異能力と地球奪還
この物語は高瀬悠人を主軸として地球を奪還する作戦、そしてその作戦を共に遂行していく仲間との関係を描いた物語りです。
ちなみにこの作品は自分が過去に書いたもののリメイクなので途中で書けなくなるかもしれないのでそこはご了承ください。
―この世界には超能力者と呼ばれる人々と異能力者と呼ばれる人々がいる―
約半世紀ほど前、世界中で知られていた特別な能力というと超能力が一般的だっただろう。
しかし、ここ数年超能力以外の力 ―異能力― を持つ人が現れてきた。
また人々の間では異能力を「魔法」と呼び、異能力者は「魔導騎士」と呼ばれていた。
このような人々は昔からいたのだろうが、最近発生頻度の増加している空間変動や、人類の生物兵器研究の失敗によって現れた非自然性生命体
~通称NNA(NonNaturalnessAbiotic)~ の出現による地上征服から奪還するため人々が国際的に設立した~対NNA部隊~レイドアームズ(通称URA)~での活躍によって多くの人々に知られるようになってきただけなのかもしれない。
また、上で挙げたような事案による世界の危機を解決するために異能力の研究も各国で進められるようになった。
現在、この研究により異能力者は生まれながらにして力を持っているということが分かっている。
また、相性の合う二人以上でチームを組み作戦を実行することで互いの魔力が相互に干渉し合い力も上昇するということまでわかっている。
これだけ聞くと普通の人間も力を持つことは不可能だと思われるかもしれないが、しっかりとした訓練を受け、勉強をすれば異能力を持つこともできる。(もちろん力を持って生まれた人に力は劣るが…)
そして異能力研究によって明かされたもの、それは属性である。
ほとんどの異能力中、現時点で確認されているものは、広い範囲だと攻撃、防御、支援、無属性の4種に分類、また、無属性を除く3つの中にそれぞれ 火、水、地、闇、光 の5属性が分類されている。
そして、無属性には 空間操作、時間操作、重力操作など、限られた異能力者にしか発現しない力が含まれており、固有能力と呼称されている能力である。
また、この固有能力はこれから先にも増え続けていくと考えられている。