130.再生イカ
【★おしらせ】
あとがきに、
とても大切なお知らせが書いてあります。
最後まで読んでくださると嬉しいです。
砂漠エルフの国、フォティヤトゥヤァ。
そこを探索してる俺たち。
海岸でクラーケンに襲われている、砂漠エルフの少女を助けた。
「おねえちゃんにげて! あいつ……」
「え? ……きゃあっ!」
ポロの体にクラーケンの触手が巻き付いていた。
ポロが空中に持ち上げられる。
「……ポロさん!」
ヨウが慌てて魔法矢を放とうとする。
だが……。
「……くっ、なんてやつだ……ポロさんを、盾にするなんてっ」
クラーケンのやろう、ヨウが矢を放とうとすると、自分の顔の前にポロを持ってきやがる。
そうすれば敵が襲ってこないとでも思ってるのだろう。
まあ事実、ヨウは魔法矢を放てないで居る。
「おにいちゃん!」
ポロが助けた少女……ううん、幼女ちゃんが、俺に近づいてくる。
「獣人のおねえちゃん、たすけてっ」
「大丈夫、言われなくても、俺が助けるよ」
ポロは大事な相棒だからよ。
助けるのは当然だ。
それに……。
「クラーケンの触手……良い素材になりそうだしな」
「そ、素材ぃ……でありますか?」
「ああ、いい素材になりそうだしよ」
「素材回収の片手前に人助けとは……し、しかしどうやって……? 敵は考えるだけの頭もあって、再生できる触手もあるであります」
「え? だから?」
だからって、あいつを倒さない理由が、ないんですけど……?
「なんという余裕……なんという胆力でありますか」
「まあ見てな」
【★新作の短編、投稿しました!】
タイトルは――
『最強壁役が実は世界最強の剣士だった件〜味方のダメージを全て肩代わりしてたのに、無知な勇者に「壁役は不要」と追い出された俺、剣士に転職し大成する。勇者パーティは優秀な盾を失い崩壊する』
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