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プロローグ
この物語はflag systemさんの「戦恐世界のサイコニスト ‐創世の咎人‐」と同一世界・時間軸で進んでいます。(あらすじ参照)
微妙に連携しきれていない点もあると思いますが、その時はそっと教えてくれるとありがたいです。
超能力。
それは、科学では合理的に説明できない超自然的な力。
しかし、そんなものを誰も本気では信じなかった。
そう。信じなかったのである。
2020年夏。東京オリンピックに燃える日本で超能力は発現した。
人は一人一つ以上の能力を持つ「超能力者」となり、世界中でその正体が研究された。
そして、時は流れて2108年。「彼」はとある学校に入学する。
このときはまだ誰も気づいていなかった。
これが人類最「恐」の兵器と化すことを。
人類は最悪の兵器を生み出してしまったことを。
次から主人公が登場します。