲しくて「おはよう」と言っている訳じゃないのに。
まるでちぐはぐな2人。
「いってらっしゃい」と声をかけると、「今日はひなたぼっこ日和だね」と返ってくる。
まるで会話が成り立たない2人。
だけど、ねぇ。
私の目には、あなたが映っているよ。
だから泣かないで。
私は約束するから。
明日も「おはよう」と言うわ。
だってどんなに泣くようなことがあっても明日は来るんでしょ?
私を撫でるあなたの手が優しいことを、私は知っている。
あなたがブラッシングしてくれるこの毛触りは、あなたを癒せてる?
あなたの明日の今頃、幸せであるように願いを言葉にして言うわ。
「おはよう」って。
そう言えるだけで私は幸せなの。
そうしたらまた、ちぐはぐな言葉を返してね。
だって、私は猫だから。
犬を2頭飼ってます。家族と思っています。
何を言いたいのか、なんとなくでしかわからないけれど、いつも傍にいてくれます。
私よりも小さな小さな体で、本当は何を思っているんだろうと考えたら、この作品にたどり着きました。