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【完結】追放された鍛冶師はチートスキルで伝説を作りまくる 〜婚約者に店を追い出されたけど、気ままにモノ作っていられる今の方が幸せです〜  作者: 茨木野
三章

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255/283

255.できるか



 いよいよズ=オカへ到着した俺たち。

 だが、まあなんというか街は酷い有様だった。


 街全体を結界が覆っており、内部は瘴気で満たされている。 

 人間が生きていける環境じゃない。魔族だってあのなかでは呼吸するのもままならないはずだ。


 が、反乱軍はあの中に居座っていると、ロクサーヌちゃんは言う。

 ふーむ……瘴気に対する何か特別な手段を持ってるのかもしれん。是非見せて欲しいもんだな!


「ヴィル様。どうしますか?」

「そんなもん、中に入るに決まってんだろ?」


 街はバリアで覆われている。

 いつもなら万物破壊でぶっ壊すところなんだが……。


「壊したら中の瘴気が、凄い勢いで漏れ出てきそうだな」


 今も滲み出ている瘴気が一気に噴出したら、ヤバい。


「結界を破壊せず中に入り、瘴気を中和してから、結界を壊すしかないな」

「中に入るって、どうするのさ?」


 どうする?


「こうする」


 俺は結界に手を置く。

 ずぶ……ずぶ……と結界のなかに手を突っ込む。


「よっと」

「「「えええええええ!? 中に入ったぁ!?」」」


 うぉ、結構息苦しいな。まあなんとか大丈夫そうだ。


「ヴィル様、いったい今のどうやったのですか?」

「え? 普通にすり抜けてきたんだけど」


 俺は触れただけで結界の構造を理解できた。

 構造を完全に理解したってことは、結界の弱い部分も把握できたってこと。


 結界の弱い部分を見極め、するっと入ったってことだ。


「全然理解できないです……」

「ぼくたちどうやってはいればいいかな?」


 ん?


「俺がやった風にやりゃもんだいないだろ。さ、やろうぜ」

「できないよっ!!!!!!」

【★大切なお知らせ★】


新作

『虐げられてた片田舎の治癒師、自由気ままに生きる〜辺境の村で奴隷のようにこき使われてた私、助けた聖獣とともに村を出る。私が居なくなって大変お困りのようですが、知りません』


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