148.ヤバい亀
【☆★おしらせ★☆】
あとがきに、
とても大切なお知らせが書いてあります。
最後まで読んでくださると嬉しいです。
《ヴィルSide》
俺は護神像アールマティを改造し、空を飛べるようにしていた!
「す、すごいですヴィル様……こんな大きな建造物が、空を飛ぶなんて!」
リクガメの形をしている建造物、護神像。
本来なら空を飛べるはずがないしろものが、自由に飛んでて、驚いてるのだろう。
「し、しかし……これ何が起きてるのでありますか?」
火の勇者ヨウが疑問をなげかけてきた。
ふふん、聞きたいだろう? そうだろう!
「ジェットで飛んでるんだよ」
「「じぇ、じぇっと……?」」
「ああ、ほら、気球ってあるだろ?」
この世界にある、空を飛ぶ手段の一つだ。
火の熱を利用して空をとぶ、あれ。
「それと同じで、凄い勢いで炎を噴射し、その反動で空飛んでるんだ」
「し、しかし……理屈はわかったのでありますが……なんだか回転してないですか、これ?」
ヨウは狩人だ。
カノジョには【鷹の目】という、透明な目玉を空中につくり、空から地上を鳥瞰できるスキルがある。
「回転……ですか?」
「そうであります、ポロどの。このアールマティはコマのようにくるくると回転しながら空を舞ってるのであります」
「えええ!? か、回転……そんな、全然感じませんけど」
ふふん、そうだろうとも!
そうならないように、俺は機構を作ったんだから。
「俺たちのいる中心部……コックピットは無重力状態になってるんだ」
「「?」」
「コックピットは回転せず、その周りのパーツが回転してる。これなら俺たちは目が回らない。ほら、簡単だろ?」
「「?? ???????」」
おっと素人にはムズカシイみたいだな。
「ま、というわけで、俺はこのリクガメを飛べるように改造しておいたのさ!」
俺の持つ黄金の手は、自在に物を作れるすぐれもの。
さらに俺固有のスキル、天目一箇神を手に入れたことで、よりすごい物が作れるようになった。
この改造アールマティもそうだ。
「さあ……! いくぜ空中要塞! どっちがすごいかバトルだぜ!
【★新作の短編、投稿しました!】
タイトルは――
『追放教室~勇者パーティをクビになった俺、田舎で念願のスローライフを始めた。流れ着いた追放者に適当に助言してたら、知らぬ間に伝説の教師になってた。今更元に戻れない、気づけば俺の学校ができてた…』
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