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110/283

110.ヴィルの作品はどこかおかしい(いつも)

【★おしらせ】


あとがきに、

とても大切なお知らせが書いてあります。


最後まで読んでくださると嬉しいです。



《ヨウSide》


 目の前でいきなり、立派なホテルが完成した。


(ほげええええええええええええ! ホテルできとるううぅうううう!?)


 表にはださないものの、ヨウは内心で驚愕していた。

 ヴィルの作った魔道具を、見慣れてないゆえのリアクションであった。


「さ、中入ろうぜ」

「はい!」


 獣人ポロを見ながら、ヨウは戦慄する。


(いやいやいや! 何普通に入ってんの!? ホテルだよほーてーる! やばすぎでしょこれ! あれ、やばくないの? わたくしめがおかしいのでありますか!?)


 否、ヨウの反応が正常なのである。

 ポロはヴィルのそばにいすぎた結果、感覚がバグっているのだ。


 一瞬で建物を錬成する魔道具なんて、通常じゃあり得ない、まさしく神の道具。

 それを平然と作ったヴィルは相当なものだし、それを当然のように褒めてるポロの精神もなかなかだ。


(うう……突っ込みたい……でもわたくしめはそういうキャラじゃないですからなぁ)


「よーう、早く入れ~」


 ヴィルにそう言われて、ヨウは中に入る。

 ひんやりしてて気持ちが良かった。


「空調が効いてていい感じだな」

「……!?」


(空調ぅうううううううううううううう!? ここ、元砂でしょ!? なんで空調なんてあるの!?)


 この世界にも、魔法を利用して、室内の温度を調整するという概念(空調)は存在する。

 だが非常に高度な魔道具OR技術である。


 砂でそれを再現してる時点でおかしい。


「シャワーもあるぞ」

「なんででありますかぁああああああああああああああ!!!!!」


 と、もう耐えきれなくなって、突っ込んでしまうヨウであった。


【★新作の短編、投稿しました!】


タイトルは――


『宮廷鑑定士が実は世界最高の指導者だった~不要と切り捨てられた僕、実は全てを見抜く唯一無二の神眼で悩める弟子達を大成させまくってた。今更泣きつかれても遅い、諸国漫遊しながら才能の原石を育ててる』


ページ下部↓にもリンクを用意してありますので、ぜひぜひ読んでみてください!

リンクから飛べない場合は、以下のアドレスをコピーしてください。


https://ncode.syosetu.com/n8894ie/

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