116.誤解だ
【★おしらせ】
あとがきに、
とても大切なお知らせが書いてあります。
最後まで読んでくださると嬉しいです。
《ポロSide》
ヨウとヴィルが同じ部屋にいる。
ポロはドアに耳をくっつけて、中の様子をうかがう。
『どうだ……ヨウ?』
『ん……おおきい、であります』
『そうか?』
『はい……大きすぎます……』
『いや、これくらいのほうがいいだろ。なあ?』
……大きい。
大きい!?
なにが……ナニが!?
「あわ、あわわわ……」
なかで、男女の営みが、繰り広げられてるかもしれない!
『どうだ、触ってみろよ』
『うう……でも……』
『ほら……』
『あ、すご……意外と柔らかくて、でもたくましい……』
「だめぇええええええええええええええ!」
ばんっ! とポロが扉を開く。
「そんな破廉恥行為、しちゃだめです! う゛ぃ、ヴィル様はわたしのっ!」
「「え……?」」
しかしその場で繰り広げられていたのは……。
弓を引く、ヨウの姿だった。
「破廉恥行為?」
「ただの、新しい武器の試射でございますが……?」
そう、ヨウはヴィルの作った、新しい弓の具合を確かめていただけだったのだ。
ポロの顔が……真っ赤に染まり、その場で絶叫したのだった。
【★新作の短編、投稿しました!】
タイトルは――
『勇者の兄、パーティ追放された幼なじみの付与術師を嫁にする〜実は世界最高の付与だったと、弟が気づいて謝りに来たけどもう遅い。嫁のサポートで勇者並みのスペックを手に入れた俺と田舎で2人暮らしてる』
ページ下部↓にもリンクを用意してありますので、ぜひぜひ読んでみてください!
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