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静かに暮らしたいだけだったのに、友を失いました。

作者: うずらの卵。

あり得ない同居人

数年前は良かったなぁー。

静かでゆっくりと時間が流れて行く日常を過ごしていたのに。

ある日同居人が来てから騒がしくなった。

そう、同居人目当てに客が土足で踏み込んで来るようになったのだ。


「きゃー、何か出そうで怖い」

「俺がついてるから大丈夫だよ」


又今夜も何か客が訳解らない事を言いながら土足で踏み込んで来た。

静かな暮らしがしたいだけなのに。

そう、僕は廃墟に住み着く蛇


ごめんなさい、私がここに住み着いて。

あなたの静かな暮らしを台無しにしてしまったのね。

寂しかったの、あなたともう少し一緒に居たかったの。

でも、そろそろ成仏する事にするは。

だって、私は見世物じゃないんだから。

そう、私は廃墟に住み着いた霊。


やっと静かな暮らしが戻って来た蛇でしたが、

心にポッカリと穴が空いたような虚しさが…。

この気持ちは何なんだろうか。とふと思う蛇。

つかの間の蛇と霊の同居生活に終止符がうたれた日でした。


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