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ヤオヨロズ企画

春の進軍

作者: 有音 凍

春のいぶきが芽吹くころ

ふわぁと僕らは進軍する

野を越え山越えまち中に

僕らはさらさら突き進む


髪の間にスーツのえりに

僕らは静かにもぐり込む

鼻から口から身体(カラダ)の中へ

僕らはひそかに入り込む


知らず気付かず潜り込み

溜って行くの分かるかい

深くしずかにぞくぞくと

仕掛ばくだん詰まってく


ムズムズしたのがその(きざし)

目尻が(かゆ)いぞオカシイぞ

気づいた時にはもう遅い

時限ばくだん点火します


慌ててマスクで(しの)いでも

ボクは隙間を見つけてる

鼻紙掴んで掃除をしても

中の僕らはあんぜん地帯


僕らは時には大胆ふてき

徒党を組んだら全面攻勢

黄色い悪魔と呼ばれても

別段なんとも気にしない


答えはわかってるだろうに

杉や檜から飛んでくる憎いあん畜生ですよ

くしゅん!


続編はお流れ、字数を調整しました

ひらがなに開いて調整している姑息さをお許し下しさい

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― 新着の感想 ―
[良い点] なんだか笑えました! 面白い! こういうときってどうするんでしたっけ。 えーっと、座布団? よくわかってないですけど。 面白かったら座布団なんですかね? [一言] 私は軽い花粉症ですな~。…
2018/07/23 21:02 退会済み
管理
[一言] 大胆不敵に忍び込む。 黄色い悪魔、まさにそうですね。 (幸いにもわたしはまだノン花粉症です)
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