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第二十一章 地球での出来事~アイリーン、精神科医になってから②~
復職してから、色々な気持ちのアップダウンはありながらも何とか仕事を続けることができた。ある時から大学病院ではなく、精神科病院で働くようになった。その病院で働く人たちはいい人ばかりで、居心地は良かった。
しかし、指定医の書類を提出したら、これまでのつらかった気持ちが一度に込み上げてきて、アイリーンは思わず涙を流した。専業主婦になりたいという思いのもと、仕事を休職することにした。
ところが専業主婦になってもそれほど体調が良くなるわけでもないことに気づき、また働きたいという気持ちになり、今回は1か月ほどで復職した。
職場に復帰してからはそんなに休むことなく仕事を頑張ることができている。
アイリーンは認知症病棟から療養病棟に異動となり、初めは新しい患者さんの名前や顔を覚えるのが大変だったが、今はだいぶ慣れてきた。
専門医は筆記試験に合格することができたが、症例報告の審査と口頭試問をまだ受けなければならない。
指定医は今年の秋に口頭試問を受けられそうだ。




