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冴えない男子高校生の俺がもしも超可愛い「女子高生アイドル」になったなら  作者: いず
第一章 学校一と名高い美少女と入れ替わったけど…
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第11話 男の苦労、女の苦労…か?

PM02:30 帰路

「はー…今日も疲れたね」

「特に俺何もしてないけどな」

「いやいや、そんな事ないよ」

「そう言えば、何で今川さんあんなに歌ったり踊ったりできるんだ?」

「身体が勝手に動くというか…身体が覚えてるというか…とにかくそんな感じかな」

ああ…何か俺も身体が思うように動かない気がしていたが…入れ替わってる状態でどれだけ頑張っても元々の身体の状態の時は何も変わらない、って事か。

「…なるほどな」










5/4 AM10:00 アイドル同好会 部室にて

「じゃあ今日はとりあえず一回ダンスを全部通してみようか」

「「「「はーい」」」」

「はぁ…俺のあの努力は俺には何も帰ってこないのか…」

必死に練習したんだけどな。まあ今川さんに俺の努力が継承されてると考えれば…

悪くはない、のか…?

でもな…うーん…

「波多野君?どうしたの?」

ん?

「ああ、いやいや…それで何の用だ?」

「一週間前のビデオを見せて欲しいんだけど…」

「分かった」

10分後…

しかしこの一週間の間でもかなり完成度が上がっているな。松平さんの指導のおかげだな…

アイドルコンテストまではあと一ヶ月って所か。これなら新川南高校にもワンチャンスあるんじゃないか?

…種目によるけど。

「じゃあ…次はファンの人への対応の練習でもしようかな?それもアイドルコンテストの種目の一つだし」

「「「「おー!」」」」

さらに10分後…

何故か俺がファン役になってしまった…まあ楽しいし別にいいけど。

今川さんは流石の対応力だな。松平さんと最上さんも中々上手いな。大友さんは少し恥ずかしさが見えるが、慣れれば治るだろう。

…結城さんは少しキョドりすぎじゃないか?以前チェックした時の対応力の低さが出たな。なんか結城さんの普段のイメージが崩壊するんだが…

「あ、あわわ…」

「玲奈ちゃん…ちょっと落ち着いて…」

一同驚きの結果…ってな。









5/6 PM04:30 アイドル同好会 部室にて

いよいよゴールデンウィークも終わってしまったな。って…おっ?

「うっ…」

ヤバい…男の弱点が…思いっきりぶつけてしまった…

「波多野君どうしたの?」

「いや何も…くっ」

これってどうしてこんなに痛いんだろうな…今川さんの身体の時は無かったから久しぶりの感触だな。

まあ女の人の身体でも胸だの生理だの色々大変な事はあったが…それぞれ男の苦労、女の苦労って所だな。

「波多野君…?あっ(察し)」

ん?…何だか今川さんに妙な目線を注がれてる気がする。もしかして…今川さんもこの経験があるのか…?

「よ、よし!今日はゴールデンウィークにやったことの復習と行こうかな…まずは対応の練習からにしようね…」

「「「「おー!」」」」

10分後…

相変わらず結城さんはアワアワしてるし…どうなの?

「じゃあ次はダンスだね」

「「「「おー!」」」」

さらに10分後…

ゴールデンウィーク前に比べて確実にレベルは上がったな。これは松平さんのお陰だ。

「うん!なかなかいい感じだね」

「もうレベルとしては新川南高校に匹敵するんじゃ無いか?」

「私もそう思うよ!じゃあ次は…歌かな?」

さらにさらに10分後…

こっちもゴールデンウィーク前に比べたら上手くなってるな。これは大友さんのお陰だ。

「これもなかなかいい感じだね」

「そうだな」

「よし!これで全部終わったね!じゃあ…次は演技の練習に入ろうか」

さらにさらにさらに10分後…

やっぱり今川さんが上手いな。結城さんも中々上手い。他の三人も中々いい線を行ってる感じだ。

…結城さんは対応力が超難点だな。

「みんなよく出来てるね」

「中々いい出来だな」









5/7 AM10:00 アイドル同好会 部室にて

「今日は歌の練習にしようか」

「「「「おー!」」」」

しかしそれぞれのセンスが高いな。今年は全員逸材だし。

特に歌に関しては今川さんと大友さんのレベルが凄いな。

ダンスは松平さんが圧倒的だし…

ん?結城さんの対応力?知りませんね(すっとぼけ)

「優勝狙えるよな、やっぱり…結城さんはともかく」

「…波多野君?」

「あ、ああ…どうした?」

「月曜日新川市体育館でアイドルコンテストの大会案内があるから行ってきてくれないかなって…なんか最近波多野君よくぼーっとしてるけど大丈夫?」

「ああ…気にしないでくれ。別に行くのはいいが…俺一人か?」

「それは大丈夫。もう一人誰か行かせるから」

「了解」








5/9 PM04:30 アイドル同好会 部室にて

今日は俺ともう一人別行動だ。新川市体育館でアイドルコンテストの流れ確認などをしなくてはならないのだ。まあ体良く言えば大会案内って所だな。…組み合わせ抽選会の時にやればいいのでは?あと休日にやってくれよ…

「波多野君?必要な物持った?」

「これとこれと…あとこれだな」

「じゃあよろしくね!波多野君、玲奈ちゃん!」

「了解」

「了解だぞ」

何で俺と結城さんが一緒なんだ?本人曰くジャンケンで負けたかららしいが…

45分後…

やっと着いた…意外と遠いんだよな、ここ。

「やっと着いたな先輩」

「そうだな」

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