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【完結】追放された鍛冶師はチートスキルで伝説を作りまくる 〜婚約者に店を追い出されたけど、気ままにモノ作っていられる今の方が幸せです〜  作者: 茨木野
二章

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109.野営


《ヴィルside》


 俺たちは火山へ向かっている。

 道中モンスターの襲撃にあったけど、特に苦労することもなく対処できた。


 砂漠をえっちらおっちらと歩いていたのだが……


「そろそろ日が暮れますね」

「おお、そうだなぁ」


 西日が差し込んできている。

 まもなく日が落ちて、寒くなるだろう。


「野営すっか。砂漠の夜は寒いっていうしよ」

「そうなのですね、さすがヴィル様、物知りですね!」

「まあじーさんの受け売りだけどもな」


 俺のじーさん、先代の八宝斎はっぽうさいは、全国修行の旅に出ていた時期があったらしい。

 そんときの武勇伝を聞いてたので、色々知ってるってわけ。


「ヨウ。野営するでいいよな?」

「…………」


 こくん、と火の勇者が頷く。

 せっかくきれいな顔してるのに、またマントを頭からかぶって、素顔を隠してる。もったいないねえ。


「野営といいますが、どうします? できそうな場所探します?」

「いや、探さなくていいだろ。ここで泊まれば」

「といっても周り砂ばかりですが」


 俺は(ボックス)から、魔道具を取り出す。


「それは……虫ピンですか?」


 裁縫する時のやつな。


「魔道具だよ。こうやってピンを、地面に刺すと……」


 地面の砂が、ずおおおおお! と変形していく。

 一瞬で、それはもう立派なホテルが完成した。


「な、なんですかこのホテル!?」

「どこでもホテル。このピンに錬成のスキルが付与されててな、地面に刺すことで、周囲の鉱物を使い、あっという間にホテルを作るんだよ」


 俺がテキトーに作った魔道具である。


「す、すごい、こんな大きくて立派な建物を、一瞬で作ってしまうすごい道具を、テキトーにつくってしまうなんて!」


 すごいかな?

 まあ便利かなとは思うけどね。


「さ、泊まりましょ」

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