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【完結】追放された鍛冶師はチートスキルで伝説を作りまくる 〜婚約者に店を追い出されたけど、気ままにモノ作っていられる今の方が幸せです〜  作者: 茨木野
二章

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191.使い手




 万物破壊スキルで作った肉体で、ウィニーちゃんが突っ込んでくる。

 破壊のエネルギーを運動エネルギーに変えているのか、すさまじいスピードだった。



「死ねやぁあああああああああああああああああああああ!」



 ひょいっ。



「はぁあああああああああああああああああああああああ!?」



 すっ飛んでいくウィニーちゃん。

 その勢いを止められないのか、勇者の結界に突っ込む。



 どがぁん! という大きな音を立ててようやく静止した。



「な、なんで避けられた!?」

「いや、動体視力を肉体改造で強化したからな」



 超錬成スキルの応用技、肉体改造。

 自分の細胞を作り替えて、肉体を強化する技だ。



 それを用いて動体視力を上げた結果、ウィニーちゃんの攻撃を見切れるってわけ。



「てゆーか、ウィニーちゃん。発想は悪くないけど悪手だぜそりゃ」

「なにが……だ……!」



 彼女がまた突っ込んでくる。

 ひょいっ。どがぁあああああああああああん!



「肉体を人間ベースにしたじてんで、攻撃の幅がちょーせばまる。それに、君はその有り余るエネルギーを十全に使い切れていない」



 ようするに、道具はすごいけど、使い方が成ってないってこった。



「それなら身体は元のママ、力を神器に圧縮して使うほうがまだましだったんじゃあないの?」

「だ、だまれぇ!」



 ウィニーちゃんがそういいつつも、自分の肉体をさらに改造する。

 悪態つきながらも、アップデートするその姿勢は、すごいと思うよ。



 右腕が黒く変色し、それが剣にわかる。

 なるほど、破壊の力を集中し、剣に変えた訳か。



「これならどうだぁ……!」

「いいね、こいよ!」


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