268.使命を果たす
【☆★おしらせ★☆】
あとがきに、
とても大切なお知らせが書いてあります。
最後まで読んでくださると嬉しいです。
《ヴィルSide》
俺はディ・ロウリィ内にある、工房へと移動した。
八宝斎のみが使える工房には、必要となる素材や道具が、全てそろってる。
「んで、どうするんすか? ヴィルさん」
一番デカい炉の前までやってくる。
ロウリィちゃんが尋ねてきた。
「作る物は大きく二つ。1つは、進化聖剣。そして……もう一つは呪いを断ち切る剣」
いずれにせよ、俺の作るものは剣だ。
初めて自力で作った神器は、聖なる剣だった。
多分、それが俺の原型。
作りたいと思う物なんだ。
「進化聖剣って……?」
「誰もが使える、そしてその人に適した形に進化する聖剣だ」
「んなもん作れるんすか……?」
「ああ、作れる」
この旅を通して、俺は確信を得た。
理想の神器を、作れると。
たくさんの呪物をなおし、壊れた聖剣や結界をなおしてきた。
いろんなものを作り、治して、そして……俺はようやく、俺の【型】ができた。
「じいさん……ありがとう」
神鎚ミョルニルを、俺は……腰のポシェットにしまう。
今まで、俺はじいさんの神器の力を借りて、物を作ってきた。
でも……これからは、違う。
「俺が、俺自身の力で、俺の神器を作る……!」
そして、八宝斎としての使命……神器の創生……それを、果たすのだ。
【☆★おしらせ★☆】
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