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エキストラ  作者: KuKu
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第3話 巡査の話

ヴィクトリア朝ロンドンの片隅に生きるとある巡査の話



 そりゃあ今でも半人前の立場ではありますが、あの頃よりかはまあ、多少立派になったという自負はありますよ。あの日はウェスト・エンドに配属となって初めての火曜でしたし、スコットランド・ヤードの巡査になってからまだ三ヶ月も経っていませんでした。さすがに五年もいれば成長くらいできますよ。もう巡回中の窓叩きを忘れて住人にやれ「アンタのせいで寝坊した」だとかどやされることはありませんし、ガス灯の一柱に火がついてないなんてヘマもやりません。とはいえあのレストレード警部やジョーンズ警部、なにより私の直属の上司であるグレッグスン警部にはまだまだ敵いませんがね。いや、入ったばかりのときはお世辞にも真面目とは言えない勤務態度で、警部になりたいともまったく思っていませんでしたので、そんな私が彼らを引き合いに出すと言うのもおかしな話ですが。今は違いますよ。それなりに真面目にやっています。実のところ私も彼らのような、警部を目指しているのです。本当になれるかはわかりませんが、ええ、やるだけやってみようと思っています。

 物事には必ずなにかしがのきっかけというものがありますが、それは私達が考えるよりずっと小さくて、退屈で、取るに足りないものだったりしますよね。けれど、当人にとっては見たことも聞いたこともないような、これまでのすべてを変えてしまう出来事だったりする。私の場合もそうです。いいや、ううん、どうかな。もしかしたら、あそこに居たのが私じゃなかったとしても同じ道を辿っていたのかもしれない。

 なにがかって? 私のこの、警部になるという目標ですよ。私にとってこの決断はまったくもって小さくも退屈でも取るに足りなくもない話でした。 そのきっかけというのはね、奇妙なことに同じ職務に就く警官から与えられたものではないのです。ロンドン市民と言えば市民ですが、とはいえ弱き民を犯罪の手から救いたいというようなありがちな大義名分でもありません。それならばそもそも警官になった時点で奮起しているはずですからね。就職の理由なんてただ賃金と飯のためですよ。それなりにやって、おざなりに帰る日々。そんな私を変えたのは、あるひとりの医師でした。


 ジョン・ワトスン博士。かの名探偵シャーロック・ホームズの親友にして、彼の事件録をまとめて発表している伝記作家。ロンドン市民、ましてはスコットランド・ヤードに勤める人間であれば誰しもが知っている名前でしょう。あのひとは事件現場に颯爽と現れるホームズさんの傍らにいつも居て、名探偵が華麗な捜査を繰り広げている隅でぼうっと立っているか、なにごとかを手帳に書き留めている。検視の腕はさすが経験豊富な医師といったところですけれど、とはいえ毎回死体があるわけでもない。その静かさは警官たちがうっかり存在を忘れるほどだ。ホームズさんがワトスン博士に話を振り、博士がそれに答えることで思い出すのです。「ああ、この部屋には今、警官以外の部外者がふたり居たんだった」だとかね。

 私があのひとを初めて見たときもそんな感じでした。群がる野次馬と事件現場との壁になっていたところ、突然モーセの奇跡がごとく人波が左右に分かれて一本の道を作り、そのあいだをシャーロック・ホームズがワトスン博士を引き連れて早足に歩いてきた。ホームズさんは私のことを一目見て『転属先がウェスト・エンドなんてついてるな。きな臭い事件が多いから研鑽にはぴったりだ。しっかり励みたまえよ、新人君』と声をかけました。新人なのはともかく、なぜ転属したばかりだとわかったのか私にはさっぱりで、驚き―そして話しかけてもらえたことへの喜び。正直こちらのほうが大きいですね―による身体の硬直が解けて理由を尋ねようとしたころにはもう、ホームズさんは目の前から消えていました。ワトスン博士は会釈をしてくださったかもしれません。ひと言ふた言声もかけてくれたかも。つまるところ、私は覚えていませんでした。シャーロック・ホームズはそれほどまでに鮮烈で、対する彼の印象はあまりにも薄く霞んでいて、目を離した途端に頭からすぐ抜けてしまったのですよ。

 なにぶん仕事なものですからじっくり見ることは叶いませんでしたがね、シャーロック・ホームズによる現場検証はおおよそ私が小説を読んで思い描いていたとおりの手順で進みました。ははあ、書き手は本当にこの方をよく見ているなと驚いたものです。当のワトスン博士は部屋の隅でじっとしていました。その日はホームズさんが『このくらいでいいだろう』と帰宅を宣言するまで話しかけることもなく、馴染みの警官と世間話をしたり、調査中のホームズさんをしげしげと眺めて手帳を広げたりされていました。私からすればただ暇を持て余しているだけのように思えました。特に手帳へ書きこんでいる様子もありませんでしたしね。最初から公表厳禁と釘を刺されていたのかもしれませんが。なんでもあれはさる高名な侯爵家による、あー、発表がはばかられる事件でしたから。

 小説である程度読んでいたとはいえ、実際に見るワトスン博士はあのシャーロック・ホームズの相棒を名乗っているというのに、本当にただ着いてきただけだった。彼はいったいなにをしているのか。いや、なにもしていない。そう憤ったものですよ。


 それから一週間、巡回中に何度かあの方々を見かけました。ホームズさんは早い段階で被害者と犯人が顔見知りであったと推理していて、被害者の暮らしぶりから解決の糸口を見つけ出そうとしていたそうです。

「あの方々」と言いましたがね、実際のところはワトスン博士が同行していない日のほうが多かったのです。それがなんだか、私の眼には奇妙に写りました。ほら、小説を読んでいるとあの博士はいつもホームズさんにくっついているように思えるでしょう? そう思うのはあの話がすべてワトスン博士から見た世界だからですよ。彼が見聞きしていないことは書かれない。あのときだってそりゃあ頭では「ワトスン博士も手に職があるのだから」とわかっていましたがね、いやはや、先入観というのは恐ろしいものですな。

 同僚たちはホームズさんを見かけるとわっと子供のように浮き足立っていました。ロンドンは大きな街です。巡回区域だとか、こんなことでもなければ、あの方に会うことなんて本来叶わないですからね。しかし彼は、特にひとりで調査しているときのホームズさんは、人目を避けるようにピリピリと早足で歩いていました。到底話しかけられるような雰囲気ではありません。ですので、ワトスン博士を目印に接触を試みる輩もおりましたっけ。そっけなく袖にされているのを何度か目撃しましたよ。

 私個人としてはまあ、好奇心が疼かなかったかと言えば嘘になりますけども、かといって大した用事もないのに果敢に話しかけに行くような勇気もありませんでしたから、立ち止まって遠目で様子を伺うくらいなものでしたよ。それでも見かけることのできた日は一日中舞い上がっていましたね。仕事も手につかなくて。一介の巡査でしかない私にはホームズさんがどんな調査をし、なにを考えていらっしゃるかなんてちっともわかりませんでした。それが余計にあの方を魅力的に見せていました。目立つ格好をしていなくともどこか人目を惹きつける。私が今更言うまでもないことですが、シャーロック・ホームズにはそういった特別な力があったのです。


 ええ。ええ。だからこそ、不思議でした。なぜなのか。恐れ多くもあの数日間、私はそればかり考えていました。私の同僚もみな、おそらく似たようなことを考えていました。正直言いますと、今でも結構な数の人間がこう思っていると信じていますよ。

『ジョン・ワトスン博士。なぜ、シャーロック・ホームズの相棒は自分ではなくあの男なのか。なにもせず、ただ居るだけのあの男にいったいなにができるというのか』

 そういえば、ぶしつけにも実際に本人へ聞いてみる人間も居ました。いいや、ホームズさんにではありません。さすがにそこまで無謀ではありませんとも。ワトスン博士にです。ええ、もっと失礼な話です。

 しかし、彼は怒るでもなく嘆くでもなく、笑ってはぐらかしたそうです。

『そう言ってもらえるならば、作家冥利に尽きるというものだ。主人公を魅力的に描くというのはそう簡単にできることではないからね』

 さて、ようやく本題に入れますな。なにって、私がなぜ警部を目指しているのかという話です。ちと面倒になってきたという顔ですな。ですがね、ここまできたら最後まで付き合ってくださいよ。なんのつもりか知らないが、聞いてきたのはあんたなんですからね。




 その日は、あの方を最初に事件現場で目撃してから一週間後のことでした。私は朝から無性にむしゃくしゃしていて、正規の巡回ルートから外れてソーホーの入り組んだ路地を歩いておりました。あのあたりは昼間でも薄暗くならず者も多くいますが、酒の美味い店も多い。それなりに真面目な私はこっそり一杯引っかけてまた勤務に戻ろうと思っていたのです。

 その影を見たのは偶然でした。平素ならば気付きもしなかったであろう違和感がどうにも振り払えなかったのも奇妙なことでしたし、巡回に戻らずあとを追いかけたのも気まぐれでした。あるいは足早に歩き去ろうという背の高い後ろ姿に見知った人物の面影を見たのかもしれません。ついて行けばなにかが起こる。未熟な警官としての勘が私にそう告げていました。

 コートの襟を立てて顔を隠し、裾を揺らしながら人目を避けて歩む背中と、その数歩後ろから無言で追いかける私。はたから見れば滑稽な光景でしたでしょうが私自身は必死でしたよ。ついには早足では到底追いつけなくなり、帽子を小脇に抱えた私はそのまま小走りとなりました。そのころには周囲に人気もなくなっていて、ついでに店もなくなって、侘しい路地裏に至っていました。まわりなんか見えちゃいません。興奮と緊張で手から汗が噴き出していました。

 ふいに、前方の男が立ち止まりました。私も立ち止まりました。ゆっくりと彼が振り返るのを、私はささやかな期待と共に待ちました。

 懐から、拳銃を取り出したと知る前までは。

「きみ、あぶない!」

 空気をつんざくような悲鳴がこの鼓膜を貫きました。それが私自身の声だとわかったのは、銃声が聞こえてからどのくらいのことだったでしょう。ともすれば、撃たれる前から恐怖に叫んでいたのかもしれません。左腕に沸いたばかりの熱湯をかけられたような痛みが走りました。私は腰を抜かし、地面を這い、先ほど声のしたほうへと身体を引きずりました。死ぬ。死ぬ。殺される。私が無意識に追っていたのは探偵ではなく、犯人のほうだったのです!


 私は必死でした。まともに動かぬ脚で地面を蹴って、じたばたと赤子のように腕を振りまわしました。口からは言葉にならない金切り声とあぶくが落ちてキンキンと私の耳を反響しています。「死にたくない!」ただそれだけが頭を支配していました。ただでさえ暗く霧深い空だと言うのに涙で曇りまったく前が見えません。なのに、相手には私のことがはっきりと見えているようでした。

 冷たい銃口が狙っていました。鋭い殺意がこの身体に覆いすがってくるのを、焼けつくように痛む肌が感じ取っていたのです。私は足掻きました。なんとか死から逃れようと這いずって、虚空へ腕を伸ばしました。銃声が一発、いや二発だったか、聴こえたと思います。もう怖くて。怖くて。徐々に身体がこわばり、動けなくなってきました。ええ、あそこまで強烈に死を感じたことは後にも先にもないでしょうな。

 足が縺れて、転んで、私は目を瞑りました。すると、やにわに物陰から伸びてきた手が私を強い力で生へと引き戻してくれたのです。


 引っぱられるままに走り、ジグザグと路地を抜けました。どこを走っているのか自分でももうよくわかりません。しかし、腕を引く手が離れ、あらためて立ち止まったとき、濡れた視界から殺人者が消え、建物と建物の隙間に隠れられたことを知り安堵しました。そうして、地べたにへたりこみ顔を上げた私はようやく、先程の声の主の正体を知ったのです。

「もう平気だよ。あとは任せたまえ、巡査」

 そこには壁に背中をぴたりとつけ、リヴォルバー片手に敵の様子を伺いながら、こちらに笑いかける男が居ました。私は彼を知っていました。あの方、ジョン・ワトスン博士ですよ。

 彼は銃をかまえたままに腰を落として、傷口を押さえていた私の手を自由なほうの指でそっと引き離しました。患部の近くに触れて、視線を素早く走らせて、小さな声で言いました。「よかった。かすっただけみたいだ」と。心の底からほっとしたような顔です。そのあと、彼は私にリヴォルバーを握らせ見張るよう促してから、ポケットから取り出したハンカチーフを手際よくこの腕に巻きつけ止血しました。私は身をすくませて縮こまり、口からは感謝ひとつ出てきませんでした。そんな私を勘違いしたのか、彼はいつものように温厚そうな笑みを浮かべて、それでいて力強く「もう平気だよ」と、繰り返しました。

「とはいえ、いつまでもひとところに留まるのはまずい。巡査、まだ走れるかい?」

 ワトスン博士は言いました。私は唾を飲みこんで、ようやっと動くようになったこぶしを握りました。

「なぜ、助けたのですか。放っておくこともできたでしょうに。よりにもよって私を、私は昨日、あなたにあんなひどい、ことを」

「それだけ喋れるなら平気そうだな。さあ、もうひとふんばりだ。あの足音が聴こえるかい、そろそろ追いつかれるぞ!」

 にやっとワトスン博士が笑いました。それはどこか彼の親友を彷彿とさせる、すばらしい悪事を思いついた少年のような笑みでした。


 私たちは走りました。今度は私も腕を引かれることなく、必死に足を動かしました。ぜえぜえと息が切れ、心臓がはち切れそうになり、舌まで噛みちぎりそうになりながら、それでも不思議と直前までこの身を震わせていた恐怖はもう感じなくなっていました。背中に感じるたしかな足音が私に勇気を与えていたのです。

 ワトスン博士は私を先に行かせて付かず離れず、いつでも引き金を引けるようリヴォルバーに指をかけたままで走っていました。実際、何発か撃ったのではないかとも思います。私は走るのに精いっぱいでしたし、立ち止まって振り返る余裕もありませんでした。ただ、真っ白になった頭の隅でぼんやりと思い出したくらいです。そういえばワトスン博士は元軍人だったと。むしろきっと、あの方が「軍人」でなかったことなんて一度もないのだろう、とも。


 永遠に続くかと思われた逃走劇でしたが、予想に反して唐突にあっけない幕引きを迎えました。理由はいたってシンプル。先頭を走っていた私が道を違えて袋小路に迷いこんでしまったのです。しかしまあ、本能の求めるがまま必死に走り、霧をかきわけ辿り着いた場所が三方を壁と建物に囲まれている行き止まりだったなんて、今思い返しても肝が冷えますな。地獄とはこういう光景のことを言うのだと本気で思ったものです。

 私を奮い立てていた勇気はしぼみ、それまでどうにかこうには押さえつけていた震えが一気に吹き出してきました。ガクガクとひざが笑いました。ですが、胸の内を占めていた最も大きな感情は恐怖ではなく罪悪感でした。

「ああ、なんということだ! せっかくここまで私を守ってくださったのに、助けてくださったのに。役立たずな私の足は、私と彼を、安全な場所まで導くことさえできなかった!」

 私は追いついてきたワトスン博士を見て、おいおいと涙をこぼしました。これまで晒してきた醜態と彼に働いた無礼を思うとなおさら止まらなくなりました。

 謝罪とともに自身に縋りつく私を見て、ワトスン博士は笑いました。それは私の不安を取り除くために作られた無理やりの笑みではなく、紛れもなく本心からの笑みだったのです。

「巡査、もう平気だよ。今日のことも、もちろん昨日のことも気にしちゃいない。言ったろう? きみが昨日放った嫉妬まがいの『当てつけ』は、ぼくにとってはなによりの報酬なんだ。だってほら、今だって、ぼくの言葉は信じられなくとも、彼なら信じられるだろう?」

 医師の指差した方向に、ひとりの男が立っていました。私の服を銃で引き裂き、目撃者を亡きものにしようと執拗に追ってきたかの凶悪犯です。そいつは銃口をまっすぐこちらに向け、今まさに引き金を引かんとしていました。

 しかし、ワトスン博士の笑みは崩れません。銃をかまえ直すこともありません。男の背後にもうひとつ影が迫っていることを、その影が誰であるかを、彼は知っていたのです。


「困るな、彼らに手を出されちゃ。未来ある若者と、ぼくの相棒だ」


 低く、自信たっぷりな、凛と通る声が聞こえました。すかさず男が振り返り銃をかまえました。シャーロック・ホームズはにやっと見覚えのある笑みを浮かべて息を吸い、向けられた銃口にかまわず一歩前へと踏み出しました。

「ウェイブリー・リヴォルバーだな。ワトスンと同じ五発装填式だ。これは友人の口ぐせなんだが、ひとたび銃をポケットに入れたなら、その後はひとつたりとも銃声を聞き逃してはならないそうだ。敵と味方と、それから自分自身のと。それを踏まえたうえで、さあどうする? きみの弾倉はすでに空だが、きみの後ろにいる男はまだもう一発隠し持っているみたいだぞ」

 絶望に縫いつけられた男を横目に呼子が鳴りました。いったいにどこに隠れていたのか、周囲の家々から一斉に同僚が飛び出してきて、あれよあれよという間に目の前にいた男が殺人と殺人未遂容疑で連行されていきました。


 悪夢から醒めた私はあらためてワトスン博士に謝り、それから礼を言いました。最初こそ彼は謙遜の言葉を繰り返していたものの、結局は折れて私の謝罪と感謝を受け取ってくださいました。

 最後に、私は彼へ問いかけました。なぜあそこでホームズさんが現れるとわかったのかと。最初から犯人を袋小路におびき寄せる作戦だったのかと。彼はしばらく困ったような顔をしたあとで、へらりと笑ってこう言いました。

「なんとなく」

 そうして、私は抱いていた夢を諦めました。シャーロック・ホームズにジョン・ワトスンあり。彼の代わりは誰にも務まらないですし、なによりもう二度とあんな目に遭うのはごめんです。

 それから、私は新たな目標を掲げました。シャーロック・ホームズとジョン・ワトスン。ロンドンの偉大なる守護神たちの背中を護るには、警部の地位が必要だ。


 本当になれるかはわかりませんが、ええ、やるだけやってみようと思っています。

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