202.美しい体のライン(職人目線)【閑話】
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海に遊びに来ている俺と勇者達。
みんな楽しそうに海辺ではしゃいでるぜ……。
なんかやたらと俺の前で飛び跳ねてくるんだけど、なんだろう?
形のいいオッパイや、くびれた腰を見せつけてくるのは、なんだろうか……ううん。
「我が創造主よ、本当にぬしは若人なのか?」
俺がこのあとの準備をしてると、闇の聖剣 夜空が尋ねてくる。
人間の姿をしていても、ナイス、骨格!
しかし……ふむ?
「まあ若者だろ、年齢的に」
「ううむ……ならもうちっとこう……ならぬか? ムラムラ」
「ムラムラ? 何に?」
「あの子らの胸やら尻やらに」
ぴたっ、と勇者たちが立ち止まり、ずずず……とすり足でこっちにやってくる。
ふむ? 勇者ズの胸や尻?
「あれを見てどうおもうよ? ん?」
ちょっと楽しそうな夜空。
なんなんだ?
まあいい。
アレを見てどう思うかだって……?
「いやぁ、いい形してるなぁって」
「「「「!」」」」
「いい、曲線美してるなぁって」
「「「「しゃあ!」」」」
なんか嬉しそうに飛び跳ねる勇者達。
なにかそんなうれしいことあったのかね?
夜空はちょっと考えて、俺に尋ねてくる。
「それは、女体としての評価かの?」
「いや、建造物的な意味での美」
「「「「そっちかぁ……!!!」」」」
がっくり……とみんな落ち込んでいるのだった。
え、え、なに?
それ以外に見るべきとこってあるの……?
すると夜空があきれたようにため息ついて、ぽんと肩を叩く。
「主よ、もうちっと、女体に興味を持って。な?」
「いやいや、持ってるって十分。きれいな曲線してるじゃんなぁ?」
「だからそうなんだけど、そうじゃあなくて……」
どういうことなんだよぉ……?
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タイトルは――
『転生魔王は悪女を救う~断罪された悪役令嬢が送られてくる辺境の修道院では、史上最強の魔王が虐げた奴らに復讐&ざまぁしてる~』
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