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冴えない男子高校生の俺がもしも超可愛い「女子高生アイドル」になったなら  作者: いず
第二章 遂にアイドルコンテスト開幕…!
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第24話 悲願の初優勝に向けて…発進だ

新川南高校の複合、そして大谷高校の複合。どちらが勝つのか…それが今この会場内にいる全員に分かった瞬間、それが新川南高校の歌声第一声である。

「こう言っては悪いが…もう格が違う様に見えるな」

新川南高校のチーム力の減少が一番目に見えて出ているのでは無いだろうか。やはりエースメンバーと言える萩さんの離脱は大きい様だ。

まあチームがまとまっていたのも萩さんの力あってだろうし、言葉だけでは言えない難しい問題もあるのかもな。

「そうだね…私たちの実力が思っているより高いのかも知れないけど、去年と比べて新川南高校は全く別のチームみたいになってる気がするかな」

結果発表だ。ただもう結果は分かりきっている気もするがな。

「大谷高校の得点です」

何点が出る…

「得点は…45点です」

一気に会場が大きな歓声に包まれた。45点…これは恐ろしい記録かも知れない。

「続いて、新川南高校の得点です」

どうだ…?

「得点は…34点です」

またもや会場が大きな歓声に包まれた。歓声の中には、新川南高校への落胆の声も少し混じっていた気がする。

一回戦突破の目安が35点だからな…何だか勝ちを素直に喜べない。

「あれ?45点って…今大会、あとボクたちのチームの最高記録じゃないかな?」

「あ!言われて見れば確かにね」

「想定以上の高得点…ですね」

「よしよし、全員よく頑張ったな」

「うん!これで優勝への展望も開けたと言っても過言じゃないね」

「新川南高校に勝った事も重要だが、もっと重要なのは45点という高記録を出した事だな」

「そうそう!これなら優勝も十分狙えるよ」

「それじゃあっ!優勝に向けて頑張っていきましょうねっ!」

「「「「おー!」」」」









PM03:30 新川市体育館にて

前年度チャンピオンの新川南高校を破り、今最も勢いのある(多分…な)俺たちの脅威となり得るのはやはりこの月島東高校だろう。

「月島東高校は脅威だけど、ここに勝ったら決勝は大分有利に進められるんじゃないかな?」

「ああ、そうだ。…まあ負けたら元も子も無いが」

「複合は別に月島東高校が得意とする種目じゃないけど、苦手な訳でも無いから…それなりに高得点を出して来るんじゃないかな」

結果、月島東高校が41点、相手の滝山高校が38点で月島東高校が勝った。

「月島東高校と当たるのは次の次、だから準決勝だね」

「まずはベスト4に向けて頑張っていこう」

今の滝山高校対月島東高校で三回戦は終了だ。

「四回戦の種目は何になるんですかね」

「残ってるのがルックス審査だから…多分ルックスじゃないかな」

「まあルックスで負ける事は無いだろうがな」

「相手の鍋島高校は、いつもベスト8に残るけど四強に勝てないでその先に進めてない感じだよ」

「まあ負けない、というか負けたらいけない感じだな」

でも…ルックスだったら50点取れるかも知れない。…少なくとも対応よりは。

「ただいまより、四回戦の種目を発表します」

「ルックスだな、多分」

「四回戦の種目は…ルックス審査です」









PM04:15 新川市体育館にて

ルックス審査は10分程度で終わるので試合の流れが早い。

「緑川聖高校は…まあ強いよね」

「こう言っては悪いが、苫牧高校は緑川聖高校に比べたら力不足だな」

「じゃあ、もう結果は決まっている様な物なのか?」

「まあ…そうなるな」

「うーん…緑川聖高校はベスト4決定かな」

流石にここで苫牧高校に勝ってもらうのは厳しいな。

「準決勝の緑川聖高校対東牧高校は決定…だろうな」

「あ!ほらほら、始まるよ」

緑川聖高校の凄い所は、全員の実力が等しく高い所にある事だな。

月島東高校も同じようなチーム作りをしているが、東牧高校と新川南高校はそれぞれ府内さんと萩さんが絶対的エースとしてチームをまとめ上げている。

まあ…その絶対的エースを信頼しているからこそ東牧高校は毎年結果を出し続けているんだろうがな。

…俺たちは全員が他のチームのエース並の実力があるから恐ろしいんだが。

「緑川聖高校が強いと言っても、私たちが結局一番レベルだったり積み上げて来た土台だったりは高いと思うけどね」

「それはその通りだな」

「まずは、緑川聖高校の得点です」

まあ…大分高得点だろうな。

「得点は…44点です」

おぉ…思ったより高いな。俺たちも点数を伸ばせるんじゃ無いか?

「次に、苫牧高校の得点です」

まあ、期待はあまりしていない。

「得点は…41点です」

「どっちのチームも点数が伸びてましたねっ!」

「そうなんだよね…これ、何点出るかな」

「俺たちだったら45点は超えそうな気がするな」

この点数の伸びは想定外だったな。多分今大会で俺たちの45点に次ぐ第二位の得点だな。

「でも、後もう二試合くらい見ないと点数がどの辺りで落ち着くかは分からないですね」

大友さん…冷静だな。まあ確かにそうなんだけど。

「一回の時間も短いし、もうずっとここにいるからトイレとか行きたい人がいたら今のうちに行っておいてね」

「「「「はーい」」」」

俺たちの試合が始まるまで後大体30分…一戦も負ける訳には行かない。

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