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# 第14章:葉の上の亡霊

# 第14章:葉の上の亡霊


**年齢:11歳場所:大峡谷の街道(ゾーン2を見下ろす崖)**


ヘリオス王国の王室馬車は、絹と黄金に包まれた要塞だった。

**ランク4『重力懸架グラビティ・サスペンション』**が付与されており、山道の不均一な石畳の上を、まるで油の上を滑るように進んでいた。鉄枠の車輪は地面から数センチ浮き上がり、低い魔法の振動音を立てている。外装は白いエナメルと金箔でメッキされ、山の厳しい日差しを傲慢なほどの輝きで反射していた。


しかし、その内部の空気は「王室の威厳」というより、「退屈しきった思春期前の子供部屋」に近かった。


隅の方で、木製の練習用剣をテディベアのように抱きしめてぐったりしているのは、**エララ・デ・ヘリオス第一王女**(12歳)だ。

王国の第一王女は現在、シルクの枕に少しよだれを垂らしていた。王家の血筋特有の**銀髪**を持っているが、今は鳥の巣のようにボサボサに絡まっている。次期王位継承者であるにもかかわらず、彼女は疲弊した兵士のように見えた。

「まだ着かないの?」彼女は目を開けずに枕に顔を埋めたまま呟いた。「足がつりそう。素振りの練習しなきゃ……」


彼女の向かいに座っているのは、**エレナ・ヴァレリウス**(9歳)、新たに覚醒した聖女だ。

エレナはふかふかの座席の端に、背筋を伸ばして座っていたが、その姿勢は完璧すぎて脆く見えた。小さな手は、拳が白くなるほど強く青いドレスの生地を握りしめている。**金色の髪**は力なく顔にかかり、教会が「神の祝福を見る瞳」と崇めるサファイア色の瞳は、光を失っていた。

彼女は強化ガラスの窓の外にある深淵を凝視していた。

霧の沼地を。


眠っているエララの隣に座っているのは、彼女たちの客人だ。

**緑の王国ヴァーダント・キングダムのアマラ王女**(12歳)。


アマラは目を引く少女だった。まだ12歳だが、精霊に愛された者特有の鋭く、幻想的な美しさを持っていた。彼女は人間と自然精霊が共生する東方の「精霊の王国」から来ていた。

彼女の髪は磨かれた**翡翠ヒスイ**の色をしており、生きた蔦のように背中に流れている。瞳は柔らかく輝くエメラルド色で、瞳孔がない。彼女は、動かなくてもさらさらと音を立てる、織り込まれた絹と生きた葉のローブを身にまとっていた。

彼女は**ランク2の精霊使い(スピリチュアリスト)**であり、世界を形ではなく**「魂」**で見る神童だった。


彼女は、年下のエレナを優しく、悲しげな表情で見つめていた。


「魂がまた泣いているわ、エレナ」アマラは囁いた。その声は風鈴のようにメロディアスだった。


エレナは瞬きもしなかった。「平気です、アマラお姉様」


「嘘つき」アマラは悲しげに微笑んだ。彼女は白い手を伸ばし、触れることなくエレナの小さな肩の上にかざした。「重く感じるわ。鉄の檻に閉じ込められた鳥のように。あなたは周囲の精霊たちを窒息させている」


アマラは子供の周りの空気を見た。彼女の**【精霊視スピリット・サイト】**には、小さな光の粒子下級光精霊たちがエレナに寄り添い、慰めようとしているのが見えた。だが、それらは分厚い灰色の悲しみの壁に弾かれていた。


「なぜあんな場所を見つめるの?」アマラは手を引っ込め、ハーブティーを一口飲んだ。「あの深淵アビス。あそこは怒れる魂と怪物で満ちている。騒がしすぎるわ」


「ただの死じゃないの」エレナは囁き、魔法のガラスを息で曇らせた。「あそこに、お兄様がいるの」


「幽霊のお兄さん?」エララがあくびをし、ようやく起き上がって腕を伸ばした。*ポキッ。*

「エレナ、マジな話さ。もう4年だよ。剣の天才の私だってあそこじゃ生き残れない。彼は死んだの。いい加減、認めなきゃ」


「お兄様は生きてる」エレナは言い張った。声は大きくないが、絶対的だった。

もちろん、彼女には何も感じ取れていなかった。「聖女の力」を使っても、深淵からは何のシグナルも、脈動も、微かな鼓動さえも返ってこない。教会は彼が死んだと言った。世界中が彼を死んだと言った。彼女自身の聖なる直感さえも、沈黙していた。

だが、彼女はそれを認めることを拒絶した。

「私にはわかるの」彼女は二人分の鼓動を刻む自分の胸を握りしめ、囁いた。「お兄様は私を置いていったりしない。あんな形では絶対に」


エララは目を回し、イチゴのタルトを掴んだ。「それ、たぶん心拍数が似てる巨大ガエルか何かだって。まあ、それで安眠できるならいいけど」


馬車が減速し始めた。

「殿下」魔法のインターホン越しに騎士団長の声がした。「**蓮のロータス・クリフ**を通過します。馬たちを少し休ませます。足を伸ばされますか?」


エララは馬車が完全に止まる前にドアを蹴り開けた。

「やっとだ! 自由だー!」


---


**【虚無からの眺め】**


3人の少女は崖沿いの道に出た。

風が即座に彼女たちを打ったオゾンと硫黄、そして太古の腐敗臭を含んだ、生温かく湿った突風だ。


彼女たちは沼の底から300メートル上の尾根に立っていた。眼下では世界が終わっていた。そこは、牛乳のように白く濃密な霧が渦巻く海へと落ち込んでいた。


「うげっ」エララは呻き、鼻をつまんだ。「濡れた犬と腐った卵の臭いがする。なんでここが観光名所なの?」


「マナ密度が高いからよ」アマラは説明し、翡翠色の髪を風になびかせて手すりに歩み寄った。「でも、ここの精霊たちは歪んでいるわ。怒り。飢え。痛み」


エレナは一番端まで歩いた。冷たい鉄の柵を掴む。危険なほど身を乗り出した。

「カイン……」彼女は虚空に向かって囁いた。


「何も見えないよ、エレナ」エララはタルトを噛みながら言った。「ただのスープだよ。白くて有毒なスープ」


「お願い」エレナはアマラを振り返った。大きな青い瞳は涙で潤んでいた。「アマラお姉様。あなたは精霊使いでしょう? 風に聞くことはできないの? 一度だけでいいの。お願い」


アマラは懇願する子供を見下ろした。

彼女はため息をついた。*(頑固な子ね)*

「わかったわ。でも一瞬だけよ。この場所のマナにはあまり触れたくないの。ベトベトするから」


アマラは白い海に向かって両手を上げた。エメラルド色の瞳が輝き始める。

疾風ガレの精霊よ」彼女は静かに詠唱した。「とばりを開け、真実を示したまえ」


それは呪文ではなく、依頼だった。

*ヒュオオオッ!*

巨大な空気の柱が崖から降り注ぎ、分厚い雲の層に穴を穿った。

10秒間だけ、視界が開けた。

天からの日光が一筋差し込み、**ゾーン2**の隠された一角を照らし出した。


「まあ……」アマラは息を呑んだ。


眼下には黒い湖があった。

水面は黒曜石のように暗く、鏡のように静止している。

巨大な**エンペラー・ロータス**の葉が表面に浮かんでいた。

そして、湖の中心に……ある人影が立っていた。


「あれは……」エレナの声が喉に詰まった。


少年だった。

上半身は裸で、荒い黒革のズボンだけを履いている。肌は白く、突然のスポットライトを浴びて大理石のように輝いていた。黒髪は長く、腰まで届き、束ねられることなく野性的に広がっている。

彼は座ってはいなかった。泳いでもいなかった。

一枚の蓮の葉の上に立っていた。


一本足だ。

右足を上げ、膝を完璧な幾何学的角度で曲げている。両腕は優雅な円形のポーズで広げられていた。

彼が立っている葉は……沈んでいなかった。

彼の重みで揺れてさえいない。


「おー」エララはタルトを取り落とし、口笛を吹いた。「あいつ……水の上に立ってるの? 水魔法? それともメチャクチャ軽いの?」


アマラの目が大きく見開かれた。

彼女は**【精霊視スピリット・サイト】**を発動した。

彼女はマナを使って浮遊する強力な魔法使いを見ることを予想していた。

だが、彼女が見たのは……**『ナッシング』**だった。


「色がない……」アマラは囁き、平静を失った。


通常、生き物は彼女の視界の中で明るいフレアとして映る。怒りは赤、マナは青。

だが、この少年は?

透明だ。透き通っている。

体内にマナがない。一滴も。

そして何より重要なのは、**「自我エゴ」**がないことだ。

彼は風と、水と、葉に完璧に溶け込んでいた。


「彼は自然と一体化しているわ」アマラは畏敬の念に声を震わせて言った。「すべての世俗的な欲望を捨て去っている。怒りもない。恐れもない。彼は……**『湖の妖精レイク・フェアリー』**よ」


「妖精?」エララは眉を上げた。「私にはガリガリの人間の男の子に見えるけど。バランス感覚はいいな。体幹コアの安定性が異常だ」


「いいえ」アマラは魅入られたように首を振った。「人間は騒がしいものよ。魂がうるさいの。でも彼は……純粋だわ。空っぽなの。彼自身が沼の一部なのよ」

彼女は、希少な蝶を見つけた収集家のような眼差しで彼を見つめた。

「これほど……無垢プリスティンな魂は見たことがない」


(彼女は完全に間違っていた。カインは「純粋」なのではない。捕食者から隠れるために**【隠密:死者の呼吸】**を使っていただけだ。それは精神的な悟りではなく、生物学的な擬態カモフラージュだった)


エレナは精霊や妖精などどうでもよかった。

彼女は彼の肩の傷を見た5歳の時に木から落ちてできた傷だ。

その立ち姿を見た。

「あに……さま?」


彼女は叫んだ。

「お兄様あああッ!!!」


---


**【「妖精」の瞑想】**


湖の上。

300メートル下。


*(静寂だ)*


俺は繊細な作業の真っ最中だった。

**『第四式:雲歩』**の練習をしていた。

だがそれ以上に重要なのは、「死なないようにすること」だ。


左50メートル先、腐った丸太の山の下の泥の中に、**ランク4・スワンプ・ヒドラ**がいる。

寝ている。

音を立てたら? 起きる。

マナを使ったら(あればだが)? 起きる。

ほんの少しでも「殺気」を出したら? 起きる。


だから、俺は岩にならなければならなかった。葉に。空気の振動に。

順調だった。ヒドラはいびきをかいている。バランスは完璧だ。

その時……


*「お兄様あああッ!!!」*


悲鳴が物理的なレンガのように湖を叩いた。

峡谷の壁にこだまする。*オニイサマ……オニイサマ……*


水面が波打った。

50メートル先の泥山から泡が上がった。

ヒドラが動いた。

*(あ、終わった)*


俺は片目を開けた。

**『強化視覚』**が崖をロックオンする。

雲の穴が見えた。太陽が見えた。

そして、3人の少女が見えた。


銀髪エララ翡翠頭アマラ。泣きエレナ


翡翠頭の奴が、キラキラした執着心に満ちた目で俺を見ていた。

*(どうやって俺を見つけた?)*

俺は背中に冷や汗を感じた。

俺は**【隠密:死者の呼吸】**を使っていた。気配も、臭いも、体温さえも消していた。通常のマナ使い(メイジ)にとって、俺は見えないはずだ。世界の空白になっているはずだ。


その時、思い出した。

*(翡翠色の髪……輝く目……精霊使い(スピリチュアリスト)か)*

昔、ヴァレリウス家の書庫で読んだことがある。自分のマナを電池のように使うメイジと違い、精霊使いはインチキだ。奴らは自分の目で見るんじゃない。「自然精霊」風、水、木々の感覚を借りるんだ。

俺がどれだけ完璧に隠れようと関係ない。風そのものが俺を密告したんだ。俺が吸っている空気そのものが、俺を彼女に売ったんだ。


*(じゃあ、俺はあのタイプには完全に丸見えってことか? 環境そのものがスパイなら、俺の最高の暗殺技術も無駄ってことか?)*

最悪だ。俺の完璧なステルスに「天敵」がいたなんて。

*(頭が痛ぇ。対精霊用の技術を開発しなきゃならない。だが、それは後だ)*


なぜなら今、もっと大きな問題があるからだ。


水面下で、ヒドラの目爬虫類の黄色い悪意の切れ目が開き始めていた。

俺の足元の葉の周りの水が波打った。

0.2秒。

留まれば、上の観客から「正体」を隠しつつランク4モンスターと戦わなきゃならない。

手を振れば、エレナは一生俺に付きまとうだろう。


*『戦術的撤退』。*


俺はエレナを見上げた。

手は振らない。笑わない。

俺はできる限り平坦で、最大限に不機嫌な顔をしてやった。

明確にこう伝える顔だ:*『うるさい。あっち行け』*


そして、俺はコアを点火した。

「空っぽ/自然一体」の偽装を解除する。

純粋な運動エネルギーを爆発させる。


**【無影歩:バースト】**


*ドォン!*

水面を蹴ったのではない。水面直上の**空気**を蹴り、固体になるまで圧縮し、横方向へ弾き飛んだ。


肉眼では、俺が動いたようには見えなかっただろう。単に地点Aから消滅し、地点B(太いマングローブの木の裏)に再出現しただけだ。

蓮の葉は、彼女たちを嘲笑うかのように静止したまま残された。


---


**【その後】**


「消えた!」エレナは叫び、手すりを乗り越えんばかりだった。「消えちゃった! お兄様だった! 私を見たの!」


「風に還ったのね……」アマラは不思議そうに目を見開いて囁いた。

彼女には彼が動くのが見えなかった。ただ……消えた。エーテルに還る精霊のように。


アマラはエレナの肩を掴んだ。

「エレナ! お兄さんが**自然精霊**だなんて聞いてないわよ!」


エレナは瞬きし、涙を流した。「え? 違うわ、人間よ! カインお兄様よ!」


「人間があんな動きをできるもんですか」アマラはきっぱりと言った。「魂を見たのよ。それは……空白だった。純粋だった。世俗の汚れに染まっていなかった。彼は**『湖の妖精』**よ」


アマラの頬がピンク色に染まった。

*(少年の姿をした湖の妖精……あの毒の中で孤独に生きる……)*

アマラは微笑んだ。それは美しく、無邪気で、しかし恐ろしいほど独占欲に満ちた笑みだった。

*(欲しい。精霊の王国に連れて帰るわ。私の親友にするの。私の最高傑作に)*


「速いな」エララは呟き、ボサボサの銀髪をかき上げた。手が無意識に剣の柄に伸びる。戦士の本能が疼いていた。「魔法じゃない。純粋な速度だ。面白い。戦ってみたいな」


「生きてる」エレナは泣き崩れ、地面に座り込んだ。「それだけでいい。生きてる」


霧が雲の穴を塞ぎ始めると、騎士団長が慌てて彼女たちを馬車へ促した。

「出発します、殿下! ワイバーンが騒ぎ出しました!」


馬車は走り去った。

エレナは兄の帰還を求めた。

アマラはペットの精霊を求めた。

エララはスパーリング相手を求めた。


「兄様だった!」エレナは冷たい窓ガラスに顔を押し付け、すすり泣いた。「降ろして! 兄様のところに行かなきゃ!」


「エレナ、やめて」アマラは優しく、しかし毅然とした声で言った。彼女はエレナを窓から引き離した。

「聞いて。私は精霊術師よ。私の『精霊の目』は嘘をつかないわ」

アマラは真剣な表情で、エレナとエララの両方を見つめた。

「私たちが……見た『あれ』は、人間じゃない」


「でも、兄様そっくりだった!」エレナは譲らなかった。


「だからこそ危険なのよ」アマラは首を振って説明した。「考えてみて。あそこのマナ濃度は猛毒よ。マナシールドを持たない人間なら、数分で溶けてしまうわ。エララですら、あそこで一時間と生きられない。ましてや数年も住むなんて不可能なの」


アマラは霧の方角を指差した。

「沼の精霊たちは悪戯好きで、悪意を持っているわ。彼らは深淵を覗き込む者の心を読むの。エレナ、彼らはあなたの『悲しみ』を見たのよ。あなたの記憶を覗いたの」

彼女は声を潜め、囁くように言った。

「彼らは幻影を作り出したの。あなたを誘い込むための『おとり』よ。あなたを馬車から飛び込ませるために、お兄様の顔を真似たの。もしあそこへ行っていたら……泥と死以外、何も見つからなかったでしょうね」


エララは腕を組み、ゆっくりと頷いた。「一理あるわね。マナ・ゼロであんな動きができる人間はいないわ。物理法則を無視してる。幻覚と考えたほうが辻褄が合う」


エレナは泣き止んだ。

彼女はアマラの誠実なエメラルド色の瞳を見つめた。

アマラは自分の言葉を信じている。精霊術師にとって、カインの『虚無』の隠密技術は、まさに自然霊や幽霊そのものに見えたのだ。


*(幻覚……?)* エレナは考えた。 *(心の迷い?)*

論理的だ。なぜ彼が声をかけなかったのか。なぜ煙のように消えたのか。全て説明がつく。

だが、彼女の心臓は違うと叫んでいた。


エレナは袖で涙を拭った。彼女は座席に深く座り直し、その表情は冷たく、落ち着いたものへと変わった。

「わかったわ」エレナは囁いた。「たぶん、お姉様たちの言う通りね。あれはトリックだったのかもしれない」


「そうよ」アマラは安心させるように彼女の手を軽く叩いた。「もう大丈夫だから」


エレナは自分の手を見つめた。

*(私は弱い)* 彼女は悟った。 *(今の私には、精霊と兄様を見分ける力がない。あの毒の中で、真実を確かめるだけの強さがない)*

彼女は拳を握りしめた。

*(今日は飛び込まない。でも、忘れない)*


「もっと強くなる」エレナは心の中で固く誓った。「どんな毒も寄せ付けないほどの聖女になってやる。そしてその時……必ずここに戻ってくる。この沼をひっくり返してでも、真実を見つけ出してみせる」


「御者!」エララが叫び、沈んだ空気を打ち破った。「もっと飛ばして! ここは気味が悪いのよ」


馬車は加速し、沼を背にして走り去った。

だが、聖女の心には「疑念」と、そして何よりも強い「決意」の種が植え付けられたのだった。


沼の底で、木の裏に隠れたカインは顔についたヘドロを拭った。

「やっとか」彼は呟き、空腹で咆哮を上げて水面から飛び出したヒドラに対し、包丁を抜いた。

カインはニヤリと笑い、その瞳を赤く輝かせた。

「寝起きが悪いようだな? 俺もだ。踊ろうぜ」

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