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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

聖女と悪魔のSM判定

作者: アマミヤ

R18ではないはずです!たぶん!


(...ですよね?)




ーー何度、何度繰り返しただろう。


 全身を焼く業火に地面を這い、天から降り注ぐ弾丸に四肢を吹き飛ばされて。人の形を幾度も失いながら、それでも、この身体はまだ消滅しない。右手に持った蒼い光を放つ聖杖が、私の意識をこの大地に引き戻す。果ての見えない戦いに、私の脳みそはもう半分、思考を諦めていた。


「ひどい顔だね。聖女クリスティーナ。もうそろそろ諦めた方がいいと思うのだけど。」

「”諦める”なんて選択肢、このシナリオにはないんです。文句ならゲーム会社のクリエイターに言ってください。」

「あはっ!また訳の分からない言葉を。」


 楽しそうに笑いながら、目の前の悪魔が黒い炎を放つ。

 瞬時に展開した防御壁にミシミシとひびが入るのを、私はどこか他人事のように見つめた。どうせ3秒程度しかもたないくせに、一応の抵抗は設定されている。ご丁寧なことだ。


 ドンッ!!という面白みのない爆発音。私の身体は羽虫のごとく、後方の岩壁に打ち付けられた。全身の骨がミシミシと悲鳴をあげ、視界のすみでHPゲージが半減する。もうこの流れも幾度となく繰り返した。あと一度の攻撃でこの身体はおしまいだ。



◆◆◆


 キチガイな話だと笑ってもらっても構わない。


 私が今いるこの世界は「リーディングワールド~最果てを目指すRPG~」通称リーワル。

 放置ゲーとして生み出されたRPG作品。数ある国産の放置ゲーとは一線を画す、いわゆるクソゲーであった。著名イラストレーターによる美麗なキャラクターデザインと、豪華声優によるフルボイスストーリー。そこにすべての予算をつぎ込んでしまったのか、ゲームシステムは見るに堪えないクオリティだった。


 永遠に同じステージを周回し続ける序盤クエスト。キャラクターの強化素材が一向に手に入らないまま、強制的にラストステージに突入する中盤。明らかにレベル差がおかしいラスボスとの戦闘を強要される終盤ステージ。途中撤退はもちろん不可能だ。メインシナリオにも一切の救いがなく、親の仇とばかりに主人公クラスのキャラたちが死んでいく。仲間の裏切りや精神崩壊、凌辱シーンなど、あまりの鬱展開に、公式wikiは阿鼻叫喚の嵐だった。


 しかし、こんなクソゲーにも、一定の物好きが集まるもの。かつての私がその一人だった。


 人材業界の営業職に就いて約半年。悲しきかな、私が新卒で入社した会社は、絵にかいたようなブラック企業だった。営業電話の鳴り響くオフィスには、常に上司の罵声が響き渡る。月のノルマを達成できなければ、給料からの天引きは当たり前。サービス残業は月80時間を超え、家に帰れるのは深夜の2時。ろくに睡眠もとれないまま、気がつけば朝陽が昇っている。そんな灰色の毎日だった。


 そんなある日のことだ。私はこのクソゲー「リーワル」に出会った。


 総合評価2.7という数値を鼻で笑い、荒んだ気持ちでロードボタンを押した。チュートリアルもろくに読まず、スキップボタンを連打した先で。私は彼に出会った。あの瞬間、私の世界は極彩色に色づいた。


 悪魔アルデバラン。終盤クエストのボスの1人。


 妖艶な雰囲気と少年のような無邪気さを併せ持った「笑顔」の悪魔。トレードマークは背中に生えた三対の黒い羽と、猫のような紅蓮の瞳。相手をいたぶるねちっこい攻撃を好む、極めてタチの悪い敵だ。そんな彼に、私は一目見た途端、心を打ちぬかれてしまったのである。いわゆる”一目惚れ”だ。プレイヤーを嘲笑う声も、執拗な攻撃スタイルも、幼さと妖艶さを兼ね備えたビジュアルも、全てが私のツボだった。彼になら、何度なぶられても構わないと思ってしまったのである。恋とは恐ろしいものだ。


 こうして、昼間は社畜、夜はスマホゲームに勤しむという、私の堕落した生活スタイルが確立した。短かった睡眠時間はさらに短く、食事もまともにとらなくなった。リクルートスーツはウエストが緩くなり、代わりにチノパンを履いて会社に行くように。気味悪がる上司の目線も全く気にならないほど、私の毎日は充実していた。


「君の努力は、愛おしいほど無駄だね。」

「哀れだねぇ、お嬢さん。君がこれほど無力だとは思わなかった。」

「僕の足元にも及ばない人間風情が、何を偉そうに吠えているんだ?」

「いっぺん死んでみたらどう?あ、もう経験済みなんだっけ?」


 どんなに仕事で失敗しても、上司から怒られても、家に帰ればアルデバランが私を優しくいたぶってくれる。現実世界の罵倒なんて比にならないほど、彼の攻撃はいやらしくて気持ちがいい。彼を象徴する黒い炎に、何度も自分のアバターを燃やされながら、私は恍惚とした笑みを浮かべた。



◆◆◆


 そんな生活を送り続け、何日が経過しただろう。


 気がつけば私は、見覚えのある荒野に一人で立っていた。

 吹き荒れる砂嵐に、空には二つの太陽。見間違えるはずがない、ここは私がのめり込んだリーワルの終盤ステージだ。右手に持った聖杖と、視界に入る自身の金色の髪。私がリーワルで使用していたアバター「蒼き聖女クリスティーナ」のものだ。鏡で顔を確認できないが、私は今おそらく聖女クリスティーナとして、リーワルの世界に立っている。


 夢だろうか。

 いつの間にか寝落ちして、夢の中でもリーワルを楽しもうとするなんて、なんてゲーム廃人なんだ。我ながらやばい奴だと自嘲する。


 やけにクリアな思考回路。

 肌に感じる砂嵐の風圧。

 ドクンドクンと反響する心臓の音。嫌な汗が背中を伝った。


「ーーようこそ、最果ての荒野へ。早速で悪いけど、死んでもらおうかな。」


 鼓膜を震わせた艶やかなテノールボイス。

 何度も聞いた、クエスト開始を告げるいつもの台詞。ハッと振り向いた次の瞬間、全身に強い衝撃が走った。


 視界がちかちかと明滅し、腹部が燃えるように痛む。背後の岩壁が崩れ落ち、頭上に砂がパラパラと降りかかった。かすむ視界の向こうには三対の黒い翼。どうやら今の一瞬の間に、私は蹴り飛ばされたようだ。


「あれぇ、今ので死なないんだ?結構入ったと思ったんだけど。もしかしてお嬢さん、結構強い人?」

「防御魔法が多少人より優れているだけです。所詮あなたには敵いませんよ。」


 悪魔アルデバラン。

 掠れた声でそう言えば、目の前の悪魔は嬉しそうに笑った。その笑顔は画面越しに見ていた時よりも、ずっと醜悪で美しい。紅い唇の間から鋭い八重歯が覗いている。


「嬲りがいがありそうで何より。君の名前は?」

「けほっ、申し遅れました。わたくしの名前はクリスティーナ。蒼き聖女、クリスティーナと申します。」


 笑みを深める悪魔を見つめながら、私は確信を持った。

 この世界は夢でも幻でもない。私は今「聖女クリスティーナ」という名の肉体を持って、確かにゲームの中に実在している。どうしてかは分からない。理論的に説明できる状況ではない。ただ、事実を事実として受け止めることしか、今の私にはできない。


 目の前にいる悪魔アルデバランも、質量を持った一つの生命体だ。ゲームと同じく黒い炎を操るが、その炎に触れればただではすまない。ゲーム通りの設定であれば、間違いなく私は死ぬ。


 「リーワル」は放置ゲー。しかもただの放置ゲーでなく”クソゲー”だ。

 誤解のないように言っておくが、私は肉体的な痛みには何の耐性もない。精神への刃と肉体への刃は全くの別物である。


 嫌な予感に背筋が震える。

 悪魔の背後に展開された無数の魔力弾を見ながら、「綺麗だな」と場違いな感想を持った。



◆◆◆


「まだ蘇るんだ?生産性のない行為をそう何度も繰り返して、ひょっとしてクリスティーナってMなの?」


 岩山の上でアルデバランがつまらなそうな表情を浮かべている。奪い取った私の聖杖を右手で弄びながら、あくびを一つ。性懲りもなく蘇る私の肉体に、彼もそろそろ飽き始めているようだ。


 それもそのはず。彼が消し炭にした私の回数はとうに三桁を超えた。30を超えたあたりから数えるのも面倒になったので、詳細な数字は覚えていない。聖女クリスティーナはろくに攻撃魔法が使えず、唯一の防御魔法もアルデバランの前には無力に等しい。復活しても、数分後にはHPゲージが底をつき、再度復活を繰り返す。ゲームではボスを倒さない限り永遠に周回を続けるが、実際にこうも繰り返すと敵も飽きるようだ。


「Mではありません。痛いのは嫌いです。」

「だって君、いたぶってももう悲鳴あげないじゃん。」


 それは痛みになれてしまっただけだ。100回以上殺されていると、どのタイミングで気を失えば楽になれるかが自ずと分かってきた。首を絞められても、指の骨を折られても、内臓をえぐられても、悲鳴をあげずエレガントに気を失える自信がある。推しの前でこれ以上醜態をさらすのは、できるだけ避けたい。こう見えて私の精神は、まだうら若き乙女なのだから。


 岩の上でふてくされてしまった悪魔を見上げる。「笑顔」の悪魔でありながら、彼の口元に笑みはなかった。私は少し申し訳ない気分になった。


「あの、アルデバラン。どうしたら笑顔になってくれますか?」

「君が嬲りがいのある人間になったらね。虫けらみたいに殺されて、蘇るしか能のない聖女なんて面白くない。」

「それは無理な要望です。私これ以上レベル上がらないですし。」

「じゃあ別の強い奴を連れてきてよ。」

「それも無理な要望です。将来有望なメンバーは皆、メインストーリーの途中で離脱していきました。」

「何それ。クソゲーだな。」

「ええ。クソゲーですね。」


 パチッと視線が交錯した。私をまっすぐ見つめる深紅の瞳に、初めて見る感情が浮かんでいる。背中の黒い翼を小さく上下に羽ばたかせ、アルデバランはゆっくりと地上に、私の目の前に降り立った。


「提案なんだけどさ。」

「なんでしょうか?」


 アルデバランはこほんと咳をした。口元には小さな笑みが浮かんでいる。


「君が死ぬ以外の方法で僕を笑顔にしてくれたら、次のステージに進ませてあげるよ。」

「次のステージ?魔王との戦いということですか?」

「そう。」


 リーワルの終盤戦は3段階に分かれている。一つ目が悪魔騎士ロードとの一騎打ち。二つ目が悪魔アルデバランとの耐久戦。最後が魔王ゴードンとのファイナルバトルだ。

 正直、今の私の実力で魔王戦に突入したとして、勝てる見込みはゼロである。アルデバランにさえ歯が立たなかったのに、さらに格上の魔王に勝てるはずがない。しかし、それでもアルデバランの提案は一考の価値があった。


「分かりました。その提案、お受けします。」

「そうこなっくっちゃ。」


 このまま荒野で彼との耐久戦を繰り返しても、これ以上状況が良くなるとは思えない。大好きなアルデバランと一緒にいたい気持ちはあるが、痛い想いをしつづけるのは御免だ。彼のことは画面の向こうで見つめるくらいの距離感の方がちょうどいい。聖女クリスティーナの肉体は、持ち主に返すべきだ。


 あごに手を当て、アルデバランを笑顔にできる方法を考える。彼が好きなものは一体何であったか。メインストーリー、公式ファンブック、非公式wiki、数少ない二次創作。思いつく限りのデータが頭の中を駆け巡る。そうしてしばらくの逡巡の後に、私の脳みそは一つの答えを導きだした。


「あ、」

「どう?思い浮かんだ?」

「はい。そう、ですね。一応。」

「どんなの、どんなの?早くやって見せてよ。」


「楽しみだなぁ、自分の腕を食いちぎるとかかなぁ。」と期待のまなざしを向けられる。私はごくりと唾をのみ込んだ。今からやろうとしている行為は、おそらく私の尊厳を無にする行為だ。しかし、自分の未来がかかっている。やるからには中途半端なことはできない。


 大丈夫。今の私は金髪碧眼の美少女だ。


 深く息を吸いこみ、私は両目をゆっくりと閉じた。そしてまたゆっくりと睫を持ち上げる。視界いっぱいに映った悪魔がハッと息を呑んだのが分かった。


「……悪魔アルデバラン。あなたのような存在が、一体何を誇っているの?人々を苦しめ、自分の力を見せびらかすことでしか生きられないなんて、可愛そうに。そんな薄っぺらいプライドで、何を手に入れたつもり?力?恐怖?どちらも儚いものだわ。いずれ消え去る虚構にしがみつくあなたの姿、滑稽でしかない。」

「ーっ、」


 トンッと肩をおせば、面白いくらい簡単に悪魔は尻餅をついた。大きく見開かれた瞳孔いっぱいに、私の顔が映っている。彼の下腹部に右足の踵を押し当て、私もその場にしゃがみこんだ。


「あなたがどれほど強大だろうと、私は決して屈しない。あなたの甘言も、威圧も、私の心には届かない。何度殺されたって、地獄の底から這いあがってきてみせるわ。なぜって?私たちは人間だからよ。…仮にこの肉体が朽ちたとしても、また新たな人間があなたを倒しにやってくる。私たちの精神は、時を超えて受け継がれるわ。けれど、あなたにはそれがわからないのでしょうね。独りぼっちの、哀れな悪魔さん。」

「ーっ、っはぁっ、」


 そのまま足に体重をかければ、アルデバランはうつむいて溜息を洩らした。視線をそらされるのが癪に障ったので、顎をつかんで強引にこちらを向かせる。紅の瞳の奥に、劣情が見えた。


「……どうしたの?反論もできないの?それとも、自分の醜さを今さら思い知ったのかしら?いいえ、あなたのような堕落した魂が悔い改めるなんてあり得ないわね。私はただ、こうしてあなたの無力さを確認しているだけ。それでも、あなたがどうしても許しを乞いたいのなら……その薄汚れた心をすべて曝け出して、私に跪けば考えてあげなくもないけれど?」

「っ、ぅあっ、はなしt」

「嫌よ。」


 とどめとして彼の首筋に噛みついた。舌先にじんわりと血の味が滲む。アルデバランの背中がびくびくと震え、耳元でハァ、ハァと荒い呼吸音がした。唇を離し、顔を覗き込めば、顔を耳まで赤く染めたアルデバランが涙目でこちらを見ていた。


「笑顔になれましたか?」

「なれる訳ないだろ!!」


 泣かせてしまった。どうやら逆効果だったようだ。

 作中においてドM製造機である、笑顔の悪魔アルデバラン。しかし実のところたまには罵られたいのでは?というオタクの妄想をもとにした二次創作があったのだ。それを参考に聖女として悪魔をいたぶってみたが、お気に召さなかったようである。


「ていうか、さっさと足をどけ、あ待って、やっぱりまだ動かないで。」

「ええ?」


 立ち上がろうとした腰を両手で押さえつけられた。やはり気持ちがよかったのではないか。仕方がないのでぐりぐりと力を加えてあげる。


「んぁ!?、ちょっ、ま、」

「お腹ピクピクしてますね。気持ちいいんですか?」

「ーっ、んぅ、ぁ、よくな、あ”ぁっ!」

「ほんとーに?」


コテン、と首を横にすれば、恨めし気な視線に射抜かれた。言いたいことは何となく分かる。しかしこれはお返しだ。散々嬲られた聖女の痛みを思い知るがいい。


「…あとで覚えてなよ。」

「はて、あとで?わたくしこれから魔王戦に向かう予定なのですが。」

「こんなことされておいて、ただで済ませる訳ないだろ!倍返しだよ!」

「あは。上のお口は余裕ですね。」


 ここ、こんなにしておいて。

 後ろ手にそっと撫で上げれば、悪魔は分かりやすくビクついた。気づいてないとでも思ったのか。こちとらそういう展開は、BL漫画で履修済みだ。顔をりんごのように赤く染めて、こちらを睨みつけるアルデバランに、生まれて初めての感情がむくむくと鎌首を持ち上げる。まるで私が私じゃないみたいだ。


「...君、絶対聖女じゃないな。」

「ふふ、ご想像にお任せします。」


 私は私。聖女は聖女だ。

 冷静に振り返って、現実世界を生きてきた私にSな気質があったとは考えづらい。やはり私には、画面越しに彼らを眺めている方が性に合う。痛いのも痛めつけるのも嫌いだ。


 今こうしてアルデバランをなじるのが楽しいのは、クリスティーナの精神に内在していた要素なのだろう。今回たまたま私という異分子が入り込んだことで、たまたま表層化してしまった。いわば隠し要素のようなもの。聖女でありながらサドな気質を持ったクリスティーナ。悪魔でありながら痛めつけられることが好きなアルデバラン。彼らはこんなにも生き生きとしている。


 プレイヤーとして遊ぶだけでは知り得なかった彼らの性格。一体どうしてこんなしょうもない設定を「リールド」は作り出してしまったのか。全く制作者の意図が分からない。


 しかし、それもこれもクソゲーなのだから仕方ない。私はやれやれと肩をすくめた。


 だからこそ私は、このゲームを愛している。


「おい。いい加減降りろ。」

「はーい。」


 吹き荒れる砂嵐は依然として強い。

 けれどもその向こうに。私の眼には碧い空が見えていた。

 

ありがとうございました!

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