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『降臨編』第四話

憤怒と偵察

リュウヤSIDE


あれから10日。

俺はモンスターを増やしたり(一種類百体ずつ)魔術《黒闇》や魔術《傀儡》の練習をしたり装備を増やしたり(混沌は一般人に使ったら洒落にならないから対勇者用にして他の武器も創る事にした。)をしたり近くの野良魔物と配下の魔物(スラとかな?)を率いて戦ったりと忙しい日々だったがお陰で……


水崎リュウヤ

十六歳

性別♂

レベル5

属性:闇

職業:魔王

HP:12500

MP:12500

STR:1250

INT:1250

SPD:1250

LUK:105


スキル

魔物創造モンスタークリエイト

迷宮創造ダンジョンクリエイト

装備創造ウェポンクリエイト

魔術《黒闇》

魔術《傀儡》

魔術《紅蓮》

憎悪のヘイトソーン


装備

頭:無し

武器:天龍剣《熱風》

上半身:ドラゴンメイル上

下半身:ドラゴンメイル下

足:ペガサスブーツ

アクセサリー:無し


てな感じになった。

天龍剣《熱風》はミスリル製の大剣に炎属性と風属性を付加させた武器で剣が当たった部分が炎を纏った風を飛ばし相手を天の彼方に吹き飛ばす武器だ。

因みに名前が天龍剣なのは柄が龍の頭を模しているからだ。

ドラゴンメイルはその名の通りドラゴンの鱗を使った鎧だ。

ファンタジーのドラゴンの様に闇、聖以外の属性攻撃に耐性を持つ凄まじい防具だ。(ミスリルブレードとかと同様にMPをごっそり削られたけどな……)

ペガサスブーツはペガサスの様に空を飛べる靴でMP消費は少なかったけど……空を飛ぶとMPを一秒毎に1ずつ消費した(ペガサスブーツの作成に必要なMP消費が少なかったのはこの為だな?)。

新たに得た魔術《紅蓮》は炎属性の範囲魔法がわんさかあって小さくても軍隊を一つを吹き飛ばし大きいと国を丸ごと消し飛ばす威力らしい。

だから魔術《黒闇》や魔術《傀儡》と共々禁術指定されているらしい。


でだ!今俺は……


「リア充は……燃え尽きろぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!」

『マスター!落ち着いて下さい!!』

スパイバットから送られてきた映像で勇者擬きが美女、美少女ハーレムを作ってるのを知って猛り狂っていた。


「決めたぞ、スラ!先ずはこいつを殺る!!」

『明らかに私怨だと思うのですが!?』

私怨だ。私怨だが……


「それでもハーレム勇者は燃え尽きろぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!」

『それは怒鳴って言う事ですかぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?!?』

魔王城で俺の怒号が轟いた。


………………

まあ、俺は今ハーレム勇者擬きがいる『ファリア王国』に来ている。


この国は俺の世界で言えば日本に位置するらしく気候は温暖でまた近くに大国も無いため栄えているとの事だ。(これはスパイバットとスラからの情報だ。)


因みに俺は10日ぶりに着る学生服を着ていて頭には黒いハンチング帽を被り腕には『擬態の腕輪』を装備していてどっからどう視てもこの国に入国していて町を観光している民間人に変装している。

それから『擬態の腕輪』はステータスや職業を好きなように見せ掛ける事ができて魔王の俺には半ば必須の装備だ。


「よし。取り敢えずこれからやる事はわかった。」

「勇者も……勇者について何かわかったんですか?」

と、聞いてきたのは人間に『擬態』したスラだ。

スラは液体のスライムだからもしかしたらスキルとして擬態能力でもあるんじゃないかと思ったんだが……本当に擬態できるとは思わなかった。

因みにスラが擬態した姿は……蒼い髪に金色の瞳に白い肌と通行人が十人が十人とも振り向くような美少女だった。


「ああ、この国の勇者は修行の為に国一番の学園に通うんだってさ。

………ハーレム陣も一緒にな。(黒笑)」

「(黒い!?)で、では、勇者が学園に通うところを襲うんですか?」

う〜ん……それも考えたんだけど……


「俺は一応魔王だからな。正々堂々と挑むさ……奇襲でな。」

「マスター、それ正々堂々とは言いません。」

「まあ、細かい事は気にするな。

先ずは勇者擬きを研究するために学園に行くぞ。」

「はい。」

俺は勇者擬きを倒すためにスラと共に勇者擬きが通う学園に向かうのだった。

如何でしたか?

次回もお楽しみに!

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