第16話 大会初日
間違って投稿直前の話を消しちゃうと
「こんなの嘘でしょ…何故なんですか…!」
ってなりますよね。
…なりますよね?(油圧)
6/4 AM06:30 大谷駅 東口にて
ここにこの身体で来るのは久しぶりだな。若干懐かしい…
それにしても…
「うーん…最上さん遅いなって…あれ?」
寝坊…起こしに…と、言うことは…?
「ふんふん…だから…?あーっ!」
「うわっ(波多野)」
「びっくりした(大友)」
「どうしたんだ先輩(結城)」
「急に大声出すからボクたちも驚いちゃったよ(松平)」
「ご、ごめん」
四人で見事な畳み掛けだったな。
「それで、何かを思い出した様でしたけど、どうしたんですか?」
「もしかして綾香ちゃん…」
「「「もしかして…?」」」
「寝坊してるんだとボクは思うよ、きっと」
何その経験者は語るみたいな感じ…まあ俺もそう思ってたんだが。松平さん、ため息はつくなよ…
「とりあえず電話してみる…かな?」
最上さん、最上さんっと…いた。かけるか…
「もしもし?」
「あ!すいませんっ!今大急ぎで向かっているのでもう少し待って貰ってもいいですかっ?」
いやいや…焦りすぎだろ。
「分かったけど…落ち着いてね」
「分かりましたっ」
5分後…
「あっ!おーいっ!」
「ん?あ、きたきた」
「遅れてすいませんでしたぁ…」
「まだ別に大丈夫だし、遅れたって言ってもたったの五分だからね!これで全員かな?」
「「「「はーい」」」」
「じゃあ早速行くぞ」
…
というわけでホームまで来たが、この時間は十分に一本の間隔で電車が来る。あと三十分位したら二〜三分に一本の間隔になるのだがな。
「あと七分位だな」
「みんなは暇つぶしに何か持ってきた?」
「まあ…とりあえずスマホを」
「ボクも」
「私もだ」
「私もですっ」
まあ、そうなるな。
「俺はスマホと…あとこれも」
なに?…ルービック…キューブ?うん…なにしてんの?
「これが面白くてな」
俺が変わり者みたいだから止めてくれよ…
「「「「あははっ!」」」」
…ほらほら。
「間もなく電車が参ります」
「よし、乗り込むぞ」
AM06:45 電車の中にて
まだこの時間はそんなに混んでないな。全員座る事が出来た。通勤快速だから目的地まで普通より早く着くぞ。
…結局みんなでルービックキューブやってるし。今川さんが上手い。あと大友さんも。
俺は全然出来ない。こう言うのが出来る人って凄いよな…
「なんで二人はそんなに上手いの?」
「俺は何となくだな。大体どうしたらいいってのが分かるっていう感じだ」
「私も似たような感じですね」
出来る人と出来ない人の差だな、完全に。
…ん?
「玲奈ちゃん?」
「は、はい?何なのだ?」
既にカチカチじゃん…
「もうちょっと落ち着いて…」
「ほら、結城さんも」
ルービックキューブか。今川さんナイスフォローだな。
一、二、三…
「はい、出来たぞ」
わずか七秒…二人よりももっと上手い人いた。
AM07:05 新川市体育館にて
結城さんも少し緊張がほぐれたようだ。よかった。
「じゃあみんなで種目確認しに行こっか」
「「「「おー!」」」」
…
既に組み合わせ表の周りには大きな人だかりが出来てるな。
「もう結構人がいるな」
「うーん…誰か一人で見に行った方がいいかもね」
「じゃあ私が行きます」
「分かった!唯ちゃんお願いね」
大友さん大丈夫かな?大友さん小柄だからな…人だかりで何処にいるのか見えない。
あ…きた。
「発表しますよ…第一回戦の対戦種目は」
「「「「「対戦種目は…?」」」」」
「…演技、です」
AM07:20 新川市体育館にて
「えーっと…大谷高校の皆さんここに並んで下さい…肝付高校は…」
どこだ?…ああ、そこか。
「じゃあ並ぼうか」
10分後…
「…えー、関係者の皆様には深く感謝申し上げます。そして…」
…長い。高校アイドル協会ってなんだ?そして問題はもう一つ…
「玲奈ちゃん…しっかりして」
「うぅ…人に酔ったぞ」
果たしてそれはメンタルの問題なのか…
「パチパチパチ」
「ほら、もう話終わったから頑張って」
「開会式を終わります。第1試合のチームは準備して下さい」
結城さんがヤバい。
「終わった、終わったから!」
「うっ」
これは酷い。
「と、とりあえず一旦観客席に移動だ」
「「「はーい」」」
AM07:45 新川市体育館にて
「さあ、最近は歌やダンスに留まらず俳優業に挑戦するアイドルも増えてきていますが、そこで大事になるのはやはり演技力!この種目ではその演技力で競って頂きますよぉ」
「あれが名物進行の箕輪さんだよ」
「前もってお渡しした台本に沿ってそれぞれのチームに演技して頂きますよぉ」
「あ!ちょっと玲奈ちゃんが元気になってる」
「何とか…お陰様でな」
「この大会の幕開けを飾るのはぁ…先攻!由良高校とぉ…後攻!浅間高校ですよぉ」
いつ聞いても軽快な語り口調で面白いな。こう言うのがある意味人を惹きつける力なのか?
「波多野君、そういえばいつまで観客席にいるんだっけ?」
「第三試合に緑川聖高校が出てくるから、とりあえずそこまでだな」
「それでは…早速先攻のチームに出てきて貰いましょう!由良高校!」
さあ、いよいよ俺たちの運命の幕開けだ!
…と言ってもまだしばらくやることは無いのだけどな。
前書きのネタが分からなかった人は…ググってください。
分かったメーデー民の皆さんは…なりますよね?(油圧)




