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R. U ─赤の主従たち─   作者: 幻斗
14/41

竜崎 赤斗と羽根川 律

帰国の飛行機の中で、馬飼 里奈は『LOVE.RED』の縫製工場の責任者である、流川 紅葉もみじとスケジュールの打ち合わせをしていた。


「紅葉ちゃん、女王のドレス三着分の仕立ては二ヶ月で出来そう?」

「う~ん、今の工場のスペックだと正直キツイわね。女王のドレスとなると、腕のいい縫い方があと五人は必要かな。でも里奈っちのデザインが決まったとき、知り合いの縫い方に前もって声を掛けといたから、多分大丈夫だと思うけど・・。」

「けど?」

「腕がいいだけあってみんな縫い賃高いのよ~。」

「なぁんだ、そんなことかぁ。女王のドレスだよ?予算なんていくらでもあるでしょ?ちょっと律姉ちゃんに聞いてみるね!」


里奈は筆頭秘書の羽根川 律の座席に行き尋ねた。


「ねえ、律姉ちゃん。今回のドレスの報酬はいくらぐらいなの?」

「報酬? もちろんゼロよ。」

「えーっ!何でよ?」

「里奈はこういうことに疎いから知らなくて当然だけど、エリザベス女王のドレスともなると、こちらからお金を払ってでも作らせて欲しいと言うデザイナーが星の数ほどいるのよ。」

「そうなの?」

「あなた、エリザベス女王の価値がまるで分かってないようね。女王に選ばれしデザイナーは、それこそ各国セレブの注目の的になるのよ。」

「ということは里奈も?」

「もちろんよ。あなたとさくらはこれから世界的デザイナーにデビューよ。」

「いゃったー!」

「それもこれもみんな主様のご尽力のおかげよ。感謝しなさいね。」

「はーい!ところで主様はどこ?」 

「あちらでお休みになっていらっしゃるわ。よく眠っていらっしゃるから起こしちゃダメよ。」

「そうなんだぁ。ねえ律姉ちゃん、報酬がタダってことはなるべく安く仕上げないとダメってこと?」

「いーえ、主様は『R.U』全社でバックアップすると言ってらっしゃったから、たぶん予算の心配はいらないと思うわ。」

「うん!分かったぁ」


「という話よ、紅葉ちゃん。そしたら早速その縫い方さんたちにお願いして。」

「了解よ。 ところで今だれか主様にご奉仕マッサージしてるの?」

「それがね、主様は今眠ってるんだって。だから誰もご奉仕マッサージしてないよ。」

「えーそうなの? 眠っていらっしゃっても口奉仕くらいなら出来るでしょ。これだけ従がいるのに誰もご奉仕しないなんて・・・。」

「いやいや紅葉ちゃん、ここは飛行機の中よ。他のお客さんやCAがいるんだから無理だって。」

「そりゃそうだけど・・・。」


「じゃなきゃとっくにみんなでご奉仕マッサージしてるわよ。」



飛行機は予定時刻通り成田国際空港に到着した。

到着ロビーにはオリンピック選手団のように統一された衣装を纏った女たちが集まった。

まるでロビーに花が咲いたように艶やかな一行だ。

花の中心に背の高い偉丈夫が立っている。


『R.U』会長の竜崎 赤斗だった。


赤斗一行はその場で解散し、皆それぞれの地元に帰るところだ。


「みんな長旅ご苦労だった。この度の訪英によって我ら『R.U』は更なる発展を遂げる。各自、より一層の忠義を尽くし私の役に立て。では解散!」


赤斗の言葉を聞き、従の中には泣き出す者が何人かいた。

従たちにとってこの訪英(旅行)は本当に楽しくて幸せだった。


姉妹みんなで美味しい食事をして、旨い酒を呑み、たくさんお喋りをした。時間があるときは買い物してお土産屋を見て回って、みんなでワイワイ騒いだ。

そして何よりも、大好きな主と何日も一緒に居られたことが一番嬉しかった。



「主というものは親であり、教師であり、恋人であり、友だちであり、そして自分自身でもあるのだよ。」

「親のように護ってくれ、教師のように導いてくれ、恋人のように甘えさせてくれ、友だちのように励ましてくれ、そして自分自身のように大事にしてくれる、それが主なのだ。そして、お前たちの居場所だ。」

かつて赤斗が律と瑠璃子によく言った言葉だった。


そんな主と離れることが寂しくて、悲しくて泣いてしまった。

でも、いつでも帰れる場所はずっとそこにある。

主のいる場所が従の居場所であり、楽園なのだ。


赤斗と律たちを乗せたワゴンが遠く見えなくなっても、里奈やさくらたち赤斗の従は、しばらく手を振っていた。





「律姉ちゃん、ドレス仕上がったよ!」

「あら、予定より随分早いわね、ご苦労様。では主様にご報告するわね。またこちらから連絡するわ。」 


コンコン

ドアをノックし、律は赤斗のいる会長室へ入った。

そのまま奥に進み、デスクの前に立つと一礼する。


「主様、さきほど里奈よりドレスが完成したとの報告がありました。」

「さすが紅葉もみじ、きっちり仕事をする。では律、今後のことはお前に委せる。よしなに頼むぞ。」

「はい、主様。私にお任せを。」




羽根川 律はイギリスにいるマーガレットに女王のドレスが仕上がった旨を報告した。


そして、律とマーガレットに二者で協議した結果、ドレスは安全を期して手運びでイギリスに届けることになり、その役にはデザイナーの馬飼 里奈と縫製工場長の流川 紅葉、そして赤斗の名代として羽根川 律の三人が選ばれた。


里奈と紅葉は、エリザベス女王がドレスを試着した際に必要な微調整に欠かせない存在であるから渡英は当然のことで、律も『R.U』代表、つまり赤斗の名代として同行する必要があった。

もちろんイギリス側からも数人の人間が成田空港から同行する。


この人選を聞いた女王は、赤斗は来ないのかと残念がったそうだが、後日行われる晩餐会に赤斗が出席することで女王はしぶしぶ納得した。


イギリス本国に届けられたドレスを試着した女王は、その仕上がりにとても満足しドレスの納品は無事完了した。



一方、三人が渡英している間に赤斗は新野 新一と久兵衛で会い、番組の進捗状況の報告を受けていた。


新野の報告によると、予想以上のイギリス側の協力で、番組制作はすこぶる順調に進んでいるとのことだった。


なお、先日番組の制作発表を行ったのだが、その途端世界各国のメディアから問い合わせが殺到しテレビ局が大混乱に陥ったと、新野が笑いながら赤斗に言った。


問い合わせの多くは、どうやってあのメディア嫌いの女王を説得したのか、『R.U』とは何者なのか、というものだったが、局側は「一切問い合わせには応じられない」と突っぱねた。


問い合わせは当然『R.U』にも数多く有ったが、「女王サイドより他言無用と固く言われている。」と、同じく突っぱねていた。


世界はこの謎に満ちた番組の放映と、女王主催の晩餐会を待つしかなかった。




そしてついに晩餐会が開かれた。


バッキンガム宮殿『儀式の間』には各国の王族や皇族、そして各分野の著名人や有名人たちが多数出席し、女王が登場するまで各々歓談を楽しんでいた。


その中には竜崎 赤斗の姿もあった。

馬飼 里奈がデザインし、流川 紅葉が仕立てたタキシードを着て、律を伴い堂々と佇んでいる。

通訳として特別に同行を許された羽根川 律は、赤斗の世話を幸せそうにやいている。


だが、容姿端麗な羽根川 律を男たちが放っておくはずもなく、赤斗の秘書と分かった途端、口説きにかかる者が現れる始末だ。


そのとき、羽根川 律の心が泣いていたことを、主である赤斗も知る由はなかった。





竜崎 赤斗と羽根川 律の出逢いは、晩餐会より3年ほど前の日本国内だった。

しかし、出逢う前の律の心は、ほぼ虚無感に支配されていた。


中学校を卒業後、異例の飛び級でハーバード大学に進学した律は、成長するに従いその容姿も美しくなっていた。


大学二年生、つまり日本でいう高校二年生のときに、医学と物理学の博士号を異例中の異例で取得し、同時期に『ミスハーバード』の栄冠にも輝いた逸材を超えた超逸材であった。


そんな律を、いつしか同級生の男はおろか、教授たちまで、欲情を露骨に表した目で見るようになった。


若干17歳の律がそんな毎日に耐えられるはずもなく、律はとうとう心を閉ざし、以降の大学生活を放棄したのだが、彼女のそれまでの功績を考慮した大学側は律の卒業を認め、なおかつ『ハーバード10』という非常に栄誉ある称号まで与えた。


ハーバード大学を三年で卒業した律を、大学をはじめ数多の企業がスカウトしようと躍起になったが、虚無感に支配された律はそれらのすべてを無視して、生まれ故郷の日本に帰国した。



日本国内で幼児から小学生相手の小さな英語塾を開き細々と暮らしていた律は、ある日の散歩中、遠くからこちらに歩いてくる男女を何気なく眺めた。


歩いてくる男に気付いたときから、すでに違和感を感じていたが、男が近づくにつれ違和感の原因がはっきりと律に分かった。


その男は全身が赤みがかって見えたのだった。


男の隣を歩いている女性に異常はなかっただけに、事の重大性を律は感じた。


やがてすれ違おうとしたとき、男は律に話し掛けてきた。


「君も見たんだね?」

(!? 君も? 見た?)


「さっきからジーっと私を見ていたから、さすがに分かったよ。」

「私はこれから大事な用があるので失礼するが、もし君に『色』が見えたのなら、ここに連絡しなさい。」


隣にいる女性から渡された名刺には『起業家 竜崎 赤斗』と記されていた。



その後、律はその明晰な頭脳で竜崎 赤斗という男がなぜ赤色に見えたのか考えたが、医学博士号を持つ律でも答えは出なかった。

しかし、律は違う意味で驚きを感じた。虚無感に支配された自分の心が「考える」ことをしたからだ。


あの時「君も、」と男は言った。なら隣にいた女性もあの男に色を見たということだろう。そうだとするなら見間違いや体調不良などといった可能性は低い。


あれは一体なんだったのだろう?

律の心にいつの間にか好奇心まで戻っていることを、律本人でさえ気付かなかった。




一週間ほど考え悩んだ末、律は赤斗に電話をして後日会う約束をした。



約束の日、小さな事務所の一室に、赤斗、律、瑠璃子の三人がいた。


「来てくれてありがとう、羽根川さん。早速だが堅苦しい話は無しに単刀直入に言おう。私の助けになってくれないかね?」

「助け?どういうことですか?」

「私は私の事業を手伝ってくれる女性をずっと探しているんだ。ここにいる瑠璃子はその最初の一人なんだ。」


「どういった事業をされているのですか?」

「具体的にまだ決まってないが、一つ確かなことがある。それは私以外はすべて女性で運営されるということだ。」


「女性だけでですか。失礼ですがハーレムでも作りたいのでしょうか?」

「ハハハ、やはりそう思うかね。結果的にそうなるかもしれんが、それはあくまでも結果だ。まぁ、話を聞きたまえ。なぜ女性だけかというと、女性は男より勤勉で真面目だと私は考えているからだ。」

「そして何より私が君をスカウトした大きな理由は、君があの時私に色を見たと確信したからだ。違わないかい?」


「・・・。だとしたらどうだと言うのです。」

「この瑠璃子も私に色を見ている。そして私に協力してくれている。なぜ色が見えたのか私には解らない。だが、私の「感」が色を見た人間は私を助けてくれる者だと、教えてくれている。」


「・・・私の過去をもしかしたら知ってるのですか?」


「正直に言おう、初めて君と逢ったとき、この瑠璃子が君を撮りネットで調べた。そしてハーバード大学出身ということが分かった。そしてその後のこともね。」


「! それは最低な行為では?」

「そうだね、最低かもしれんが、それだけ私も真剣なんだ。」

「私の理想のために。」


「理想のため?どんな理想でしょうか?」

「女性が泣かなくて済む世界を創ることさ。」


「──!! そんな世界絶対無理です!」

「無理と思ったらそこで終わりだよ、羽根川さん。無論、私一人ではそれこそ無理だろうがね。」


「だから君が必要なのだ。」




律は大学時代を思い出した。

男たちの欲情に満ちた視線を浴び続け、泣いた日々。そして心を閉ざした日々。


女が泣かない世界なんて古今東西例がない。そんな世界など夢物語にもならない。

だけど、目の前にいる男はその世界を造ると言った。その為に私が必要とも。

男の瞳から欲情のようなものは感じられず、あるのは真剣で真摯な眼差しだけだった。


男の理想を聞いただけだったら律の心は動かなかっただろう。しかし、律は男に色を見た。赤い色を。

それだけでも律の心を動かすには十分だった。


「分かりました。貴方がその理想を真摯に追い続けてくれる限り、私は決して貴方から離れることはないでしょう。未来永劫に。」


「そうか!ありがとう、感謝する。」


「よろしくね、羽根川さん。私は飛田 瑠璃子よ。」

初めて瑠璃子が口を開いた。


「それでいい、羽根川さん。」

「瑠璃子もよく聞け。私が理想から外れたと判断したときは遠慮なく私から去って構わない。だが、そうなるまでは私を助けてくれたら嬉しい。」


「はい!」

律と瑠璃子の二人は同時に声を上げた。


(私たち女が泣かなくて済む世界を貴方が追い続けてくれる限り、私はずっと貴方の傍にいます。)


そして『R.U 』は、この三人から始まった。




バッキンガム宮殿の広間で、寄ってくる男どもに会釈しながら心の中で泣いていた律は、赤斗との出逢う前の自分を思い出さずにいられなかった。


男たちに不快な視線を浴びせられたあの頃と同じ状況だが、今は赤斗という主がいる。命を掛けて尽くしたいと思う素晴らしい主と姉妹たちがいる。


だから今の自分は大丈夫だ。



羽根川 律が心で泣いたのは、嬉し泣きだったのかもしれない。



しばらく招待客の談笑が続いたが、不意にラッパの音が響き、

「エリザベス女王陛下、ご入来!」

との声が高らかに響いた。


(おおっ!)

と静かな歓声に包まれ、従者を従えながらエリザベス女王がしずしずと招待客の中央を歩いていく。


その身に纏うのは『R.U』が仕立てたドレスだ。


「あら、いつもと嗜好の違う素敵なドレスね。デザイナーを替えたのかしら。」

赤斗の周りにいるセレブたちが囁き合っている。



女王の挨拶を皮切りに晩餐会が始まり、招待客の面々が、挨拶をするため女王に群がる。


やがて律を伴い赤斗も女王の前に立ち、

「こんばんは、陛下。この度はお招き頂きありがとうございます。」

と挨拶をする。


「よく来てくれました、竜崎。このドレスとても評判よくてよ。もちろん私も大変気に入ってるわ。ねぇ、マーガレット。」

「そうですわ、ミスター竜崎。陛下は、早く着たい着たい、と仰られて大変でしたのよ。」

「だめよ、マーガレット。それは言わない約束でしょ。」

「申し訳ありません、陛下。」

「アハハ、陛下。お叱りは晩餐会の後でごゆっくり。」

「そうね。今は晩餐会だものね。」女王が笑う。


「では、陛下。私どもはこれで失礼します。やはり私のような者は場違いですから。」

「えっ!? もう帰るのですか?」


「私はドレスをお召しになった陛下を一目見たかっただけですし、周りの連中の目がどうも・・。」

「なるほどね。実はそのことに関して私に考えがあります、竜崎。もう10分だけここにいて。」


「御心のままに、陛下。」


「ではマーガレット、お願いね。」

「はい、陛下。」


女王の方に身体を向けていたマーガレットは、階下の招待客の方を向いて声を上げた。


「皆様、今よりエリザベス女王陛下よりお言葉があります。」


それを聞いた招待客は静まり返って女王の話を聞くべく姿勢を正した。


「本日集まって頂いた皆さんに紹介します。」


「ミスター竜崎 赤斗、いえ竜崎『男爵』です。」


途端に周りが騒然となる。

男爵と呼ばれた赤斗当人も困惑の色を隠せななかった。


女王ご乱心!と誰もが思ったが、女王は涼しげに言う。

「男爵は私の大切な友人となりました。今後男爵を侮辱する者は、私と我がイギリスを侮辱することと同じと知りなさい。」


「ね、貴方が男爵の爵位を持てば、これから堂々と私と逢えるでしょ、竜崎男爵。」

女王が赤斗に囁いた。


「御心のままに、女王陛下。」



こうして竜崎 赤斗は、日本人として初めて英国男爵の地位を得た。

平民が爵位に就くことは、あのポール・マッカートニー以来のあまり歓迎できない出来事であったが、それよりも英国国籍を持たない人間に爵位などあってはならん、と王室関係者や政府などから諫言された結果、『名誉男爵』という曖昧な地位に落ち着いたのである。


しかし、男爵には変わらない。

後に竜崎 赤斗は『Red Baronレッドバロン』という渾名で世界に知られることになる。



バッキンガム宮殿を後にした赤斗の元に、新野 新一が興奮した顔で駆け寄り、「とんでもないことになりましたね!竜崎さん。」と息巻いた。


「新一君、これで番組に箔がついたね。仕上がりを楽しみにしているよ。」

「さて、ホテルに帰り里奈たちを待つとしようか、律。」

「はい、主様。早く里奈と紅葉に逢いたいですね。」


律はもう一人ではなかった。




晩餐会から二ヶ月後、満を持して『R.U』のドキュメンタリー番組が全世界に同時放映され、平均視聴率45%という快挙を成し遂げた。

そして放映をきっかけに『R.U』は劇的に躍進するのである。




今回は赤斗と律の出逢い、そして「Red Baron」の由来を書きました。

どうですか?竜崎 赤斗、羽根川 律、飛田 瑠璃子の三人の関係が見えたのではないでしょうか?

そして女王と赤斗の関係もね。

まだまだこの物語は続きますので、お付き合いをお願いします。

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